「CONTROL 犯罪心理捜査」第1回。


瀬川里央は同僚にもウザったいと思われるほど、事件にのめりこむ女性刑事。
1ヶ月張り込みをしている事件で、上司の命令に反発している最中の同僚刑事の反応でも煙たがられているのは自覚している。
その時、張り込みに犯人が現れた。

里央は飛び出していく。
物陰に潜んだつもりだったが、犯人は里央に気づいて逃げ出した。
後を追う里央。

しかし犯人は踏み切りで電車が通った時、里央めがけて拳銃を発車した。
電車の音にかき消され、銃声は響かなかったが、弾は里央のわき腹に命中。
里央は倒れたが、周りの人々は理由がわからず、里央を見ていた。

2ヵ月後。
里央は署に復帰したが、待っていたのは異動の命令だった。
しかし異動は本庁。
里央が情熱を発揮できる職場だろうと上司は言い、里央は本庁に向かう。

ちょうどその頃だった。、
若い男性が、携帯で話しながら暗がりを歩いていた。
電話は一緒に暮らしている女性からの、浮気しているんだろうという電話にだった。
電話の女性はなだめられていたが、どうせ今も別の女性と一緒にいるんだろうと責めた。

その時、電話している若い男性の背後から男性が近づいてきた。
若い男性は電話をしたまま、背後からナイフで刺された。
男性が倒れて携帯電話が転がった。

電話の相手は、男性が刺されたことに気づくはずもなく、また都合が悪くなると黙るんだと相変わらず責めていた。
里央が配属された、強行犯係について、挨拶しようとした時、事件の一報が入る。
先ほどの携帯で話しながら刺された男性の事件で、通り魔事件と思われた。

通り魔事件では既に、3人目の犠牲者が出ていた。
里央が挨拶もできないまま、刑事たちは次々、部屋を出て行く。
班には里央が警察学校で一緒だった、寺西景(横山裕)もいた。

里央も何か…と思った時、小坂橋正次(勝村政信)が里央の配属された部署を改めて確認させた。
そこには、「分室」と書いてあった。
次々刑事が出て行くのに残っていた年配の刑事、杉浦幸造(泉屋しげる)が里央を案内する。

里央が通された部屋は、元書庫だった。
そして里央は、警察が協力を要請している心理学の教授を訪ねて、大学に向かわされる。
心理学の授業をしていたのは、南雲準(藤木直人)。

しかもその授業で使われた教材は、里央が銃撃されたところを偶然とらえていた映像だった。
生徒の1人がこの事件を知っていて、美人刑事が撃たれた事件だと言った。
南雲は、本当に美人だったのかどうかわからないが、と話を進める。

生徒たちは「どんくさ」だの、「この女刑事、死んだの」だの、好き勝手なことを言っていた。
この女性刑事は死んだのかという答えに、南雲は「そんなことは問題じゃない」と言う。
それを聞いた理央は思わず手を挙げて、「生きてます!」と声をあげた。

通り魔事件の犠牲者の身元は、わからなかった。
携帯電話も、本人の名義ではなかった。
一緒に暮らしていた電話の相手は、犠牲者を繁華街で拾って、お互い身元不明のまま暮らしていたのだと話した。

さらに自分の素性は、絶対公表しないでくれと頼む。
なぜなら、自分は高校教師だからだ、と。
高校教師が繁華街で正体不明の男を拾い、家で暮らさせていたなんて知れたら、破滅だ。

署に南雲を連れてきた里央に小坂橋は、里央の仕事はまず、南雲に茶をいれることだと言う。
南雲は通り魔事件を自分なりに分析するが、そこに3番目の犠牲者の素性がわかったと連絡が入る。
自分の心理状態を言い当てられて内心、不機嫌だった小坂橋は南雲の分析を嘲笑うかのように出て行った。

しかし南雲は里央に、犠牲者と両親が対面するのに連れて行ってほしいと言う。
安置所での、遺体と両親の対面。
悲しみの両親だが、南雲は冷静な目で「結構、イケメンだね」「生きている時はもてただろうね」と言い、黙っている里央に「タイプ?」と話しかける。

さらに両親が相当、いい暮らしをしていそうだ、とも。
あまりの無神経な言葉の数々に、里央は南雲を表に連れ出す。
心理学をやっているのに、人を傷つけるのか。

人の気持ちがわからないのか。
怒る里央に、南雲は両親を観察していたのだと言う。
あの2人は何か隠している。
しかし、興奮している里央を指摘し、その状態では話せないと言った。

そこに寺西がやってきた。
寺西は南雲に向かって、里央を熱すぎるが、信頼していい人間だと行った。
南雲は意外にも「わかっている」と答えた。

次に南雲は鑑識に連れて行って欲しいと要求。
鑑識の課長・木下由紀夫(佐藤二朗)は不機嫌に見えたが、実は誰も見ていないところで南雲の著書を読んでいることを告げる。
木下は南雲に、サインを貰っていた。

やがて、通り魔事件の犠牲者3人に共通点があることが判明。
それは振り込め詐欺の犯人だったということだった。
通り魔事件に見えたが、これは仲間割れだ。

警察は犯人に行き着き、追い詰めて逮捕する。
しかし、逮捕された犯人は確かに2人は自分がやった、と自白した。
だが、3人目の殺害については、否定した。

冷静になった里央に、南雲は改めて観察していた両親のことを話す。
あれは悲しみが75%、残りの25%は安堵だ、と。
何故、安堵なのだろう。
両親はある銀行の、副頭取だった。

里央と南雲は、両親の家に向かう。
そこで南雲は家族の写真を見て、そして鏡越しに再び観察をする。
名刺を忘れた南雲は、名刺代わりにと両親とそれぞれ握手をした。

家を出てから南雲が里央に話したところ、両親の手が冷たかった。
それは、嘘をつかなければいけない緊張感から来るものだった。
お茶に対する父親の反応から、父親は何か不満があると一切を受け付けないタイプであることという。

そして母親の反応は、父親に対しての取り繕いだと。
さらに、犠牲者を背後から刺したのは、犠牲者の顔を見たくなかったからだ、とも。
母親は何か、隠している。

それを聞いた理央は、母親に話を聞きに走る。
大声で母親に話を聞かせて欲しいと頼む里央。
雨が降ってきても、ずぶぬれになるがまま、門前で頼み込む里央だった。
強行犯係は、里央が母親を連れてくることを期待していなかった。

そんな中、南雲と寺西だけは違った。
時間が経ち、諦めムードが漂った時だった。
里央が母親と連れ立って、部屋に入ってきた…。

次は取調室で、杉浦と寺西が話を聞いた。
母親は、殺したのは父親だと自白した。
激昂する寺西だったが、母親は次第に息子がグレ、家庭内で暴力を振るい始めたことを語る。

そして、息子は家出し、振り込め詐欺集団に加わった。
もう、どうしようもなかったのだ。
父親は息子の顔を見ず、背後から刺した。

事件は解決し、全てが終わったかに見えた。
しかし、里央に、犠牲者が暮らしていた女性が、何もかもばれてしまい、絶望して飛び降り自殺しようとしていた連絡が入る。
里央に南雲は、いくつか説得のアドバイスをする。

大声を出さない。
命令しない。
自分の考えを押し付けない。

だが、屋上に説得に向かった里央は大声で呼びかける。
地上にいた南雲は、次々にやってはいけないことをする里央に呆れる。
そして里央は女性を無理やり、手すりの向こうからこちら側に引き寄せて倒れる。

地上で見ていた野次馬が声をあげた。
無鉄砲な女性刑事と、心理学者。
このコンビは、始まったばかりだった。



「LADY」と相当、比べられそうだと思いましたが、どちらかというとこちらは「ガリレオ」かなあ。
藤木さん演じる教授はかなり変人で、ジャムパンが大好き。
それも、凝ってない、素朴なのがいいらしい。

里央にもジャムパンを買ってきてくれ、と頼む。
一生懸命、大量のジャムパンを買って来た里央だったけど、教授は「朝8時に起こしてくれ」とのメッセージを残し、分室で熟睡するのでした。
振り回されてる~。

遠慮というものがない南雲は、鑑識の木下の機嫌を損ねたかに思えた。
対して女性はとっても、南雲に親切。
まあ、藤木さんのルックスだから。
「これを見ますか?」という要求に、そんなものは自分が説明する!と言った感じの木下。

しかし、木下は不機嫌そうな表情のまま、南雲にサインをしてもらう。
著書を忘れたので、ここに…、と鑑識の制服をめくって、シャツに。
そうか、好きだったのね。

警察は事件、自分は研究、ともに利害が一致したからと言う南雲さん。
しかし、里央が信用するに足りる刑事だということは、さすが、見抜いていたようです。
寺西の反応から、南雲と寺西が里央をめぐって、火花を散らす展開も、あり?

南雲はおそらく、犯人は父親だとわかっていたんでしょうね。
だけど、里央に母親を連れてこさせて、刑事たちに自供させた。
犯人説得や追い詰めることは、自分の仕事ではなく、あくまでも自分は里央のサポート、ということでしょうか。

しかし、あんな風に人の気持ちがわかっちゃうって、ちょっと不幸なんじゃないでしょうか。
ある業種によっては、人の気持ちが読める人がいる。
その人物によってはインチキというか、そう言われても仕方ない人もいるんですが、超能力があるという意味ではなく、人の心を読めるんですよ。

人の心理を読める、というべきか。
それを利用するから、インチキと言われるけど、人の心理を読める。
いました。
ちょっとした仕草とかで、「あの人は嘘をついている」とか「あの人はあの人が苦手」とかわかる人。

でもそういうのって、あんまり読めると幸せじゃない。
ドラマでも小坂橋が南雲に対して、いい感情を持っていないのを南雲が見抜いていた。
南雲がああいう性格なのは、自己防衛という意味もあるのかなと思いました。

まだ1回目だから、そんなに刑事たちが気がつかない犯人の心理とか、犯人を落とす為の心理とかは、それほどありませんでした。
今回は各キャラクターの特長の紹介…といったところでしょうか。
まあ、猟奇的殺人とかではないのは、まだ火曜日ですからね~。
週の始め頃にあんまりきついのは、厳しいかも。

今後、どうなるかですね。
松下さんも、藤木さんも、何かある…、それを明るみにしていって克服するというより、事件をこなしていくドラマでしょうか。
周りをベテランさんで囲んでいたので、それもまた、広がりを見せてくれるかもしれません。
次からは、ラストにあったような、松下さんと藤木さんのコンビの噛みあわなさ!も見たいと思います。

「美しい隣人」は、録画です。
でもチラッと見たところ、不気味に怖そう…。
こちらはじわじわ、怖さが来る感じがします。


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2011.01.12 / Top↑
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