惚れたか不二子 「ルパン三世」第1シリーズ

このところ、70年代に放送されていたアニメを見るチャンスがあります。
「デビルマン」もですが、今度見たのは「ルパン三世」の第1シリーズ。
私が見たのは夕方の再放送ですが、今見てもすごいオシャレ。
そしてアダルトなアニメです。

まるで洋画に出て来るような、センスの良い画面。
当時の洋画からかっこいいエッセンスを抽出したんだと思いますが、それにしてもかっこいい。
音楽まで、かっこいい。

オープニングの、弾丸の雨をかいくぐるルパン。
西部劇のように、相手を倒して銃を収める次元。
剣をふるう五右衛門。
色っぽい不二子。

第2シーズンの不二子はこれはこれで魅力的なんですが、宝石好きの女性泥棒でした。
ルパンが処刑されたと思い込んだ不二子は、誰もいない海でルパンへの思いを吐露する。
この「脱獄のチャンスは一度」の不二子は、とても魅力的です。
「ほんとにあなたが好きになったみたい」と言った不二子が、頭から離れないルパン。

その不二子が忘れられないルパンは、不二子のために獲物もあきらめて救出に向かう。
不二子はプーンという男と組んで、殺し屋をやっていたよう。
組織から仕事に失敗した不二子を殺せと言われたプーンは、不二子を撃った。

だがプーンの撃った弾丸は致命傷には、ならなかった。
それどころか、プーンは不二子に海に飛び込めとささやいていた。
プーンは不二子を、逃がしたのだ。
その思いに涙する不二子。

こんな過去があったら、それはおいそれとルパンの口説きには乗らなかった。
不二子を助けに来たルパン。
ルパンを撃とうとしたプーンを、不二子は撃つ。

「惚れたか、不二子」。
そう言って、プーンは倒れる。
ケガが治った不二子。
次元がやって来ると、ルパンは縛られていた。

「女は」。
「逃げちゃった」。
「こりゃあいい」と次元は笑う。
不二子は埠頭に立ち、泣いていた。

自分を助けた男を、不二子は撃ってしまった。
愛する男のために。
それほどまでに、今はルパンが好きだ。
罪深さに、不二子は泣いている。

もしかしたらルパンは、わざと不二子を逃がしたのかもしれません。
この時の不二子には、1人で泣く時間が必要だった。
ものすごい大人のアニメですね。

不二子の一番魅力的なのは「脱獄のチャンスは一度」と、「殺し屋はブルースを歌う」ではないか。
この不二子は、それほど魅力的です。
自分が不二子を好きなのは、この第1シーズンの不二子が良かったからだと思います。
この不二子を見ると、不二子が時にルパンを致命傷にならない程度に裏切るのも、ルパンがそれを許すのもわかる気がします。


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死ぬな、俺の復讐を見届けろ 「嘘の戦争」第6話クライマックス

第6話の最後、二科興三と浩一の対決は息詰まるシーンでした。
それは、市村さんと草なぎさんの演技の対決でもありました。
両者、一歩も引かず。
素晴らしい、草なぎさんの表情の変化。

興三が生まれ育った村に、浩一を連れて行く。
貧しいこの村で、一番貧しかったのが興三の家だった。
病気になっても、医者にもかかれない。

一日も早く、ここから逃げ出したい。
ここに住まなくて済むなら、どんなことでもやった。
必死に働き、勉強して小さな工場を持った。
夜も寝ずに働いて、働いて。

「そして二科コーポレーションができた」。
浩一が代わりに答えた。
ならば、この土地に投資すべきだ。

「それで?君の狙いはなんだ?一ノ瀬浩一、お前は一体何者なんだ」。
「お前の望みはなんだ!」
興三が浩一を睨む。

「俺の失脚か」。
「会社をつぶしたいのか」。
「そんなことさせてたまるか」。

「俺がここまで来るまでどんな思いをしてきたか、わかるか!」
ほんのり、笑みを浮かべ、しかし目には憎しみをたたえてじっと見つめる浩一。
『オマエコソ、オレノキモチガワカルカ』。
まるでそう心に呟いているようだった。

「お前の脅迫に、屈しない…」。
だが興三の語尾はもう、はっきりしなかった。
興三は大きく息をすると、足元から崩れていく。

浩一の前に手をつき、そしてすぐに横倒しになる。
「会長…、会長!」
驚いた浩一が呼びかける。
そして思い出す。

楓の「お父さん、薬置いておきますね」という言葉。
「いつまでも病人扱いか」と言った興三。
「心臓、完璧じゃないんだから」と返す楓。

興三が白目をむき、「きゅう、きゅう、しゃ」と言う。
遠のいていく意識。
驚いて見つめていた浩一が、体を起こす。

辺りを見回す。
誰もいない。
次に興三を見下ろした時の、ゾッとするような冷たい目。

浩一は言う。
「30年前の報いだよ」。
「父の分」。
「母の分」。

「弟の」。
「俺の」。
浩一は、フッと笑った。

笑って歩み去っていく。
すたすたと。
軽やかに。

興三は白目をむいたまま、口を開き、もう動かない。
浩一が遠ざかっていく。
辺り一面の枯れ野。
その奥には深い森。

さびて傾く、再開発予定地の鉄の看板。
歩みながら、浩一は嗤っていた。
口元がゆがむ。

浩一の記憶が蘇る。
『お父さん、嘘は嫌いだ』と言った父親。
『だから陽一にも、嘘だけはつかないでほしい』。

誕生日のケーキ。
ろうそくが立っている。
父の笑顔。

浩一の顔は、これ以上ないほど、晴れ晴れとしている。
顔中に、勝利の笑みが広がっていく。
浩一の記憶の中に焼きついて離れない、父の血を流して倒れている姿が浮かぶ。

『お父さん』。
凝視している幼い陽一。
それを思い出しながら、浩一は嗤っている。
楽しそうに。

記憶の中の、黒ずくめの男が母親を刺した。
『お母さん』。
続いて弟が刺された。
黒装束のもう一人の男に、がっちりと抑えられている陽一。

そこまで思い出した浩一は、立ち止まった。
笑みは消えた。
遠くを見ている。

その目には、さっきまでの勝利の笑みはなかった。
ひたすら、悲しみに満ちた目。
病室でベッドの上にいる陽一に、三輪刑事が近づく。
『嘘はいけないよ』。

鋭い声。
陽一の目から涙がこぼれる。
『お父さんです…』。
苦痛に耐えるように、陽一の手がシーツを握りしめた。

浩一は、立ち止まっていた。
目の前には、枯れた木々。
浩一が、振り向く。
その目には、何の感情もない。

倒れている興三を、浩一の目がとらえた。
浩一は、はじけたように走り出す。
戻っていく。
大きく手を振り、全速力で戻っていく。

倒れている興三の顔を、両手で覆う。
「会長!」
鼻に手をかざし、息を確かめる。
頬に手を当てて、浩一は言った。

「ダメだ。早過ぎる」。
「こんな簡単に死なせるか」。
浩一の顔が、悲痛にゆがむ。
先ほどのゆがんだ笑みとは違う、必死の形相。

浩一が、興三の胸に手を当てる。
「お前が苦しむのは、これからなんだよ!」
「これから俺が全部奪うんだよ!」

叫びながら、浩一が心臓マッサージを施し始める。
「お前の大事なもん、全部!」
「家族も!」
「会社も!」

「何もかも奪って!」
「ほんもんの絶望見せてやる!」
「泣き叫ぶお前に懺悔させてやるよ!」

「それまでは死なせるか!」
「お前の地獄はまだ、これからだ!」
「ふざけんな!」
浩一は泣いていた。

「こんなアッサリ死なせてたまるか!」
「生きろ!」
「生きてもっと苦しめ!」

「生きて俺の復讐を見届けろ!」
「死ぬな!」
「死ぬなああああ!」
誰もいない枯れ野に、浩一の絶叫がこだまする…。

その脳裏にあったものは、本当は何なのか。
復讐なのか。
それとも、誰かの顔なのだろうか。

わからない。
浩一にもわからないのかもしれない。
あるのはただ、助かってほしいと言う必死の思いだけなのではなかったか。
ストーリーも演技も、すごみを増していきます。


圧巻の対決 「嘘の戦争」第6話

第6回。

浩一はついに楓との交際するため、二科家に行く。
興三は表面的には穏やかに話すが、浩一の狙いを探ろうとする。
そのために浩一に楓との結婚を約束させた。

これにはさすがに晃も驚くが、帰り際、隆の子がやってきた。
隆の子にコアラの伝説の話をした時だった。
ニヤリと隆が笑った。
その笑みに不穏なものを感じた浩一は、コアラの伝説に出て来る妖精の名を間違えていたことに気付く。

間違えは、千葉陽一のブログにあった間違いと同じだった。
同じ間違えをしているということは、浩一と千葉陽一が同日人物であることの証明だ。
浩一はこの間違いに気づき、大失態だったと言う。
この間違いを挽回しなくてはならない。

浩一が三瓶の施設を訪ねた時、隆もまた、三瓶を訪ねて来る。
千葉陽一の話が聞きたい。
そう言われた三瓶は、本人が帰国していると言って隆に会わせる。

千葉陽一の後姿を見て、隆はひそかに勝利を確信した。
しかし…、振り向いた男は浩一ではなかった。
それはブログで見た千葉陽一、その人だった。

愕然とする隆は、それでも問いかける。
「30年前の事件」と言いかけた隆に陽一は「忘れたいんです」と話を遮った。
「だから僕は日本を捨てたんです」。
隆は帰っていった。

千葉陽一は昔、詐欺師だった男で浩一の知り合いだったのだ。
「ご苦労さん、もう帰っていいよ」と浩一は笑う。
浩一に協力した三瓶だが、こういうことはこれ1度きりだと言う。
その口調と表情が、何かを感じさせる…。


このドラマ、草なぎさんの演技の迫力にうならされますが、今回はさらもすごかったです。
ストーリーもですが、今回はとにかく草なぎさんの演技に圧倒されました。
草なぎさんの進路は、彼の演技にとって完全に良い方向に進んでいると思います。
制約が外れたかのように、いろんな顔を見せています。


冒頭の食事会から、名優・市村正親さんとの演技対決でした。
浩一と興三の対決はそのまま、俳優同士の火花散る対決。
どちらも一歩も引かぬ。

今回は楓を完全にはまるために、浩一の元カノとして楓と話をつけるハルカの複雑な心境も見ることができました。
浩一を信じていると言う楓のまっすぐさに、元カノが浩一をあきらめるというシナリオだった。
それは見事に演じたハルカだが、心は晴れるどころか暗くなる一方。
女優さんたちも草なぎさんとともに、光っている。

今回は千葉陽一の登場といい、晃に追い詰められるかと思ったら、逆転勝ちのストーリー。
そしてラスト。
自分の貧しい故郷と、貧しかった頃を語る二科興三。
何としても成功するしかなかった彼の生涯。

手に入れた成功と、愛する愛娘。
それを奪う者は排除する。
浩一へ心情を吐露する興三。
市村さんの迫力の演技。

それにガッツリ、応える草なぎさん。
またしても、一歩も引かぬ。
だが気持ちを高ぶらせた興三は、心臓の発作を起こす。

救急車…。
悶絶し、倒れ、意識を失う興三。
それを浩一は、冷徹に見下ろす。

浩一は千葉陽一に戻り、興三に自分の思いをぶつける。
抑えきれない憎悪。
燃え上がる怒り。
阿修羅の微笑み。

こんな奴、ここで死ねばいい。
誰も来ないところで、誰も知らないところで。
蔑んだ目で興三を見下ろして、去っていく浩一。

助けを呼ぶ気など、微塵もない。
晴れ晴れと、せいせいしたと、ざまあみろと言っている顔。
だが…。

浩一は立ち止まる。
振り向く。
悪魔のような微笑みが消える。

もう、興三は動かない。
突然、何かがはじけたように浩一は走る。
こんな、死に方させてたまるか。

お前は俺の罠にはまり、苦しんで、後悔して、地獄を味わって死ななければならない。
病気でなんか、死なせてたまるものか。
骨も折れんばかりの心臓マッサージを施しながら、浩一は叫ぶ。

その表情にはもう、先ほどの残忍な笑みはない。
あるのは、ただ、1人の瀕死の人間を生かそうと必死な、真摯な男の表情。
いつのまにか、浩一の目からは涙が流れている。

怒りなのか悲しみなのか、わからない。
この時、誰かの顔が浩一の脳裏にあったのか、なかったのか。
生きろ、生きろ、生き返れ!

圧巻の演技。
対決。
市村さん、興三、ともに本気。
本気にさせ、食らいつく浩一、草なぎさん。

復讐に生きる浩一、いや、陽一の人生を生きている。
その復讐に影を落とすのは誰か。
動き出した六車なのか。

裏切りをにおわせ始めた、百田なのか。
浩一への揺らがない愛を感じさせる楓なのか。
浩一の闇は、晴れる時が来るのだろうか。
彼の心は、どうやったら救われるのか。



実写だったら見られない 「妖獣アダル 人形作戦」

人形というと、それだけでホラーの話ができます。
好きな人には申し訳ないんですが、人の形をしているのに人ではないというところが怖いんです。
学生時代にバイトしていたお店に、精巧な人形がありましたが、反応は二通り。
「綺麗!」という人と、「ぎゃー、怖い」という人。

その人形を題材に「デビルマン」を作るんですから、怖くないはずがない。
「デビルマン」でまず、人形の話と言うと、人形使いズールがあります。
そして同じ、人形を操る妖獣の話で「妖獣アダル」があります。
ゴミ捨て場に片手をつられてブラブラしている人形が映り、不気味な感じがして始まります。

タレちゃんが、今日はついていなかったと言う。
ミヨちゃんは風邪ひいて休むし、先生には怒られるし、テストの点は悪かった。
夕焼けの中、タレちゃんは1人でこの廃棄物置き場にいる。

突然、タレちゃんが「裸の女の人が」と驚く。
トラックに裸の女性がたくさん、乗っている。
でもそれは人間ではなくて、マネキンを捨てに来ていたのだった。

「かわいそうだなあ」と言うタレちゃんが人形に近づくと、人形の目が光り、腕が動く。
人形に腕を取られたタレちゃんは、気絶。
明と美樹が探しに来る。
タレちゃんはマネキンが動いたと悲鳴を上げるが、明が触ったところ、普通のマネキンだ。

しかしその夜、タレちゃんは目を覚ます。
「やだなあ、目がさえちゃった」。
この感じ、わかります。
子供の頃、大人も起きていない夜中にふと目がさえて眠れなくなるということが、とても怖かった。

そう言ったタレちゃんの目に、壊れたマネキンたちが歩いている映像が映る。
マネキンが歩いている。
生きているんだ。
うちを探しているんだ。

廊下を、誰かが歩く音がする。
ドアの前で止まる。
ノブが動く。

テレちゃんは恐怖のあまり、近くにあったものを投げてしまう。
投げたのは、金づちだった。
悲鳴が上がる。
だが倒れたのは、マネキンではなかった。

頭から血を流して倒れたのは、美樹だった。
ドアを開けたのはマネキンではなく、美樹お姉ちゃんだったのだ。
タレちゃんが投げた金づちは、美樹に当たったのだ。
「お姉ちゃん、死んじゃった…」。

トイレに起きた明は、タレちゃんの部屋の様子がおかしいことに気付く。
ドアを開けると、タレちゃんはいなかった。
代わりに、頭部が壊れたマネキンが転がっている。
部屋には置手紙があった。

美樹お姉ちゃんを殺してしまったので、もう二度と戻らない。
そう、手紙には書いてあった。
手紙を読んだ明は、タレちゃんを探して夜の街を走る。
あちこちからマネキンがやってきて、明の邪魔をする。

明はマネキンを壊していくが、次々と街角からマネキンが集まって来る。
壊したはずの人形は直っている。
空を見上げると、雲の上が光っている。

蜘蛛の糸のようなものが、見える。
明はデビルマンに変身し、雲の上に急ぐ。
そこには妖獣アダルがいたが、逃げられてしまう。

風邪で休んでいたミヨちゃんが夜中、トイレに起きる。
するとドアが開く音がする。
カギかけてないのでしょうか。
不用心ですね…、ってもしかしたらデーモンが開けたのかな?

ミヨちゃんが誰?!と驚くと、タレちゃんがいる。
タレちゃんだった。
ミヨちゃんにお別れを言いに来たのだ。

夜が明けてきた。
美樹の父親も母親も、美樹もタレちゃんを探して、憔悴していた。
だが警察からの電話を取った母親の顔は、明るくなる。

少なくとも、子供の事故の知らせは入っていない。
ではタレちゃんは生きているんだと、父親も母親もホッとした。
その頃、ミヨちゃんはタレちゃんを匿っていた。

美樹お姉ちゃんがなくなったというニュースは、どこもやっていない。
ミヨちゃんはそう言って、牧村家に電話をしてきた。
電話に美樹が出るのを確認したミヨちゃんは、美樹が生きているのがわかって喜んだ。

そして美樹に、タレちゃんを迎えに来てくれるように言った。
だがタレちゃんが待つ部屋に入ってきたミヨちゃんは、暗い顔をしている。
ミヨちゃんはタレちゃんに、「美樹お姉ちゃんは死んでたわ」と言う。

やっぱり、そうだった。
お姉ちゃんを殺してしまった僕は、死ぬほかない。
タレちゃん1人を死なせないと、ミヨちゃんは言う。

ミヨちゃんの家に、牧村家の人がやってくる。
だがミヨちゃんが祖母に泣きついているだけで、タレちゃんはいなかった。
遅かったか。

明は走り出す。
踏切を列車が通過していく。
明がふと向かいを見ると、ホームの屋根の上にタレちゃんとミヨちゃんがいる。
たった今、家にいたミヨちゃんがいるなんて。

タレちゃんもは風邪で休んでいて、今も咳込んでいたミヨちゃんの咳がいつのまにか止まっていることを不思議に思った。
「さあ、一番楽に死ねるのよ」と、ミヨちゃんが電車に飛び込むことを促す。
映っている影を見たタレちゃんが叫ぶ。

「ち、違う」。
「ミヨちゃんじゃない!」
「だから私は太陽が嫌いなんだ」。

そう言うと、ミヨちゃん、マネキンに変わった。
電車が来る。
もみ合う2人。

間一髪、線路に落ちてバラバラになるマネキン。
この辺り、悪夢のようです。
実写だったら、子供泣きますね。
「悪魔くん」とか「怪奇大作戦」の人形の回も怖いですが、これもかなり怖い。

デビルマンは雲の上から人形を操る、クモのような妖獣アダルに気が付く。
アダルを退治すると、タレちゃんは迎えに来た牧村家の人とミヨちゃんと再会できた。
ここでミヨちゃんを最優先する、ちゃっかりしたタレちゃん。
でもみんな、一安心。

アダルが退治されたために、そこらじゅうで、人間に成りすましていたマネキンが火を噴いて消えていく。
lこの人たちが実在した人間なら、マネキンに取って代わられていた本体は無事なんでしょうか…。
最期まで怖いエピソードで、アダルの回は終わります。


青いパンツのデビルマン

アニメの「デビルマン」を見ています。
今の技術や絵柄で見ると、やっぱり昔のアニメなんですが、すごくおもしろい。
でも、アニメ版の評価って低いんでしょうか。

マンガの「デビルマン」では、かなり重要な存在であるシレーヌ。
そのルックスから、男性ファンもかなり多いと思われます。
私は物体のデザインとしても、シレーヌは素晴らしいと思います。
シレーヌのようなマンガで重要なキャラクターが、1話限りの妖獣になっている。

そんなマンガのファンの不満はあると思いますが、キャラクターの作り方はかなりうまいと思います。
子供が見るアニメではあるけど、残酷で怖いシーンもある。
デビルマン自身、例えば女性であってもデーモンには容赦がありません。
でも女性デーモンはみんな、すごい美女です。

それでもデビルマンはキックはするわ、目にチョップもします。
デーモンが女性であっても気が抜けない攻撃力と魔力、精神の持ち主だから仕方ないんですが。
ララのような例外はいましたが、女性デーモンは平気で人を殺します。
ラフレールが美しいのはデーモンである本来の姿があまりに醜怪だからなのだとわかって、子供には衝撃でした。

確か、土曜日の夜8時30分からの放送だったこともあって、大人が見ても興味を持つような話になっていたのでしょうか。
また、声優さんたちがうまい。
特にデーモンの声優さんたち、すごく良いです。

主題歌も良かったです。
さすが、阿久悠さん。
歌詞が良いです。

特にエンディングに流れる「今日もどこかでデビルマン」。
♪もうこれで帰れない さすらいの旅路だけ♪
この歌詞、名作です。
当時の視聴者であった子供は、この切なさ、哀愁漂う歌詞にかなりやられたと思います。

結構怖かったアニメ「デビルマン」。
でもアニメ版は、女の子のファンが多かったとも聞きました。
やはり、明くん・デビルマンのキャラクターが良かったのでしょうか。

愛する美樹のためにたった一人戦い、その気持ちが揺るがない。
悪魔だから人間の姿の時も不良ではあるが、純情。
こんなギャップが、女の子にはたまらなかったのかもしれません。

アニメ版のデビルマンのパンツがダメ、という意見もあるとか。
逆にマンガのデビルマンの下半身に、ビックリしてた友達はいました。
私は青いパンツでも、アニメのデビルマン好きです。


闇に潜む妖獣ジェニー

なーなーじゅうにーねんー、じゅうがつー♪
松任谷由実さんも歌っておりました。
ジャゴビニ流星群。

松任谷さんは♪シーベーリアかーらもー見-えなかーったとー♪と歌っていたので、ほとんど見えなかったのでしょう。
しかしデビルマン世界では流星がやってきて、みんなはそれを観察する宿題に取り掛かります。
やってきたのは流星だけではなく、デーモンも来ていたのでした。

美樹たちが空を見上げて、あの赤い星がきれいと言う。
だが父親にも母親にも、赤い星は見えない。
友達のチャコも、東大寺くんも、みんな一層大きな赤い星がきれいだと言う。
しかし大人には見えない。

この夜、赤い星を見ていた子供たちの夢に、美しい女性が現れる。
怖くて綺麗な女性が現れ、今夜ここに来いと川のほとりの場所を告げる。
このことは誰にも言うな、言えば殺す!
そこで夢を見ていた子供たちは悲鳴を上げて起きるが、またすぐに眠ってしまう。

翌朝、子供たちはみんな寝不足だ。
宿題をやってきた東大寺が赤い星のことを発表するが、アルフォンヌ先生は嘘はいけないと言う。
そんな星はどこにもなかった。

流星に乗ってやってきたのは、妖獣サイコジェニー。
子供たちの夢に入り込み、マインドコントロールをしていたのだ。
ジェニーは子供たちを川に誘い込み、大量に溺れさせようとしていた。

これも気づいたデビルマンに阻止されるわけですが、この子供にしか見えない赤い星というのも不気味。
星が見えた子供が全員、同じ夢を見るのが怖い。
夢の内容も怖い。

綺麗な女性が出て来る。
美しいが怖い。
夢のことを話せば殺すと脅すところも、怖い。

サイコジェニーというデーモンを原作で見た時は、軽いショックを受けました。
大きな頭部から、手足が生えているような女性の姿。
原作ではサイコジェニーさん、大活躍でした。


第6話、見てます!

いやいやいや、これ、すっごいおもしろいですね~。
草なぎさんの演技がすごみがあって、見応えたっぷり。
ラスト5分の演技は、これこれ、こういうのが見たかった!って感じです。
共演者もみんな良くて、ほんとにおもしろい。


もう一人増えた 「嘘の戦争」第5話

第5回。


五十嵐医師、六反田弁護士、三輪刑事、四条綾子と司。
30年前の事件にかかわった人物が、次々、破滅していく。
二科興三は30年前の事件の真相を語った録音テープがあることに気づき、六車と言う人物を再び使おうとしていた。
父に六車を使わせないため、隆は独自に千葉陽一について調べ始めた。

バー800で相談中の浩一のもとに、いきなり隆が出現した。
隆は浩一に千葉と言う人物を知っているか、聞いた。
とっさに繕う浩一と、話を合わせる百田。

だが隆が帰る間際に、ハルカが「あー、お腹すいた」と言いながら来てしまう。
ハルカもまた、とっさに常連を装い、不自然ではない会話をする。
しかし店を出た隆は、ハルカとどこかで会ったことがあると考え始めた。

浩一の次の標的は、大手銀行に勤めている九島亨であった。
九島の父は銀行の副頭取で、30年前、二科コーポレーションに融資をしていた。
興三が浩一の一家を殺害し、OL殺害事件をもみ消した見返りが、多額の融資だった。

浩一はパイロットを装い、キャビンアテンダントを装ったハルカとともに、九島の前に現れる。
ワインを九島が割ったのをきっかけとして、浩一とハルカは九島と飲むことになる。
九島は愛人の五十川芙美を連れてきて、4人で飲んだが芙美は機嫌が悪い。

どうやら九島と、うまくいっていないようだった。
ハルカは芙美に、一見、うまくいっていそうに見える浩一との関係に不安を持っていることを打ち明けた。
意外な共通点に芙美は、九島について語り始める。

九島と芙美はうまくいってはいないが、九島は芙美と別れることはできない。
なぜなら、九島の不正を芙美は知っているからだ。
それをつかんだハルカは、今度は九島に投資の相談があるのであってほしいと持ち掛けた。

九島への罠を張り巡らせる一方で、浩一は楓とさらに接近していく。
楓はもう、父親とは数年、打ち解けて話をしていなかった。
その話を聞いた浩一は「いつまでも怒りを持っていては、つらいだけ」と言う。
「忘れれば、楽になる」。

浩一の言葉は、楓を動かした。
楓がついに父の興三に、浩一と会ってほしいと言いに行く。
ダメかとあきらめかけていた楓だったが、興三は娘と数年ぶりの会話に心が揺さぶられた。

浩一は九島に、友人から頼まれた美術品を預かってほしいと言う。
すると九島のもとに、麻薬取締官になった百田とカズキが現れる。
逃げ出した九島に浩一は、すごみのある声で「もはや共犯」と告げる。
麻薬と思われた粉は、実は小麦粉なのだ。

ハルカは九島に、自分の先輩が転落した遺体となって発見された時の写真を見せる。
それは食堂のおばちゃんが、1万円で引き受けてくれた死体役なのだ。
ハルミは九島に、浩一の怖ろしさ、背後の組織の怖ろしさを訴える。
2人で逃げようと持ち掛けると、九島は承知した。

九島とハルカが、何もかも捨てて2人で逃げると知った芙美。
嫉妬に燃えた芙美は、九島の不正のすべて告発することを決意。
九島は限度額を超えた融資を妻のエステサロンにしており、マージンを受け取っていた。

逃走資金を山小屋に取りに来た九島の前に、浩一が現れた。
九島に猟銃を向ける浩一。
お前のために、30年前、何の関係もない家族が殺されたんだ。
浩一の言葉に九島は、知るかよ!と叫ぶ。

「殺してやろうか」。
浩一が、猟銃を九島に向ける。
ピタリと標準を、九島に合わせた。

九島は絶叫した。
「恨むなら、あの親子を恨め!」
その親子とは、二科興三とその長男・晃だった。
晃は九島たちに女を連れて来いと言われたら、晃は本当にOLをナンパして連れてきたのだと言う。

事件が起きた時も、晃は見張りをしていた。
二科興三は、九島たちのためだけにやったのではない。
自分の大事な長男を守るために、やったのだ。
「…そういうことか」。

浩一が消える。
九島は金と猟銃を持って、逃走しようとする。
外はもう、暗かった。

九島が外に出た途端、警察に囲まれる。
思わず、九島は猟銃を発砲してしまった。
怖ろしさに足がすくんだ九島を、取り囲んだ警察が逮捕する。
業務上横領、銃刀法違反の現行犯である。

戻った紘一は、ハルカに言う。
もう一人。
地獄を見せなきゃいけない人間が見つかった、と。

そして、ついに隆がハルカに気付いた。
二科会長のパーティーの礼状の見本を見て、隆はハルカに気付いた。
バーにいた女は、あのパーティーにいた女だ…。

浩一が、ついに興三に会いに行く。
隆は、楓と浩一の交際には反対だが、30年前の事件の関係者が次々破滅させられている。
残るのは、二科家だ。

「私と晃か」。
興三が言う。
隆はそれでも、六車を使いたくない。

そのためになぜ、浩一が自分たちに関わっているのか。
目的は何か、知らなければならない。
それを知るためにも、浩一とは離さなくて張らないと考える隆だった。
浩一がやってきた…。


いやいや、今回はパイロットに変身した浩一。
人を騙すにはまず、自分を騙す。
毎回の変身が、楽しみです。

人当たりの良さに見え隠れする憎悪。
いろんな顔を見せて、でも芯にあるのは浩一。
変わらない浩一。
巧みに人の心理を突き、利用していく。

楓に浩一と会ってくれと頼まれた興三は、それとは別に何年振りで楓と話をしたことに感動している。
何年ぶりだろう、お茶を飲むのは。
「もう一杯だけ、付き合ってくれないか」。
興三が楓を可愛がっているのがわかる。

だからこそ。
浩一の復讐は、楓に及ぶ。
しかし、今回は衝撃的な事実が判明。
晃はやはり、事件の関係者だった。

良い人だっただけに、浩一の憎しみは倍になる。
これで、自分を抑えるものはなくなった。
破滅させてやる。

晃は浩一を完全に信頼し、朝まで一緒に飲みたいと事務所にやって来るまでになっている。
将棋のソフトで晃が毎回、負けているのを知っている浩一は晃に勝たせてやる。
晃が、本当に楽しそう。
この人も、隆も、悪い人じゃないんだってわかってきて、つらい。

「いつまでも怒りを持っていては、
つらいだけ」。
「忘れれば、楽になる」。
これは本当は、自分に言いたいですよね。

赦せないということは、いつまでも地獄が続いているということ。
忘れられたら、忘れて前に進むことだけをしていられるなら、浩一の人生は楽になる。
本当は誰よりもそうしたい。

だけど、赦せない。
赦せたなら、みんなが幸せになれるのに。
でもそんなことはできない。
何の罪もないのに、殺された家族。

その犯人は追及されることもなく、自分たちは幸せな生活を送っている。
「殺してやろうか」と銃を向けた浩一は、まぎれもなく本気だった。
照準を合わせた目が、「殺してやりたい」と言っていた。

30年前のOL殺害事件の犯人とその家族は、社会的には成功している。
でも、幸せというわけじゃないんですよね。
ちゃんと罪を償っていないから、自分が何をしたかもわかっていない。
だから同じような過ちを繰り返している。

「復讐するは我にあり」。
浩一を見ていると、そんな言葉も浮かんできます。
晃が語る、幸せな未来。
絶対にありえない幸せな未来。

四条も九島も、俺だけじゃないって言う。
自分と同じような人間がいると、四条は九島を。
九島は晃のことを話した。

晃は、四条や九島とは違う人間に見えるんですけどね。
果たして、同じような罪を背負っているのか。
九島の言うことは、本当なのかと思ってしまう…。

隆は本当はジャスティス、正義の人なんでしょうね。
だから六車を使わせたくない。
浩一たちが危ない、とそうも思っている。

展開のさせ方がうまいなあ、と思います。
視聴者が期待しているものを、今のところ見せてくれてますよね。
しかしこれからは、六車によって、百田やカズキも危ないかもしれない。

これまでは浩一のペースで進んできましたが、六車の登場によって立場が変わるのでしょうか。
何だかもう、最終回を迎えてもおかしくないほどの盛り上がり。
話も、いろんな顔を見せる草なぎさんも楽しみです。
今回、九島役の平岳大さんのクズっぷりも、とっても良かったですよ。


綺麗なお姉さんが鏡の中に 「妖獣エバイン 千本の腕」

妖獣エバイン。
鏡に見知らぬ女性が、映る。
するとそれを見た人間の腕は、意志に関係なく動き出す。
それで運転手は事故を起こし、人々は殺し合う。

この、鏡にいないはずの綺麗な女性が映るっていうのが、怖い。
それを見た人たちが、次々、事故を起こすというのも怖い。
タレちゃんも鏡の中に、綺麗な女性を見る。
同時にタレちゃんのガールフレンドのミヨちゃんも、同じ女性を鏡の中に見る。

綺麗なお姉さんが鏡にいたと驚く2人は、お互いに首を絞め合って気絶する。
これは妖獣エバインだと気づいたデビルマンは、エバインを追い詰める。
鏡を壊せば、エバインは別の鏡に逃げ込むしかない。
その弱点を突かれたエバインは、妖将軍ムザンに助けを求める。

「よしよし、ムザンが助けてやろう」。
ムザンはエバインに、鏡に人間を閉じ込めることができるカギを渡した。
これでデビルマンも閉じ込めることができる。
鏡の中なら、エバインの世界。

エバインは再び、デビルマンの前に現れる。
この出現がかっこいい。
エバインは馬の体を持っている。

だからエバインが来る時は、鏡の中から蹄の音がする。
それが違づいてくる。
エバインの姿が鏡の中に現れ、それが近づいてくる。

逃げて行く時も同じ。
エバインは蹄の音を響かせながら、鏡を探し、鏡に向かって走っていく。
そして飛び込む。
蹄の音が遠ざかり、エバインの姿も遠くなっていく。

ムザンに鏡の国のカギをもらったエバインは、再びデビルマンの前に現れる。
カギをくわえて返事ができないエバインを、デビルマンは「今度は泥棒でもするのか」と笑う。
だが次の瞬間、閃光が走る。

物音に気付いた美樹が心配して、明の部屋にやってくる。
扉を開けて、驚きのあまり、声も出ない。
部屋には、何もなかった。
美樹は驚いて父母を呼ぶが、父親も母親も泥棒かと言う。

そうではないのだ。
「部屋」がない。
泥棒が、部屋まで持っていくわけがない。
そう訴えるが、父親にも母親にも意味が分からない。

この、明の部屋がいきなり薄暗くなって、ドア口に立つ美樹の影が長く伸びるシーン。
部屋に何もなくて、明もいない。
あるのは、割れた鏡だけ。
何だか、ダリの絵を見ているような気分になります。

エバインの最期は、デビルマンに角を折られたエバインは集めた人間の腕のコントロールを失う。
操っていた腕に襲われたエバインは、鏡の世界の中で絶命する。
「あばよ、エバイン。鏡の中がお前の墓場だ」。
「妖獣らしい、最期だったな」とデビルマンが言うが、エバインの最期はちょっとかっこいいのでした。


俺の標的だ 「嘘の戦争」第4話

第4回。


隆は五十嵐に面会に行ったが、五十嵐は話ができるような状態ではなかった。
ただ、隆が見せた浩一の写真を見た五十嵐は、ひどく興奮した。
しかし千葉陽一はオーストラリアに在住していて、HPも存在している。

隆は千葉陽一がいた病院を訪ね、三瓶の名を聞き出していた。
陽一の面倒をよく見ていた医師だ。
千葉の後輩だが今は病院を辞め、養護施設をしている。

その三瓶は浩一とハルカが結婚するものと思い込んでいる。
何でも離婚した妻との間に娘がいるが、離婚後は会えていない。
だから結婚式にも出られない。
なので、浩一の結婚式が楽しみなのだそうだ。

浩一は楓の母の葬儀の時の写真を見ていた。
子供の頃からかわいいと八尋カズキが言う。
「俺の標的だ。汚すな」。
浩一のすごみある言葉にカズキは反射的に「ういっす」と返事する。

1人の妻は事故死。
楓の母である2人目の妻は病死。
葬式の写真中に必ず、仁科興三がもみ消した事件の親の名前があるはずだ。

「いた…」。
花輪の中に浩一は「四条綾子」の名前を見つけた。
衆議院議員で、19歳の時、結婚して子供を産むが離婚。
その息子を溺愛している。

百田は綾子がよく見てもらって頼っていた占い師と知り合いだった。
この占い師は詐欺師ではないが、詐欺師と占い師は似ていると百田は思っている。
だが占い師は最近、亡くなっていた。
浩一はそこに目をつける。

綾子が再開発事業推進のイベントに出ていたが、そこにドローンが飛んできた。
ドローンは綾子の息子に水をかけたが、綾子は無事だった。
ハルカが危険を知らせたため、難を逃れたのだった。
感謝する綾子にハルカは、占い師の十津川の弟子だと名乗った。

十津川は最期まで、綾子のことを案じていたとハルカは言う。
綾子はあっさり、ハルカを信用し、打ち明け話をする。
こうして浩一は綾子を罠にかけていく…。

一方、晃と隆の会社を巡っての軋みも本格化していた。
仁科家の中で、誰にも期待されていない人間だ。
慰める浩一に晃は「もう良いよ、そんな見え透いた嘘は!」と口走る。
「嘘」。

浩一がつぶやく。
苛立つ晃に浩一は、仁科コーポレーションの経営を分析し、今後の戦略についてまとめたUSBメモリを置いてきた。
隆の役に立つはずだ。
晃は「いつのまに」と、驚く。

楓の気持ちも浩一は、確実につかみ始めていた。
目標は1ヶ月内にプロポーズ。
そして、会長の仁科興三に近づく。
順調に進んでいる。

「結婚詐欺の才能もあったんだ」。
ハルカの言葉に浩一は「俺も知らなかった」と答える。
今回の標的は、四条綾子と息子だ。
「親子ともども、地獄を見せてやる」。

今回の標的は、衆議院議員の四条綾子とその息子・司。
占い師の言葉に綾子は見事に騙され、5億円を奪われた。
息子は出資法違反で、逮捕。

追い詰められた司は「主犯は九島亨だ。俺はただ、見ていただけだ」と浩一に口走る。
「知っていて何もしないことは、殺したことと同じだ」。
怒りを込めて、告げる浩一。

四条から、六反田が録音したテープがあることを知った二科興三は「六車を呼べ」と言う。
それを聞いた興三の秘書・七尾伸二も、隆も顔色を変える。
「暴力を使わなくても解決するはずです!」
「甘いな」。

「30年前の過ちを、もう一度繰り返すつもりですか」。
六車が動く以上、隆はもう関わらせない。
興三はそう言って、隆に1週間の猶予を与えた。
それですべてが明らかになれば、六車は必要ない。

隆は悩んでいた。
妻がどうしたのかと、心配するほどに。
隆は、USBをパソコンで見た。
USBには、ウイルスが仕込んであった。

綾子から強奪した5億円を、全額寄付したことに百田は納得していなかった。
「俺は納得いってないからな」。
そしてやっと、これが浩一の復讐であることを本気にした。

浩一が出て行った後、百田は「冗談じゃねえ。復讐なんかに協力できっかよ」と言った。
だが二科は金になる。
百田はカズキに、だから浩一に協力するふりをしてどこかで金をとると言う。
カズキは戸惑いながら、うなづく。

その頃、ハルカは楓の前に現れていた。
自分の姉も医師だと話しかけたハルカは、楓に「お幸せに」と言った。
浩一からプレゼントされた指輪を「でも気を付けてくださいね。そんなもので気を引くような男」と言った。

「それ、ネットでも数百円で買える安物ですから」。
そう告げて去っていくハルカ。
歩きながら、「何やってんだろう私」と、当惑したようにつぶやく。
浩一は「九島亨。お前が終われば次は二科興三だ」と言っていた。



おお、今日が第5回、放送。
遅れてしまった。
先週は六平さんとのシーンにジーンとしました。

今週は、再び冷酷なる復讐モードに。
そして微妙なさざ波が起きていました。
四条綾子は、ジュディ・オングさんです。

「知っていて何もしないことは、殺したことと同じだ」。
最初にカズキに「俺の標的だ。汚すな」と言った時と同様の、すごみがありました。
一瞬に鋭さとすごみを込める。
楓に見せる笑顔との裏表の落差。

六車って、「任侠ヘルパー」に出てきたインテリさんと同じ名前ですね。
しかし隆の顔色が変わるほど、怖い人物らしい。
隆が止めに入り、興三が六車が出て来るなら隆はもう関わるなと言うほどに。
妻が隆に、どうかしたのかと聞くほどに。

これを見ると、隆は本当に悪い人じゃないみたいなんですよね。
どんどんわかってくると、どんどんつらくなります。
今回の標的の綾子と司は、あんまり同情できる人物じゃなかったですが。

奪った5億円を、浩一は全額寄付してしまう。
綾子が以前、町の募金活動を「偽善よね。私、こういうの大嫌い」って言っていたから。
しかしそれが、百田との間に亀裂を入れる。

本当に浩一の目的が復讐だと知った百田は、復讐を利用して金を奪うとカズキに言う。
ハルカは嫉妬が抑えられず、ついに楓の前に現れてしまう。
これだから仕事に、恋愛は持ち込んじゃいけないんだと思う一方、ハルカの気持ちもわかってしまう。
浩一が知ったら、怒るぞ~、ハルカ!

自分と浩一は仕事のパートナー。
楓は標的。
わかっていても、抑えられない何かを感じてるのでしょうか。

それから隆が三瓶に会いに行きましたが、三瓶はすぐに追い返した。
追い返したけれど、名刺を見て考え込んでいる。
やっぱり、三瓶は30年前の事件に関係しているのかもしれない。

六車と言う人物。
浩一たちの間で、すれ違う気持ち。
三瓶のことを知った時、浩一がショックを受けるような事態になるのでしょうか…。
それはつらすぎる。


プロフィール

ちゃーすけ

Author:ちゃーすけ
癖の強い俳優さんや悪役さん大好き。
俳優さん、ドラマ、映画、CMその他、懐かしいもの、気になるものについて、長々と語っております。

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