テレビ埼玉で放送された「必殺仕事人」79話。
「暗闇仕留人」の妙心尼も演じた、三島ゆり子さんの熱演。

常々、年増扱いされて「許せないわぁ~」というおしまが大ピンチ。
三島さんの演じるキャラクターって、どこか暖かみがあって、コミカルで笑いを誘うものが多い。
この、おしまも加代と良いコンビ。
それが、それが、火付け盗賊改めに捕縛されてしまった。

火付け盗賊改め、「鬼平犯科帳」で知られる通称、火盗改め。
放火、盗賊、博奕を主に取り締まり、奉行所とは違って機動性を重視しているので、奉行所では管轄外の僧侶や旗本も取り調べられる。
つまり、手順を踏まないで取調べができる。

その取調べは相当に厳しく、奉行所では禁止されている拷問もやったそうです。
だから火盗にかかると、大概の者は白状するらしい。
もちろん、やってなくても白状してしまったりもするし、死んじゃったりもする。

でもここは奉行所と違って裁判やったり、治安守ったりもしないで、犯罪者を減らせばいいので、これもありだったらしい。
とにかく恐れられることも、犯罪を減らす手段のひとつ…というわけでしょうか。
しかし、これ、迷惑だったりもするんじゃないですかね。

強盗とか、紙と木でできている江戸の町に放火とか、今だってとんでもない凶悪犯罪なので、恐れられて取り締まることは絶対必要なのはわかるんですけど。
鬼平みたいな火盗より、悪役の方が多いせいかもしれませんが。
「江戸を斬る」という時代劇で、西郷輝彦さん演じる遠山金四郎と対立する火盗改めを演じた成田三樹夫さんは、カッコよかったですけど。

それで、ここは町奉行所とは違う組織の為、取調べは役宅で行うんですね。
ここに送られたら、生きて出られないと言われる恐怖の屋敷。
そこにおしまが、捕まっちゃったんですね。

おしまも普段のおしまを知っていると、心が痛むほど過酷な拷問を受けます。
それでも仕事人のことは話さないおしま、根性あります。
それだけでもう、只者じゃないです。
おしまを助けに、潜入する仕事人たち。

そしておしま、これ以上責められるなら、斬られた方がいいだろう、もしかしたら喋ってしまうかもしれないし、と思ったのか、逃げ出そうとする。
斬られそうになったおしまを、仕事人たちが助ける。
瀕死のおしまの足に、綺麗だと言ってむしゃぶりつく外道は、秀さんが仕留めてくれました。
いやー、おしま頑張った!

年増女とか何だとか、いろいろ言われて、どちらかというと笑われるキャラクターだけど、根性は普通じゃないところを見せた。
やっぱり、仕事人だ。
おしま、お疲れ様。
誰も、おしまをバカにはできない。


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2010.10.30 / Top↑
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