英語の動画で「ガメラ」を!

外国の動画ですが、「ガメラ」!
いや~、夏は特撮の季節ですね、って夏休みの子供じゃないって?

「ガメラ対バルゴン」、英語の解説です。
きゃー!これです、これ!
1分53秒あたり、バルゴンの背中から発される、これが、「殺人虹光線」です!
でも3分45秒あたりは、バルゴン、自分の虹光線で反撃されてる~。





「ガメラ対ギャオス」
1分55秒、ヘリコプターがギャオスの光線で真っ二つではないですか!



ギャオス、お城も真っ二つに!
5分39秒、これですね、私が覚えていたのは。
夜明けを前に衰弱していくギャオス、噛み付いて離れないガメラ。
あ、ほんとです。
ギャオスの頭が赤くなっていく!
ギャオス、ぴーんち!



「ガメラ対バイラス」
バイラス星人がどんどん、合体して行って巨大化していく~!



そういえば、「宇宙怪獣」とか「宇宙」ってつくと、怪獣のスケールが大きかった気がします。



「ガメラ対ギロン」
2分11秒、スペースギャオスが!
しかし悲しいほど、あっさりと…。




ありがたや、Youtube。
こんなに喜んじゃって、どーするんでしょうか、私!
ああ、懐かし~!

追記:ガメラ対ギロンの映像がバイラスのものになっていました。
お詫びして訂正します。
 
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ココだけの話 「鎌男」#193

夏だからちょっとホラーなお話を。
ココだけの話 「鎌男」。


食べ放題の店から2人のOLが出てきた。

「もうダメ、私、お腹爆発しそう」と言うのはノリコ(松尾れい子)、「いくら食べ放題だからってね、詰め込みすぎなのよ、あんた」と笑うのはハツエ(竹内結子)。
ノリコは「でもさ、元取らないともったいないじゃない?」と言った。

お腹をさすっているノリコにハツエは、「それよりさ、これからどうする?もう一軒行こうか、飲みに!」と言ったが、ノリコは「もう無理。私これ以上食べらんないよ」と答えた。
「じゃあさ、せっかくだからうち来て飲まない?」と言うハツエにノリコが「嘘、いいの?」と言うと、ハツエは「何で~?別に男が待ってるわけでもなしさ、気なんか遣うことないじゃないよ~」と言った。
「だったらお言葉に甘えて、行っちゃおうかな」と言ったノリコにハツエは「決まりだね」と言って、タクシーを止めた。

タクシーは片側が森になっている、狭くて暗い道で停まった。
タクシーを降りたノリコは、お腹が一杯で苦しいと言った。
そしてノリコはハツエに、「それにしても、ずいぶん静かなところに住んでるね。あんたさ、1人でこんなとこ住んでて怖くないの?」と聞いた。

ハツエの住んでいるマンションは、確かに閑静な場所にあった。
「だって教われたりしたらどうすんの?」と言うノリコにハツエは笑って、「心配ないって」と答えたが、ノリコが「笑い事じゃないって。この間もさ、私の友達が…」と話し始め、2人は階段を登ってマンションに入っていった。

2人は、ハツエの部屋のドアの前にいた。
トイレに行きたかったノリコは、ハツエを「早く早く」と急かした。
ハツエがキーを鍵穴に入れて回すと、ガチャッという音がした。
ドアを引っ張ったハツエだったが、ドアはそのままで鍵は開いてなかった。

「あれ?」と戸惑ったハツエにノリコは「も~お、早くしてよ」と言った。
ノリコに急かされたハツエは、首をかしげながらももう一度、鍵を入れて回した。

ドアが開き、暗い部屋の中、ノリコがトイレに急いだ。
ハツエは「段差あるから気をつけて」と言ったが、ノリコは段差につまづき、前のめりになった。
トイレからノリコは「ねえ、あんたさあ、夕べ男連れ込んだでしょ」と言ったが、ハツエは、「はあ?何言ってんのそんなもんがいるぐらいだったらねえ、土曜の夜に女同士で食事なんか行くわけないでしょ?」と言った。

ビールにする?というハツエにノリコは、もう飲めないから、焼酎のお湯割りにしてくれと言うと、ハツエはお湯を沸かし始めた。
ノリコは相変わらず食べ過ぎで「苦しい~」と言って、ハツエの部屋のベッドに倒れこみながら、スカートのホックを緩めた。

ふと顔を上げたノリコは、ハツエの化粧台に立てかけてあったアルバムに目を留めた。
「あれ、これ、高校の時の?」と化粧台の前に座り、ノリコはアルバムを手にとってめくりはじめた。
ノリコの胸から上が、化粧台の上に置かれた鏡に映る。

この前、実家に行った時に持ってきたと言うハツエに、ノリコは高校の時の写真を見ながら、「みんな信じらんないぐらい、若いよねえ」と言った。
「当たり前じゃない、高校卒業してから何年経ってると思ってるのよ」と言いながら、ハツエは焼酎のお湯割りを作っていた。

ノリコは「ねえ、最近、陽子とかと連絡取ってる?」と友人の話を出した。
ハツエは「あー、取ってないねえ。あんたは?」と聞いた。
すると、ノリコから返事が返ってこない。

ケトルにお湯が沸き、グラスを2個と焼酎を持ってハツエが「お待たせ~」とやって来た。
しかしノリコの返事はない。
「ノリコ?」と、ハツエが声をかける。
ノリコは何故か黙って、正面を見て座っていた。

黙りこくっているノリコの様子にハツエは、「気分でも悪いの?」と聞く。
ノリコの胸から上が、正面の鏡に映っている。
鏡の中のノリコには、表情がなかった。

隣に来たハツエの顔も、鏡に映る。
ノリコから返事はない。
鏡の中のノリコの顔を見たハツエは、「顔色悪いよ、大丈夫?」と言った。
ノリコは口を一文字に引き締めて黙っていたが、鏡の中からハツエに「大丈夫」と答えた。

「あ、そ。ならいいんだけどさ」と言ってハツエはノリコに「はい」と、グラスを渡した。
だが、ノリコはまだ心ここにあらずと、いった感じだった。

グラスを持たされたノリコは、深刻な顔をしてグラスを持ったまま動かなかった。
やがて目を閉じ、再び開けて恐る恐るノリコは振り向いた。
そして心持ち、顔を引きつらせるととまた前を向き、化粧台から立ち上がってこたつの前に座った。
座ったノリコの肩が、こわばっている。

「はい、かんぱーい」と言ったハツエだが、ノリコはグラスを握り締めたまま、座っていた。
ハツエがノリコのグラスに自分のグラスをつけて乾杯したが、ノリコは両手でグラスをきつく握り締めていた。
その手が震えて、グラスの中の焼酎が揺れる。

ハツエが飲んでいる横で、ノリコは震える手でグラスを口に持っていけず、そのままグラスを上下させていた。
「…ほんとに大丈夫?」と聞いたハツエに、グラスを持ったままノリコは下を向いて無言でうなづいた。

ハツエがグラスの中の梅干を潰し始めた横で、ノリコはやっと両手で握り締めたグラスを口まで持って行った。
ずっと黙ったまま、ノリコは何か考えているようだった。
一口、焼酎を口にしたノリコは「私…、おにぎり食べたい」と言った。

「ええ?」とハツエは驚く。
「おにぎり、あんたも食べたくない?」と言うノリコにハツエは、「何言ってんの?」と呆れた。
「ねえ、食べたいよね、食べたいでしょう、食べたいよね」と早口でまくしたてるノリコにハツエは「いいえ、私は結構です。あんただってさっきまでお腹一杯で苦しいって言ってたじゃないよ」と言った。
ノリコは黙った。

「本気で言ってんの?」とハツエが言うと、ノリコはうなづいた。
「信じらんない!」
ノリコは顔を歪ませながら、「私、ほんとに食べたいんだもん」と言って、ハツエの顔を見た。
何故かすがるようなその目に、ハツエは困りながら「わかった」と言って立ち上がった。
するとノリコはコートとバッグを持ち、ハツエのところに飛んできた。

「どこ行くの?」と言うハツエにノリコは「コンビニ。私も一緒に行くよ」と答えた。
ハツエは呆れると、「やあねえ、違うわよ。今朝の残りご飯があるから、それで作ったげるね」と言った。
そして自分の持っている梅干を見せて、「梅干とおかかでいいよね?」と言った。

ノリコは目を丸くして、「いや!」と言った。
その語気の強さにハツエが振り向いて「おにぎり食べたいんじゃなかったの?」と言うと、ノリコはちょっとドギマギしたが、「私の食べたいのは、コンビニのおにぎりなの。コンビニのでなきゃダメなのよ」と言った。
「おにぎりなんて何だって一緒でしょう?」と言うハツエに向かってノリコは「違うよ、あんたの作ったおにぎりとコンビニのおにぎりじゃ、全然違うよ」と訴えた。

ハツエは口をへの字に曲げて、「あ、そう!そんなにコンビニのおにぎりが食べたいんだったらね、あんた自分で買いに行ってきなさいよ!」と怒ってこたつに戻った。
焼酎を飲むハツエにノリコは「私、1人で?」と言うと、「決まってるでしょ」と言うと、ハツエは顔をそらした。

ノリコは「嫌よ、私1人で行くなんて、絶対に嫌よ」と言った。
ハツエは「じゃあ、私ので我慢しなさい。いいわね?」と聞き分けのない子供に言い聞かせるように言うと、また立ち上がった。
キッチンに行ったハツエに向かってノリコは「私、あんたが作ったおにぎりなんて絶対に食べないからね」と言った。

「何ですって?」とのりを持って振り向いたハツエにノリコは、「私はコンビニのおにぎりが食べたいのよ!」と言った。
「だったら勝手にすれば?!」とハツエは怒った。
「私だってね、あんたに付き合ってコンビニに行くなんてごめんなんだからね!」

「…そんな。怒鳴らなくったっていいじゃない」とノリコはハツエの剣幕にうつむいてしまった。
「あんたが勝手なことばっか言うからでしょうが!」
ノリコは視線を落とし、それから目が横に泳いだ。

「あんたね、そんなワガママばっかり言ってると、いつか友達なくすよ!」と言うとハツエはベッドに座った。
その途端、ノリコが怯えて肩をすくめる。
「佐久間さんの事だってそうだよ」とハツエが話し始める。
「あんたが勝手なことばっかり言ってるから、だから振られたんじゃないよ」

それを聞いたノリコは「それとこれとは…」と言いかけたが、ハツエは「いいえ、関係あります!モコやツネがあんたと距離を置いたのだってね、あんたのワガママな性格についていけなくなったからでしょう!」と言った。
ノリコの視線はハツエからハツエの足、そしてハツエの足元へ落ちる。
ハツエの足首の辺りは、ちょうどベッドと床の隙間の暗闇だった。
「違う?!」

ノリコはハツエの足元を見て、もじもじしている。
「この際だから言わしてもらうけど。私だってあんたのそういうところ、腹に据えかねた時だってあるんだからね!」
ノリコは肩をすくめながら、ハツエを見る。

「2年前、パリに行った時。結局何だかんだ言ってあんたの買い物にばっかり付き合わされてさ」
ハツエの文句が続くが、ノリコは怯えた視線でハツエの足元を見ている。
「私の行きたいところへなんて、どこにも行けなかったよ!」
ノリコの目に涙が光る。

ハツエの怒りは収まらない。
「ルーブルやノートルダムを見たり、カフェでのんびりお茶をしたり。そういうことがしたかったの、私は!」
ノリコの目がまた、ハツエの足元に落ちる。
「それなのにあんたったら、ブランド品にしか興味がなくてさ。あんなことになるってわかってたらね、あんたとなんて行くんじゃなかったわよ!」

ノリコが涙をこぼす。
「そんなこと、今、言わなくたって…」
ノリコがしゃくりあげる。
「ひどいよ、そんなの…」

ハツエがノリコが泣き出したのを見て、ちょっとひるむ。
「ひどすぎるよ…」
ハツエが肩を落として「ごめん」と言う。
ノリコの側に来たハツエは「言い過ぎた。悪かった」と頭を下げた。
「もう二度と言わないから」と言ったハツエはベッドの下に手をやった。
その時、泣いていたノリコの目が恐怖に見開かれる。

ハツエは後ろ向きのまま、ベッドの下に手を入れて探っていた。
息を詰めているノリコにハツエはティッシュの箱を探し当てると、ティッシュを数枚取り出してノリコに渡した。
「涙拭いて」
ティッシュを受け取ったノリコにハツエはもう一度、「ほんとにごめん」と言った。
ノリコは涙を拭きながら、「いいの」と言った。
しゃくりあげながらも、「気にしないで」と言う。

顔を上げたノリコは、「それより」と言った。
「うん?」と聞いたハツエの顔を見たノリコは、「おにぎり買いに行こう」と言った。
ハツエの口がぽかんと開かれる。

「お願い!二度とワガママ言わないから。最後のお願い聞いて!」
ノリコの言葉にハツエが口を結んで黙る。
「ハツエ~!」
ノリコがすがるような口ぶりで、ハツエにお願いする。
「…わかった」とハツエが諦めたように言って、「でもこれが最後だからね」と立ち上がる。
ノリコが笑顔になる。

そしてノリコは鋭い目でベッドの方を向くと、コートとマフラーとバッグを掴み、玄関に走る。
靴を履き、急いでドアを開けようとしたが、ロックがかかっていた。
「ねえ、まだ?もう、そんなコートなんかいいから早くしてよ!」と言うノリコにコートを着たハツエが来て、「うるさいな、急かさないで、ああ、やるやるやる」とロックをはずした。

ハツエがロックを外すと、ノリコは転がるようにハツエを追い立てて外に出た。
走ってエレベーターの前まで行くとボタンを押し、後ろを振り向いたノリコはそれでも待ちきれず階段を降り始めた。
「ちょっと、ノリコ!」
ノリコを追ってハツエも階段を降りた。

外に走り出たノリコは道路に出て、左右を見渡した。
「一体どういうつもりよ」と、息が上がったハツエにノリコは「電話は?警察はどこ?」と言った。
「あんた、何言ってんの?」と言うハツエにノリコは「いたの」と言った。
「ええ?」と苦しそうなハツエにノリコは、「気づかなかった?」と聞いた。

「いたのよ、あの部屋に」。
「いたって何が」。
「最初は、あんたが連れ込んだ男かと思ってた」

ノリコが最初に部屋に入って躓いた時、転んだ目の前のトイレにタバコの吸殻が落ちていた。
それを見たノリコは、にやっとしたのだ。
「それに。あの鍵も!」
最初にハツエがドアの鍵を開けた時、開けたはずのドアは開かなかった。
逆に鍵がかかってしまい、もう一度ハツエは鍵を開けて、そしてドアは開いた。

「だから?」
「開いてたのよ、最初から!あいつはそこから入ったのよ!」
「ちょっと待って。私にもわかるように説明してよ。あいつって誰?あんた、さっきから何のこと言ってるの?」

「ほんとに、気づかなかったの?」
「はあ?」
「いたのよ、ベッドの下に!」

ぽかんとしているハツエ。
「誰が」
「…鎌を持った男が!」

ハツエが、お湯割りを作っていて、突然、ノリコの返事が返ってこなかったあの時。
アルバムを見たノリコが顔を上げて鏡を見ると、ベッドの下から、光る何かが見えた。
ノリコの目は、その光るものに吸い寄せられた。
それは鎌だった。
鎌と、それを持つ男の手。
ノリコは思わず口を手で覆った、悲鳴は出なかった。


ノリコの上に、ハツエの笑い声がかぶさる。
ハツエとノリコは、ハツエの部屋で焼酎のお湯割りを飲んでいた。
「なーによ!」と、むくれるノリコ。
そう、これまでの話はノリコの話だったのだった。

そして、ノリコのその怖い話に、ハツエは大笑いしていたのだ。
「そんなに笑わなくたっていいじゃない」と言うノリコにハツエは、「だって鎌男なんてさー。大体どうして鎌なんですか~?どうして鎌なんですか~!」とふざけて大笑いした。

「だから!ほんとの話なんだってば!」とノリコは言ったが、ハツエは「嘘、嘘。そんなのね、口裂け女とか何ちゃっておじさんと同じで噂よ、バカだね、あんた、ほんとに」と言って「あ~、おかしい。飲んじゃおう今日は」と、どんどん焼酎を飲み始めた。

するとノリコは時計を見て、「あ!私、そろそろ帰るわ」と言った。
「え?もう?どうせなら泊まっていけばいいじゃん」と引き止めるハツエに、「そうしたいのはヤマヤマなんだけどさ、明日もいろいろあるし」と言って、ノリコは立ちあがった。
「そうお?」と言いながら、ハツエはノリコを見送った。

ノリコが帰った後、ハツエは化粧を落としながら、また「鎌男ねえ…」と言って吹き出した。
だが、顔を上げて鏡を見たハツエは凍りついた。
ベッドの下に光るものを、見つけたからだ。

振り返ったハツエは恐る恐る立ち上がると、ベッドに近づく。
怯えながらもベッドの下に手を伸ばし、一気にその光るものを引っ張る。

それはアルミホイルを細長く折った、ゴミだった。
ふっと安堵のため息をついて、ハツエは苦笑しながら再び鏡の前に戻った。
丁寧に化粧を落とすことに集中しているハツエの背後のクローゼットが少し開いていた。
その中からは、鎌を持った手がのぞいていた…。



一時期、流れましたよね。
この鎌男の都市伝説って。
私が最初に聞いたのは、姉妹で帰ってきて、妹が突然アイスクリームが食べたいと言い出し、やっとのことで姉を外に連れ出す。
そして妹が話したことが、ベッドの下に鎌を持った男がいた、という話でした。

うまいのは、タクシーを降りてノリコが話し始めた時、画面が変わってハツエの部屋のドアの前になる。
その時、画面の感じがちょっとだけざらついた画面に変わっているんです。
あれ?と思ったけど、気にせず視聴。

そして外に出てノリコが鎌男の存在を告げる…、ノリコの悲鳴を上げそうな顔…にハツエの笑い声がかぶさる。
画面の感じがざらついたものから、元の画面に戻って、ハツエの部屋。
つまり、これまでの怖い話は、ノリコの話だったんだ。
しかしこれだけでは、ただの都市伝説の紹介。

ノリコは帰り、一人になったハツエが思い出し笑いしていると鏡に映る背後に光る何か。
そんなにまで笑うほどおかしい話でもないだろうに。
しかし、一人になってシチュエーションが鎌男にかぶると、さすがに怖い。
ドキドキしながらベッドの下に、思い切って手を伸ばしたら、単なるゴミ。
な~んだ、これで本当に終わりかな、と思ったら、クローゼットの中に鎌を持った手が見えている…というオチ。

これは怖い。
1人暮らししているがこのドラマ、深夜に見たらかなり怖いと思う。

ハツエはこの後、どうなっちゃったんでしょうか。
気がつかないで寝ちゃったら、そのまま無事?
それとも鎌男が出て来る?
ハツエがクローゼットを開けたら…。

そもそも鎌男って、何しに来るんでしたっけ?
私が聞いた話では、その鎌を持った男は近所の精神病院を脱走してきた男で、通報後、無事捕まった…ということだったんですけど。
こういうのって、いろんなパターンができるようですね。

鎌男と同じ都市伝説の「口裂け女」っていうのも、一時ものすごく全国を駆け巡った話ですけど、一体なんだったんでしょう。
同年代に聞くと、その当時、住んでいた地域を問わず、みんな知ってます。
口裂け女の為、集団下校した学校もあったらしいですね。
思春期の不安定さを象徴している話とも、言われていますが…。

私の行っていた中学では、昨日、口裂け女にKくんというクラスメートが襲われたって話になったんですが、確かにその日、Kくんは休みだったんです。
翌日投稿してきたKくんは、「口裂け女に追いかけられたんだって?」とみんなに聞かれて、「風邪だよ…」と驚いてました。

口裂け女ほどのブーム?にはなりませんでしたが、一時、あちこちで囁かれた都市伝説「鎌男」。
これはそれをうまく題材にしたドラマでした。
う~ん、やっぱりかなり怖い。 

VIP来日の思い出

余計な話。

ゴルバチョフ来日の時は、先輩がずーっと窓の方を見ているなと思ったら、「来た!」と叫んだことがありました。
何かと思ったら、「ゴルバチョフの車!大統領専用車、ジルよ!」と。
先輩、ずっと待ってたんですね!
でもその一声で私たちも「どれどれ?!」と窓によって、大騒ぎ。

「きゃ~、ゴルビー!」
「北方領土返して~」
「声が渋い~!喋って~!」とか騒いでたんですけど…。
日本のバブル期のOL…。
いや、私の周り…。
いや、私と私の周り…。

そういえばパパ・ブッシュの時も「来たね~!」と言って、あの車の行列を見ていました。
何台も同じ車が来て、「あの中のどれかにいるんだよ」と言っていたんですが、課長が「実は一番最後のトラックにいるんだよ」と。
…ほんと?
パパ・ブッシュにはOLは、「大統領だからって、野菜ぐらい食べた方がいい!」「零戦に撃墜されたからって日本に意地悪しちゃイヤ~!」とか声をかけていました。

私たちはビルの上の方から見ているんですが、各国のVIPさんが来る時は、あちこちのビルの屋上にSPさんがいて、物々しい雰囲気になります。
ゴルバチョフの時は、相当な数がいましたね。

課長「長い筒持ってきて、下に向けてみて。SPさん来るかもよ」。
…何でそんな波風立てるようなことを!

川村カオリさんの訃報

歌手の川村カオリさんが、亡くなられました。
闘病されているのは知っていましたが、やはりショックです。

川村さんは、80年代、新宿ロフトなどに良く出演していたパンクバンド「スタークラブ」のヴォーカルの妹分みたいに言われていました。
この頃、新宿や渋谷のライブハウスで友人に誘われて、パンクバンドのギグもしょっちゅう見ていたので、しっかり覚えています。

この友人の1人が、先日亡くなられた山田辰夫さんの映画「狂い咲きサンダーロード」の石井聰亙監督の次回作、「バースト・シティ 爆裂都市」にもエキストラ出演しています。
確かにこの友人が好きだったのは、「スタークラブ」より「スターリン」だったんですけどね。
「だから何」という感じかもしれませんが、つまり、80年代から何となくでも、なじみがあった方・2人の訃報に接してしまって、何だか悲しいです。

そのうち、川村さんは「I'll Be There」と歌いながらJALのキャンペーンのCMに出るようになりました。
ショートカットが似合っていて、青い海をバックにした綺麗なCMでした。
おお、メジャーだ!と感動しました。



土屋アンナさんを最初に見た時、川村さんに似ているなと思い、やはりロシアの血かな、なんて悠長なことを思っていたのですが…。
川村さんはハーフであることで、相当つらい思いもしていたようです。
でも私は川村さんの方が土屋さんより、やわらかい感じがしましたね。

旧ソ連大統領ゴルバチョフ来日の際は、晩餐会にも出席したそうです。
川村さんは自分なりのペースで、考えで活動しているようで、このまま自分なりの音楽の道を歩んで行く方だと思っていました。

ただ、川村かおりから川村カオリに改名した時、改名しない方が良かったと言った姓名判断の方がいましたんですね。
だから、闘病していたと知った時は、ショックでした。
頑張って欲しいと思っていました。
活動の再開を知った時は、良かったなあと思ったのですが…。

そして訃報を聞き、昨日ニュースを見て、やはりショックを受けました。

心よりご冥福をお祈りします。
どうか安らかに。


追記:大韓航空機撃墜事件の時、ボリショイバレエのチケットをいただいたので観に行ったのですが、会場の周りは街宣車が列を成し、殺気立った人が一杯。
観客の私たちでさえ、警備の人がついてくれて会場入りしました。

その時、「人殺しのバレエを観るのか!」「日本人が殺されてるんだぞ!わかってるのか!」と怒鳴られました。
「ああ、大韓航空機事件が…」「こんな時にバレエ、観てはいけないのだろうか?」と思いましたよ。

会場にいた、ロシアの人たちの不安そうな顔…。
ボリショイバレエの観客でこれですから、川村さんへの風当たりは想像するに相当なものだったと思います。

心よりご冥福をお祈りします。

「家族にはなれないのよ」 任侠ヘルパー 第3話

第3話。

その日、りこは休みを取っていた。
黒沢は「あんな怖い女のどこが良いんだ」と言うが、三樹矢は寂しがる。
りこの休みの理由は二本橋によると、身内の一周忌ということだった。

りこは寺で法要を終え、外に出てきたが、表にいる四方木組の十数名は、りこを見てあからさまに侮った態度を示していた。
「言いたいことがあるなら、ハッキリ言いな」と凄むりこだが、そこに若頭・久米(田中哲司)が来る。
「てめえら、仕事が終わったらさっさと戻らねえか」と言う久米の一言で、反抗的だった組員たちは散り散りになる。

久米はりこに、「勘弁してやってください、久々にお美しい姿を見たんで浮き足立ってるですよ」と言った。
そして久米は最近、四方木のシマで素人がクスリを売買していると言い、組がクスリを取り仕切るべきだと言った。
だが、りこはクスリには手を出すなと言い渡す。
そんなりこに久米は、「研修頑張ってくださいね」と言い、幹部の座を得てくるようプレッシャーをかける。
表面上は平静を装ったりこだが、内心は焦っていた。

りこが組長を務める四方木組は由緒ある組で、代々直系の身内が跡を継ぐことになっていた。
それは「隼会」の傘下に収まった今でも同じで、一年前、組長がなくなった後は古参の組員たちによってりこが継いだ。
だが六車によると、納得している組員ばかりではないと言う。
新参の組員には反発する者も多く、実権は徐々に久米が握りつつあるらしい。
更に若い女性のりこが組長ということで、他の組もなめてかかっているとのことだった。

朝、ある家の前を犬を散歩して通りかかった老人が、家の中で何かが割れる音に立ち止まった。
不穏な音がその家からは聞こえてきていた。
そして、家の中では老女が縛られていた。

法要を終えて戻ったりこは、率先して「タイヨウ」の仕事をやる張り切りぶりだった。
そこへ「タイヨウ」にデイサービスの老人たちが到着したが、中の1人がある老人が自宅で虐待されているので助けてくれ、と訴えていた。
虐待の疑いがかかった老人は、渡辺節子(森 康子)といい、「タイヨウ」と契約をしていたが、最近は全く来なくなっていた。
その理由は孫の高志(忍成修吾)が、節子と一緒に暮らして面倒を見ることになったということだった。

晴菜が節子の家に訪問しようとするが、ちょうど夜勤になってしまっていた。
するとりこが訪問を申し出る。
そして、彦一も付き合わせることになった。

りこと彦一が節子の家を訪問すると、孫の高志が応対に出た。
高志によると、もう節子は寝てしまっていると言うことだった。
「こんな昼間に?」と言う彦一に、「年寄りですからね」と高志は答えたが、その時、台所で音がした。
ふすまを開けると、節子が水を飲みたくて、コップを洗おうとしているところだった。
高志は節子に部屋に戻るよう、うながしたが、節子は「これだけだから」と洗い始める。
その時、高志の携帯電話が鳴って、高志は話をする為に台所を出て行った。

暗い台所で電気をつけた方が良いだろうとりこが電灯のスイッチに手を伸ばした途端、りこが挙げた手に怯えた節子はコップを落とした。
あわてて水を拭く節子の腕には、赤黒い、縄の跡と思われるあざがあった。
りこと彦一が帰った後、高志は節子に「てめえ、何かちくったのか!」と詰め寄っていた。

「タイヨウ」に戻った彦一とりこは、節子が虐待を受けているのではないかと言う。
しかしヘルパーの和泉には、虐待の判断も保護も難しく、本人が助けを求めない限り、介入はなかなかできないと言われる。
節子が気がかりなりこは、節子の家を訪ねるが、節子は扉を開けず、玄関のガラス越しに応対するだけだった。
りこの姿を玄関前の道路から見た高志は、りこの帰る姿にあからさまに不快な表情をしていた。

それでもなお、りこは毎日、節子の家を仕事が終わった後、訪ねていた。
何回目かの訪問で、りこがお菓子を持って来た時、節子はついに扉を開けた。
それからはりこは玄関に入って一緒にお茶を飲んだり、上がりこんで節子の肩をもんだりするようになった。
そして節子は「おばあちゃん」と呼ぶりこに、「おばあちゃんはやめて。節子さん、って言って」と言う。
「節子さん」。
2人の気持ちが徐々に通い合っていく。

だが高志は晶の「ハートフルバード」に直接、りこが訪問することに対しての苦情を訴え、これ以上りこが来るようなら契約をやめると言った。
園崎や和泉は頭を悩ませる。

タバコをふかしている彦一の横で、涼太はパンチの練習をしていた。
そこへ通りかかったりこが、腰を入れるんだよと教えてくれた。
節子は息子夫婦と絶縁状態だったが、高志もまた、親とは絶縁状態で1年前に節子のところにやってきたようだった。
何をして働いているのか、よくわからないらしい。

彦一はりこに頭を冷やすように忠告するが、りこは「あのばあさん、ほっとけるかよ」と、逆に彦一を「小さい男だ」と言う。
そこに晶がやってきて、りこに「私たちには助けられない」と言って、余計な介入はやめるよう言うが、りこは「私がプライベートに何しようが勝手だろ」と聞かない。
「小さい」と言われた彦一は、三樹矢に当たる。
晶は晶で、涼太が彦一になついていることを気にしていた。
「学校や塾に友だちがいるでしょう」と晶は言ったが、涼太は首を横に振った。

ある日、りこは節子の家を訪ねるが、応対がない。
留守にしては様子がおかしいと思ったりこの耳に、何かが割れる音が入った。
りこが片っ端から窓を開けようとすると、居間の窓が開いた。
家の中に入ったりこは、節子の名を呼ぶ。
節子は台所の床に座り込み、割れて散乱した食器を片付けて、指を傷つけていた。
駆け寄るりこに節子は、「帰って。あんたたちが来るから…」とりこを突き飛ばす。

りこは傷の手当てをしながら、虐待の事実を訴えてくれと言う。
「たまんねえんだよ、こういうの。私が昔、グレて無茶やってた時、本気で心配してくれた人がいた。でもそういうのってその時はわかんないんだよ。後になってどんなに後悔しても遅いんだ。だから…」と言うりこ。
だが節子は、「あんた達は友達だって言うけど、それはいつまで続くかわからないもの…。ヘルパーだって言うけど、電球も変えてもらえない、買い物に行ってもらえない。でもあの子は家族だから。私とずっと一緒にいてくれる家族だから」と高志をかばった。

彦一は雀荘で麻雀をしていて、少し離れた席に高志の姿を見つけていた。
りこからその話を聞いた晴菜は虐待窓口に相談しようと言うが、りこは「そんなことして、ばあさんが喜ぶかよ」と沈み込む。
2人の話を彦一が聞いていた。
ガード下で高志は外国人に金を渡し、クスリを仕入れていた。

その翌日の夜、高志が家に帰ると台所に節子と並んで晴菜がいた。
晴菜は高志が帰ったのを知ると、「私が勝手に来たんです」と言ってすぐに帰った。
高志は晴菜を見送ると、玄関に鍵をかけた。
りこは晴菜に「あの家には押入れの下に、人が1人だけ入れる隙間がある」と言った。
そこに潜んで、虐待の現場を取り押さえようというのだ。
晴菜は不安に節子の家を振り返りながら、帰って行った。

高志は家の中に戻ると、「ふざけやがって」と節子に向かって手を挙げた。
「ふざけてんのは、てめえだ!」とその時、高志の手を後ろからりこが掴んだ。
りこは、高志を殴りつけた。
すると殴られて逆上した高志は、引き出しから包丁を取り出してりこと節子に迫ってきた。
高志の包丁を持つ手をりこが押さえる。

「逃げろ!」とりこは節子を別の部屋に逃がした。
節子を逃がそうとしたりこの背中を、高志が蹴った。
りこは座敷に転がる。
転がったりこを高志が蹴る。

高志は更にりこを蹴り続け、りこは「ちくしょう」と言いながら立ち上がれない。
そして高志は電気ポットをりこに振り下ろそうとした。
「ああ」と節子が声を上げる。
その時、電気ポットを持った高志の腕が掴まれた。
ハッとする間もなく、「腰入れて打つんだよ!」と言う声がして、高志の顔面に強烈なパンチが入った。
高志の体は、隣の部屋の隅まで軽く吹っ飛んだ。

「高志!」と節子が駆け寄る。
高志はもう、立ち上がれない。
「あんた…、何で」と驚くりこ。

高志は節子と「タイヨウ」に連れて来られた。
園崎たちに高志は、「ばあちゃんと俺の両親は絶縁状態で、俺も小さい頃ばあちゃんに一度会っただけだったんです。でも俺も親に勘当されて、ばあちゃんのところに転がりこんじゃって…。頑張ったんです…、でもつい…我慢できなくて…」と節子の介護でイライラした気持ちからつい、節子を虐待してしまった事を告白した。
「虐待は許せない。だが真面目な人ほど追い詰められるのも事実です。私たちに頼ってください」と園崎は言った。
だが高志は、「タイヨウ」のヘルパーの手を借りるとは言わない。

事件から数日経って、働いているりこの携帯に久米から連絡が来た。
久米の電話を受けたりこの顔色が変わる。
電話を切ったりこは、「タイヨウ」を出てひた走る。
それに気づいた彦一が、りこの後を追いかける。

久米の電話は、「3日前からあの素人の売人がまた動き出したが、今度は捕まえた。ばあさんの家にずっと潜んでいた」と言った。
捕まった売人というのは、高志だった。
りこと彦一は節子の家に着き、りこは名前を呼ぶが、返事はない。
どこも鍵がかかっていて、開かない。
彦一は居間のガラスを石で割ると、2人は中に入った。

部屋のどこにも、誰もいない。
台所を開けた時、節子が縛られ、頭から血を流して倒れているのを2人は見つけた。
駆け寄るりこ。
彦一が節子の息を確かめると、節子はうっすらと目を開けて「お…、かえり、たか…し」と言った。

救急車がやってきて、りこは節子に付き添って乗ろうとした時、彦一の手がりこの腕を掴む。
腕を掴まれたりこに、一瞬、過去と同じ腕を掴まれた感触が蘇った。
そのりこに、彦一は「てめえの組の話だ。てめえがケジメをつけてこい!」と言う。
彦一が節子に付き添って救急車に乗り込み、りこは組が利用している隠れ家に向かう。

「そろそろ始末しようか」と言う久米の言葉で、リンチを加えられた高志は引きずられていく。
その時、りこがやって来た。
りこの前に立ちはだかる組員を張り飛ばして、りこは進む。
「これはこれは組長」と言う久米に、高志が目を開けた。
「何やってんだよ、ばあさん待ってるんだぞ」と言うりこに対し、高志は「あんな汚ねえババア、知るかよ」と言った。
りこは高志の横っ面を張り倒す。
高志は「お前にわかるかよ…、ボケかかったばあさんの面倒を見る俺の気持ちがお前にわかるかよ!介護する身になってみろよ!」」と言った。

一方、彦一は病院の手術室の扉の前で座っていた。
節子は衰弱し、危ない状態だった。

「もういいでしょう」と高志を始末しようとする久米に、りこは「こいつは自首させる」と言う。
それを聞いた久米は、「自首させる?ケジメがつかねえ」と凄むが、りこは久米と正面からにらみ合う。
「他の組にシメシつかねえぞ。ただでさえなめられてるんだ」と言う久米に、「そんなもんは私がまとめて返してやるよ」とりこは引かない。
久米はりことにらみ合っていたが、「期待してますよ」と言うと、高志を残して引き上げた。
ぐったりしている高志にりこは、「綺麗な体になってばあさん、迎えに来い」と言い、胸倉を掴むと「今度やったら、殺すぞ」と凄む。

高志は自首したが、両親には絶縁されており、身元引受人がいなかった。
そして、回復した節子は「タイヨウ」で暮らすことになった。
りこと晴菜は暖かく迎えるが、節子は無表情だった。
そして節子の認知症は進み、物を投げたりして「タイヨウ」で暴れ始める。
夜中に「高志いー、高志いー」と叫び、暴れる節子は廊下に座り込み、走ってきたりこを見ると「あんたが高志を!」と怒って突き飛ばす。

和泉がタオルを手に「拘束許可が出ました」と言って、節子を拘束しようとする。
りこは反発するが、「節子さん自身が危ないんです」と言う和泉の言葉と、ドアに血が飛び散るほど頭をぶつけて暴れる節子を見て黙るしかなかった。
「ここでも縛られるのかよ…」と、つぶやくりこ。
無言の彦一。

そこにやって来た晶は、「よくやったわ。渡辺さんを虐待から救った。でも、言ったでしょう。ヘルパーは家族にはなれない。助けられないって…」と言う。
りこは立ち去る。
そして彦一はポケットに手を入れ、晶を無視するように歩いて行く。
その後姿を晶はじっと見詰めていた。

涼太は相変わらず、パンチの訓練をしながら彦一に聞く。
「アニキのママってどんな人ですか?」
彦一は「覚えてねえよ」とだけ、答えた。



先週、爽快感を残して終わるって言ったのに、今回のラストは、何となくモヤモヤして終わりました。

虐待されてもなお、孫をかばって、姿を追い求める祖母。
どんなに親身になっても、りこは他人。
虐待されても、高志は家族。
どんなにしても、高志の穴はりこでは埋められない。
瀕死の節子さんが彦一を見て、「高志、おかえり」って言っちゃうところなんて、切なかった。
他人と縁を結んで「身内」となる任侠世界に生きる彼らには、切ない現実。

そして、頼っているのはお互い様なのに、お互い必要としているのに、憎いわけじゃないのに、どうしても手を挙げてしまう孫。
つらいですね…。

悲しい現実にハッピーエンドのラストじゃないところが、違和感なかったです。
切ない現実を見せている、真面目に作っている、と思いました。

彼ら任侠さんは、肉親の縁が薄かったり、縁を切ったりしている。
そして、他人と縁を結んでいるわけなので、「家族になれない」「助けられない」という一般社会の現実はまたかなりきついものなのでは。
最後の彦一の寂しさは、肉親も「覚えてない」、でも他人は結局他人で肉親の絆を見せられての寂しさかなあ~。
任侠として体の痛みには慣れているけど、心の痛みに慣れるってことはないと思うし。

りこの男物っぽいスーツ姿、あれは「女捨ててます」って覚悟でしょうね。
それなのに、前回、「お嫁さんになれば」なんて言われたから、「殺す!」になったわけで。
そして、りこは腕を掴まれて、過去のフラッシュバック。
節子さんに語った、自分を心配してくれた人って言うのは、このフラッシュバックした人でしょうか?
まだりこには何かありそう。

今回、良かったのはりこメインにして、最後の見せ場もちゃんとりこにやらせたことですね。
おいしいところを全部、彦一にやらせないところが良いと思いました。
主役だからって、いつもいつもメインにすえないところが大人のドラマだし、メインじゃないからって魅力がなくなるわけじゃない。
彦一も却って引き立つ。
そんな風に思いました。
こんな感じで、他の任侠さんのエピソードもあるのかな?

メインじゃなかったとはいえ、彦一は今回、りこを助けに来た時はすごい良い見せ場でしたね~。
わかっていても、おおっ、来てくれた!という感じになりました。
たぶん、雀荘で高志を見た時からずっと、見ていたんでしょうね。
あそこで彦一が行かずに、りこに「落とし前つけて来い!」という一言も、良かった。

忍成さんはこういう裏表のある役や、ちょっと人を見下した役なんかで良く見ますが、うまいですよね。
次回は晶と彦一の接近に、りこが動揺している感じで、こちらの展開も楽しみです。

ちょっとだけホラー 「ウルトラQ]

子供には、ちょっとだけ怖かった「ウルトラQ」。
ヒーローがいなくて、人間だけで対処するのが子供には心細かったのかもしれません。



1分53秒、ナメゴンだー!
なめくじ怪獣ナメゴン。
どこかの侵略者が送り込んだ卵から生まれた、なめくじ怪獣ナメゴン。
目から発する光線で、人を溶かしてしまう。

だが…、この侵略者は、ものすごいミスをしてる。
地球は海水という、塩水に溢れた惑星なんですよ。
だめでしょ、ナメゴン。

2分3秒、マンモスフラワー!
姿は覚えているけど、どういう話か全く記憶になし。

3分11秒、カネゴン。
お金にがめつくて、拾ったお金をネコババしたら怪獣になっちゃったんでしたっけ?
お金を食べるカネゴン。
友達がカンパしてくれたお金を食べて飢えをしのぐものの、カネゴンはいつも空腹状態。
やっと人間に戻れたと思って帰宅したら、家で両親がカネゴンになっていた。
「ネコババしただろう!」で終わり。

ひとつ、不満。

バルンガがいないー!

翌朝、目を覚ましたら窓の外を見てください。
太陽の代わりにそこにあるのは、バルンガかもしれません、と石坂浩二がナレーションして、子供をドキドキさせたバルンガが!
バルンガ、人工太陽かなんかおっかけて、宇宙に飛んでっちゃったんじゃなかったかな?

バルンガに興味を示したことで私は、「また変なものに興味示す!」と言われたことがあります。

寺尾聰  「ルビーの指環」

今朝からこの曲が頭の中で鳴り響いて、止まらない。
理由はわからない。
でもこういう時は、思い切って聴いてしまうに限る。

寺尾聰 「ルビーの指環」。
「ザ・ベストテン」で11週連続1位達成した時です。




音だけ!



この曲に「まばゆい日の中」を感じるか、「木枯らしの街」を感じるか。


同じく寺尾聰「シャドー・シティ」



すごい、1981年の頃が蘇ってきます。
こういうのって、音楽のすごい力だなあ~。

95年の夏のドラマ 「沙粧妙子 最後の事件」

95年のドラマ、「沙粧妙子 最後の事件」予告編。
沙粧妙子は浅野温子、妹役は黒谷友香。
反町隆史は、国生さゆりに毒カプセル飲まされてます。




このドラマで香取慎吾が、犯人で出て殺されてます。
広末涼子も柏原崇も出演。
ブレイク前とはいえ、豪華な出演者です。
蟹江敬三さん、金田明夫さんが笑いのない刑事役。

私はこのドラマ、94年と勘違いしていました。
このドラマが放送された夏が暑くて、暑くて、尋常じゃない!って思っていたからなんですが、日本の夏が亜熱帯になったのはこの94~95年からだと思います。
そんな中、汗一つかかずにクールな立ち居振る舞いの浅野温子さんでした。

虹のシャワー

昨日の夕立後に現われた虹。
虹のシャワーというタイトルがついてますが、まさにそんな感じ!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000567-san-soci.view-000

これを見て、「どこかでこんな光景を見たなあ」と思っていたのですが…、「バルゴンの殺人虹光線じゃない?そう言ってる人がいたわよ」と教えてくれた人が!
そうです、先日書いた「ガメラ対バルゴン」で出てくるバルゴンの武器です。
殺人虹光線!
バルゴンって、背中からこんな感じの虹色の光線を出すんです。
出しますよね?

…って、すごく綺麗な良い写真なのに、すみません。
飛行機、ごめんなさい。
この飛行機の方たちはものすごく美しい中にいたのですから、何かきっと良いことがあると思います。

バルゴンなんて言ってしまいましたが、まさに「虹のシャワー」。
綺麗で、何か良いことがありそうな写真ですよね。
素晴らしい~。

「狂い咲きサンダーロード」で知った山田辰夫さん

俳優の山田辰夫さんが26日午前10時15分、お亡くなりになりました。

山田さんは4年前、胃がんで胃を全摘出していたようです。
以後、お仕事に復帰していましたが、昨年末に転移が発覚し、6月にはホスピス病棟に移っていたとのこと。
病院からお仕事に行っていたんですね…。
壮絶な役者魂です。

私が山田さんを最初に見たのは、石井聰亙監督の映画「狂い咲きサンダーロード」。
仲間たちに向かって「こっち(自分の側)に来る奴はいないのか?」と聞き、向こう側にいて動かない仲間に対して、「ようし、今日からお前たち、全員俺の敵だ」と言い放つシーンは迫力ありました。

監督への高評価はもちろん、山田さんはすごい新人として注目されました。
この時から何故か、山田さんは本当に怖い人だと思われていたようで、私の友人も「この人、ほんとに怖い人なんでしょ?」と言っていました。
違う、違う!

でもそれほど、上手かったんですよね。
そんな感じでしばらくチンピラや犯罪者役が多かったようですが、ほんの出来心からお金持ちの家に盗みに押し入って発覚し、金満夫人を殺してしまったことから追われる男も演じれば、今、CMで見せているようなほのぼのとした役もできる方でした。

体は小さいながら存在感があり、「偽りの花園」という昼ドラがあったのですが、その中では特高警察の男を演じてはまってました。
GW中にたまたま見たのですが、以後、録画。
この方の役が見たかったからです。

山田さんの演じた男は誰からも恐れられる特高警察の男なんですが、人を見抜く目があり、伯爵家の娘でも性悪は性悪、それと交換された娘でも良い娘は良い娘と明言するような男。

山田さんの義理の娘は恋人に協力し、いわゆる「アカ」に手紙を持っていく役を引き受ける。
それを知った山田さんは、義理の娘の恋人に「どんなに危ないことをさせているか、わかっているのか」と釘を刺す。
その時、カフェのウエイトレスさんが座っている山田さんが特高警察だと知る。
するとカフェを出す手が震えて、中身がこぼれる。
それを見た山田さんは無表情ながら、「お嬢さん、普通にお茶置いて、あっち行っていいよ」。
これだけの場面でも、すごく迫力があって上手かった。

自分の立場を守りながらも、義理の娘を時には厳しく叱咤し、時には見守っている味のある役でした。
この方がこの役をピリッと演じているかいないかで、この昼ドラはずいぶん、違ったものになったと思います。

「必殺仕事人2009」では、第1話「一刀両断」で、被害者の娘の父親で頼み人の駿河屋仁吉役。
これはせっかく山田さんなんだから、もうちょっと活躍させて欲しかったところですが、やっぱり上手い。
滝田洋二郎監督とは高校の同級生で、「壬生義士伝」などに出演。
アカデミー賞外国語作品賞に輝いた「おくりびと」にも、ご出演。

遺作は10月24日公開の映画「沈まぬ太陽」。
スタッフは誰も山田さんが病魔に侵されていたとは気がつかなかったほどの、迫真の演技だそうです。
病気を知る方たちはごく少数だったとのことですが、「最後の映画になると覚悟していたのではないか」と話しているそうです。

53歳。
これから60代、70代とどんどん出てくれると思っていたのですが…、残念です。

素敵な俳優さんでした。
長い間、楽しませてくださって、本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。
プロフィール

ちゃーすけ

Author:ちゃーすけ
癖の強い俳優さんや悪役さん大好き。
俳優さん、ドラマ、映画、CMその他、懐かしいもの、気になるものについて、長々と語っております。

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