こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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退屈ならおすすめ 「アイデンティティー」

あっと驚くサスペンス映画といえば、「アイデンティティー」。
退屈だから何かない?と聞かれたら、見ていないならこの映画見ると90分退屈しないと言いたくなる。


ある雨の真夜中。
精神科の医師、マリック(アルフレッド・モリーナ)は、ある患者を診察した時に録音したテープを聴いている。
「君の名は?」
患者は言った。
「好きに呼べばいい」。

「君は、なぜここに来た?」
「頭痛を治してもらう為だ。アスピリンはダメだ」。
「お母さんの話をしてくれないか」。
「売春婦だった」。

「アパートの住人、6人を殺したのは君か?」
「俺の誕生日だった」。
マリックの患者は、同じアパートの住人、6人を殺した殺人犯。
責任能力ありと判断され、死刑が確定していた。

雨の降りしきる真夜中の道路。
ジョージとアリスの夫婦、そして息子のティミーが立ち往生していた。
その時、車の外に出たアリスがはねられる。
はねてしまったのは、往年の人気女優・カロライン(レベッカ・デモーネイ)を乗せた運転手・エドだった。

近くのモーテルに、アリスは運び込まれた。
モーテルにいたのは、管理人ラリー。
だが、モーテルの電話は不通になっていた。

エドは病院を目指し、大雨の中、車を走らせる。
途中、車が故障して同じく立ち往生しているパリス(アマンダ・ピート)という女性に助けを求められる。
パリスが言うには、洪水でこの先はどこにも行けなくなっている、ということだった。

確かにしばらく走ると、道は冠水して通行止めになっていた。
仕方なくエドとパリスが引き返そうとすると、新婚の夫婦ルーとジニー(クレア・デュバル)の車がやって来た。
どこにも行き場がないので、4人はそろってモーテルへ向かう。


真夜中に電話が鳴っている。
起こされた判事が電話をとると、死刑判決となった囚人の再審理がこれから始まると言われる。
こんな真夜中に?

なぜなら、囚人の死刑執行は明日に迫っているからだ。
囚人は、現在移送中。
再審理の理由は、囚人が書いた日記だった。

この日記が意図的に隠されていたと弁護側は主張、再審理となった。
再審理となるような理由の、日記。
弁護側は、同席を主張したのだ。


雨の中、あのモーテルにやってきたのは、ロード(レイ・リオッタ)という凶悪犯護送中の刑事。
凶悪犯は手錠をかけられている。
新婚の夫婦の夫・ルーはなぜか、写真を片付け出す。
立ち往生していた女性・パリスは大金を持っていた。

ふと気づくと、女優がいない。
探すと、モーテルの洗濯機の中から女優の頭部が発見される。
そこにはモーテルの「10」号室のキーが置いてあった。

一体、誰が!
恐怖の中、新婚夫婦の夫・ルーも殺され、凶悪犯も死体で発見され、それぞれに「9」「8」のキーがあった。
これは、連続殺人事件だ。

エドがはねた瀕死のアリスを励ましていた夫のジョージも、事故に遭って死亡。
やがてアリスも息を引き取る。
そして、「7」「6」のキー鍵が見つかる。

新婚の夫をなくしてパニックになったジミーと、ジョージとアリスという両親をなくしたティミーがモーテルから逃げようとする。
だが、車へと駆け寄った瞬間、車は爆発、炎上する。
しかし、消火後、2人の死体はなかった。
そこには「5」「4」のキー。

さらに今まで死んだ人間の死体も消えている。
アリスとジョージ、ティミーの家族3人。
ルーとジミーの新婚夫婦。
女優のカロライン。
ロード刑事の連れている凶悪犯。
見つかった「10」「9」「8」「7」「6」「5」「4」のキー。

生き残ったのは、カロラインの運転手のエド。
そして実は売春婦で、オレンジ畑を買う為に金を稼いでいた為、大金を持っているパリス。
刑事のロード。
モーテルの管理人のラリーの4人。
連続殺人犯の犯人はこの中にいる…?
キーの意味は?




これは絶対、見る前にネタバレしてはいけない映画だと思います。
ネタバレしたら、見る意味、ほんとになくなります。
「そして誰もいなくなった」のように次々、消されていくモーテルに集まった人間。

それと、真夜中に再審理になった死刑囚の映像が、どう繋がっているのかわからない。
共通点は、降りしきる雨だけ。
だから、一体どうなっているんだ?と見守るだけ。

とりあえず、死刑囚の方も見ながら、次々消えていく人間とモーテルの殺人犯を見ているだけでもサスペンス満点。
密室サスペンス。
追い詰められていく恐怖。

ただ、不思議なのは、死体というより、その人間がいた痕跡さえも綺麗になくなっている点。
でも、ここがミソだったんですね。
どの場面も、「ちゃんと」見ていると、後で納得しますから。

最後に見事に全部が結びつき、あっと「そういうわけだったのか」と思う。
でも一緒に見ていた人は意味がわからないで、もう単純にモーテルの連続殺人事件ものだと解釈して楽しんでました。
それでも、おもしろいんですけどね。

俳優がいかにもそういう人物、という感じで楽しめます。
それでも理解した後、もう一度、ラストは、「うわー!」と驚けます。
もう一つの現実に、「うわー!」になります。

…って、もう、ネタバレしないで言うにはこれが限界。
ちょっと書いたんですが、それもネタバレにつながりそうで書くべきじゃないと思いました。
キーはもちろん、タイトルさえも、答えになっていたんですね。
これ書くだけで、精一杯。

監督は、ジェームズ・マンゴールド。
うまい!
このラスト、予想できた人っていないんじゃないでしょうか。

1回だけしか通用しないというか、わかっちゃうと2度は驚けないけど、ほんと、びっくりしましたよ。
見て損はない、とにかく見ている間は十分楽しめると思います。
どの映画に似ている傾向か?
それも言えない。

こんな遠回りのこと言っている理由も、見たらきっと、わかる。



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