はりまや橋の上で坊さんかんざし買うを見た…の通り、僧侶がかんざしを3本も買うのを見た一座。
坊さん、やるなあ…といった表情で見送る直次郎たち。
しかし、今回の駆け込み寺・円月院の庵主が言う、依頼しにくい相手というのは、同業者。
仏に仕える身でありながら、女郎を3人もかどわかし、寺に引き込み、日夜弄ぶのみか、手ひどくこき使っているらしい。

3人も…と呆れる京山の脳裏に、先ほどのかんざしを買った坊主の姿が浮かぶ。
先乗りしていた晋松と京山が目で合図をし、直次郎も集まったところで京山が語ったのは、今度の相手は直次郎も見た先ほどの坊主ではないかということ。
宗純という来迎寺の僧侶で、住職1人きりのボロ家だが、格の高い寺の為、寺社方も踏み込めない。

今回の頼み人は、ここの廓で一番のの鶴富楼の女主人・お倉だった。
そして、出家する前の宗純は、お倉の娘の婿であった。
つまり、元・姑が娘婿を仕置きしてくれとの依頼だ。
廓の方は晋松が探り、宗純の方は直次郎となった。

女郎屋の立ち並ぶ通りで、宗純は「南無阿弥陀仏」と唱えながら、「女郎買いはおやめ」と言って歩く。
「逃げたい女郎はおらんかね。逃がしてしんぜるぞ」。
だが女郎たちは「騙されてたまるもんか」と言い、客は罵倒する。

その様子を晋松が見ていて、女郎に聞くと、ああやって女郎を抜けさせて寺に駆け込ませてこき使っているので、もう誰も騙されなくなったのだと話す。
手のつけられない極道坊主。
対して、お倉は女で1人で鶴富楼を切り回し、総代も勤めている。

娘のお光は宗純の手を取り、お倉たちが来るので逃げてくれと誘導しようとした。
宗純を見たお倉は、自分に恥をかかせ、娘を捨てた男と言い、一緒にやってきた亀屋久兵衛や入船屋和助の配下が宗純を叩きのめそうとした。
だが、宗純は逆に相手を叩きのめしてしまった。

平然と笠を拾う宗純は坊主なだけに、縛ることも出来ない。
逃げ出した3人の女郎は亀屋久兵衛と、入船屋和助のところの女郎だった。
亀屋と入船屋は副総代であり、彼らは元・総代の娘婿の所業に対し、総代のお倉に苦情を言う。

京山一座の舞台を、宗純が見に来た。
楽屋に宗純が訪ねて来て、勧進興行ならご公儀寺社方の通行手形を持っているのかと確認した。
京山がはいと答えると、宗純はご苦労と言って出て行く。

寺に戻った宗純に女郎の1人が、妙な人が助けを求めて来ていると話した。
「あんたかい?女郎を逃がしてくれるというお坊さんは?」
手ぬぐいを頭に、しなを作ったのは直次郎、それを見た宗純は「何じゃ、お前は」と言う。

直次郎は陰間茶屋から逃げてきた、男・女郎と言って逃がしてくれと言った。
廓の手先ではないかと疑いながら、宗純は直次郎を連れて行く。
女たちは機を織っていた。

わらじを編まされた直次郎は手がマメだらけで、腰も痛い。
休む直次郎は、娘たちに話しかけ、ここの生活ぶりを聞く。
だがそこを宗純に見つかって、直次郎も娘も尻を叩かれる。

娘たちは宗純に「手を休めるな!」と怒鳴られる。
直次郎の作業の遅さに、こんなことでは立ち行かないと言って宗純は1人の娘を呼びつけた。
夕方に糸と布を取りに問屋が来るので、約束の数を揃えておけと言いつけ、宗純は出かけていく。
出掛けに今夜は自分のところに1人ずつではなく、3人一緒に来いと言う。

あきれて見送る直次郎。
宗純がいなくなると、直次郎は娘たちに話しかけようとするが、1人は黙って働きなさいと言って、逃げてしまう。
1人は機を織りながら、問屋から受け取った金はどうするのか聞くと、全部宗純が預かっていると答える。
それでは女郎屋よりひどい。

夜、宗純の部屋で何をされるのか聞いても、直次郎とは口を利いてはいけないと言われている娘たちはひたすら機を織る。
直次郎は「あの坊主、うまいことやってんな、ちくしょう!」と言う。
やっとのことで作業から抜け出し、晋松と接触した直次郎は自分が見たことを伝える。

その頃、お倉は円月院に依頼の件はどうなっているのかと、聞きに来ていた。
女郎奉公は証文を交わして成立しているものだし、自分は女郎たちの身の上相談にも乗って親身に世話をしている。
宗純はもとは娘婿でありながら、放蕩の末、出家し、今度は僧侶の身分を利用して好き勝手している。
庵主はもうしばらくお待ちを、と言い、お倉が帰ると京山に1日も早く宗純を殺してくれと依頼する。

娘たちの飯時、その粗食に直次郎は思わず、「いっつもこんなもの、食ってんのか」と言う。
直次郎の仕事振りを見て、宗純はだいぶ働いたようだなと言い、廓の回し者ではないことを信じた。
「おい、何故飯を食わん」と言う宗純に、「疲れちゃってさ、飯どころじゃないわよ」と直次郎は答える。

しかし、宗純は「明日から働けないから、無理にでもしっかり食え!」と怒る。
起き上がった直次郎の目が座る。
その夜、忍び込んできた晋松が直次郎に長ドスを渡し、黒尽くめの京山と晋松が潜入してくる。
娘たち3人が呼ばれているのを見て、毎晩引っ張り込んでいるんだ、あの野郎と言う直次郎に、京山は「邪魔だねえ」と言うが晋松はかまうことはないと言う。

その時、娘たちが泣く声が聞こえてきた。
「泣くな。そんな弱い女に仕込んだ覚えはないぜよ」。
宗純は「おまんらはもう、体を売らんでも1人で生きていける、強い女のはずじゃ。炊事、洗濯、針仕事、その上、機織りに糸紡ぎ、手に職もついちょる」と言うと、1人の娘が「はい、誰にも負けません」と答える。

「どんな粗食にも耐えられるはずや。世の中に出てからの心構えも、毎晩話して聞かせたな?その上、金もある。おまんらが汗水たらして働いた金や」。
金が小銭にして、3人の前に、分けて置いてあった。
「でも、これはお世話になったお礼に…」。
「遠慮するな。お前らのものじゃ」。

娘たちは泣きながら、宗純に手を合わせる。
それを見た京山は、黙って見ている。
「ただ、一つ問題なのは、どうやって抜け出すか、じゃ。通行手形がないと、国境は越せん。だがそれもええ手立てが見つかった」。

晋松と直次郎も話し合う4人を見て、手を止めている。
すると、宗純は円月院に本然寺修復の為の勧進興行に、娘手踊り一座が来ていること言う。
「旅芸人になって、国越えせい」。
娘たちの「ありがとうございました」と言う声が聞こえると宗純は「おうい!オカマ!」と直次郎を呼ぶ。

長ドスを持ったまま、ギョッとする直次郎だが、退いた晋松に長ドスを渡すと、「あい!」と元気良く返事をした。
仕置きの為の道中合羽とわらじを脱ぎ、「何なのさ」と部屋に入る。
「お前、明日の晩、あの3人を連れて国越えするんじゃ」。
「そんなに急に?!」

「逃げとうはないのか」。
「に、逃げるったって、通行手形ねえよ?」
すると、宗純は明日の晩、自分と直次郎とで京山一座に強盗に入る、と言う。
公儀寺社方の通行手形を手にいれる、そしてこれは直次郎の度胸ためしでもある。

ちら、と直次郎が袂を直しながら、京山と晋松が潜んでいる方を見る。
京山と晋松が外に退いた後、直次郎が飛んで来て、「どうすんのよ、お師匠さん」と言うと京山は「ワルじゃないねえ、あの坊主」と言い、晋松は「もう一度調べてからじゃねえと、この仕事、手を出せねえわ」と言う。
「弱ったなあ、あいつ、俺たちの一座に強盗に入るんだって」との言葉を聞いた京山は「ああ、いいよ。入っておいで」と言うので、直次郎は目を丸くする。

「あの女郎たちを助けてやろうじゃないか」。
「今、俺たちが下手に動かないほうがいいな」。
通行手形は直次郎が持って帰るということで、話はまとまった。
お座敷の帰りを装った京山は密かにおはなを呼び、明日、ここに直次郎が強盗に入ってくるので、うまく芝居をしてもらいたいと話す。

亀屋と入船屋が女郎を折檻しているのを見たお倉は責めるが、来迎寺に駆け込もうとしていたと言う。
それを女郎屋の上から、晋松は見ていた。
お倉は亀屋と入船屋に自分の埃をかぶった折檻部屋を見せ、長いこと使っていないし、女郎に厳しくはするが仕置きは決してしない。

だから鶴富楼の女郎は、誰も宗純の口車に乗って、来迎寺に駆け込もうなどとしないのだと言った。
それは自分たちの扱いがひどいと言うことかと亀屋は言うが、お倉は宗純につけ込まれるなと言うんだと言った。
ではいつ、宗純を始末してくれるのだと言われると、お倉はすぐだと言う。

それを聞いていたお光は「やめて」と言い、やめてくれないなら訴え出ると言ったので、亀屋と入船屋はお光を捕えてしまった。
お倉は自分が今夜やるので、そうしたらお光は訴え出ることもないだろうと言い、その代わり、女郎にむごい真似は総代として許さない、きちんと取り決めると言った。

その夜、宗純にうながされて直次郎が一座のいる小屋に忍び込む。
京山とおはなは来たのを気づいているが、おおげさに京山は驚いてみせる。
宗純の通行手形はどこだという問いに、そこ、と指差す。

出刃包丁を手渡された直次郎は京山を拝みながら、出刃をつきつけている。
「それはダメ」と言う京山に、直次郎が当身を背後から食らわした振りをすれば、京山も「うーん」と言って気絶する振りをする。
「よし、行くぞ」という宗純に従って、直次郎も退散する。
見送る京山が笑っている。

お倉は用意しておいた短筒を手に、宗純の元へ急いだ。
誰もいなくなるとお光はろうそくの火で縛られている縄を燃やした。
すっかり旅支度が整った娘たちの髪に、宗純はかんざしを刺してやり、直次郎に「この通行手形で頼むぞ」と声をかける。
「へい」と言った直次郎に、「お前には何の支度もしてやれなかったが、男や。逃げられるだけでこらえてくれ」と通行手形を渡す。

3人を見渡した宗純は「必ず、逃げ切ってくれよ」と言った。
娘たちが逃げ切れば、後に続くものの希望になる。
「頼んだぞ」。
直次郎を見た宗純に直次郎は、「へい!」と笑った。

その頃、亀屋と入船屋が寅蔵の報告で、お光が抜け出して行くのを見た。
後をつける亀屋たちを、晋松となじみになった女郎が不思議そうに見ていた。
来迎寺にお倉が短筒を持ってやってきた。
宗純は短筒を見て「あんたは人一倍きついが、まっすぐな人やと思うちょった。こんなことはせん人や、と」と宗純は言う。

お倉は撃鉄を起こす。
廓を守る為と言うお倉に、宗純はまだ死ねないと言う。
女郎を助けなければと言うが、お倉は信じない。
そこにお光が駆け込んできて、宗純をかばう。

「お光、何故かばう!お前を捨て、家を捨てた男やないか!」
「この人、つらかったんや!女郎屋商売がつらくて、遊んで、悩んだ末に家を出て、寺へ入ったんや!私、知っちょる!」
お倉は「女郎を帰す、と約束したり!」と言うが、宗純は「それはできん!」と答える。

「おっかさんの立場も考えてあげて」と言うお光に、宗純はこれからも足抜けの手伝いを続ける、女郎は返そうにもいない、逃がしたと言った。
お光が亀屋と入船屋には、金を払おうと言った時、「金では話はつかんな」と声がした。
見届けに来たと言う亀屋や入船屋は、女郎3人が逃げ延びたことを知ったなら、えらいことになると言うが、困るのは阿漕な女郎屋だけだと宗純は言う。

それを聞いた入船屋はお倉の持つ短筒を宗純に向けるが、お光は宗純の前に出てかばった末、撃たれてしまう。
お光が撃たれると、お倉も駆け寄ろうとするが、宗純は寅蔵に、お倉は亀屋に刺されてしまった。
寅蔵ともみ合う宗純は、今度は入船屋に刺される。

その頃、晋松はなじみの女郎に、お倉が血相変えて出て行った後、お光と亀屋、入船屋と寅蔵が追って行ったことを聞く。
宗純は入船屋に刺され、さらに丑松に何度も刺されて絶命した。
亀屋は親子で殺し合い、お光は止めに入って死んだ風を装えと命令した。
晋松は亀屋たちが出て行くのを見て、寺に入るが、3人とも死んでいた。

円月院では、宗純の供養をしていた。
悔やむ庵主に京山は見る目が浅かったのは、自分たちも同じ、お倉の依頼、相手を代えて勤めたいと申し出る。
京山の前に置かれた仕事料を、晋松と直次郎が取っていく。
道中合羽に身を包んだ直次郎が、廓の灯篭の間を右に、左に、進んでいき、灯篭の影から覗き込む。

寅蔵ともう1人の用心棒、丑松はご機嫌で、廓を歩いていた。
ふざけながら暗い夜道で立ち止まり、灯篭に向かって立小便をしようとしていた2人。
直次郎が突き当たりの川に潜んでいたのを、ゆっくりと顔を上げる。
ふざけあう寅蔵たちは、直次郎が川から水しぶきを上げて飛び上がったのに気づかない。

一気に長ドスを振り上げ、直次郎が走ってくる。
寅蔵が気づく間もなく、長ドスを横に一直線に払って斬り、そのまま直次郎は走ってくる。
振り向いた丑松もそのまま斬ると、2人は倒れた。

そのまま、長ドスを構えた姿勢のまま、直次郎が止まる。
長ドスの先が震えている。
正面を向いたまま、直次郎は長ドスを収める。
直次郎から湯気が立っている。

鶴富楼で、亀屋と入船屋が勘定を数えていた。
後は総代も自分たちが引き受けると笑った2人の前、障子が破れて水が飛んで来た。
破れた障子の隙間から、京山が見える。
あわてて部屋の外に出た2人。
京山が長かんざしをくわえる。

階段の下の手水場に、お倉の短筒があるのを入船屋が見つける。
おののいた入船屋の背後から、晋松が縄で首を捕える。
晋松が飛び降り、代わりに入船屋が引きずられて倒れたまま、階段を上がっていく。
それを見た亀屋が怯えて、後ずさりする。

階段の横から、晋松が入船屋に巻きついた縄の金具を引き抜く。
入船屋が悶絶する。
後ずさりしていく亀屋は、背後の障子を開けると、黒尽くめの京山がいた。
京山を見て、驚いた亀屋の額を、京山は一気に刺す。

翌日、旅立つ京山に円月院の庵主が宗純たちの位牌を持って来て供養と鶴富楼の女郎たちの為、舞ってくれと頼んだ。
背後には大勢の鶴富楼の女郎たちが、帰り支度をしていた。
京山一座は踊り、京山は踊りながら歌の通りにかんざしを買っていた宗純を思い出す。



「坊主1人と女郎3人きゃいねえ寺へ張り込むなんて、何か参っちゃうな、俺」と言う直次郎。
それなのに晋松は今回は廓の主人が依頼主なだけに、晋松が廓に入り浸ることになるわけです。
ぼやく直次郎に「直さん、声が大きいわよ」と言いに来るおはな。

声を潜めて注意した後は明るく、「ご飯できましたー」と声を張り上げるサポートぶりに、京山も思わず微笑む。
派手じゃないけど、事情を知っているおはな、ちゃんとサポートしてる。
でも今回は仕事料は貰わないです。

おかしかったのは、宗純のところにもぐりこんだ直次郎のオカマちゃん演技。
「逃がしてほしいのよ。匿っておくれな」。
「男じゃないか、お前は」。
「あたいはさ、2年ほど、陰間茶屋にいたんだよ。女郎とおんなじだろ。逃がしておくれな」。

「何じゃ、お前は」と目を丸くした宗純だけど、直次郎のリアルな演技に「いわば、男・女郎だな…。よし、ただし、お前が嘘をついてるか、廓の回し者か体に聞いてからじゃ」と言う。
「体?」

それを見ていた女郎3人に宗純は「たるんでるとぶちのめすぞ!」と怒鳴り、直次郎の首根っこをつかんで連れて行く。
おののいて、直次郎はすりすりと横に這っていく。
楽しい。

あまりのハードなお仕事にダウンする直次郎。
娘たちは「だめだよ休んでちゃ」「叩かれるよ」「しっかりして」と言う。
「あたい、体が弱いからさ、ほんと、参っちゃうわ」ってきっちりなりきってる直次郎。

娘たちの手はタコだらけ、ヒビだらけ。
かわいそ、と手をナデナデしていて、見つかってお尻叩かれちゃう。
食事も「いっつもこんなもの、食ってんのか」というような粗食。
茶を注ぎながら、「かわいそうになあ。体、壊さねえようにしろよ」と気遣う。

一見すると稼いだお金は全部、宗純が預かっているというし、散々働かせた上にひどい仕打ち。
宗純が来たので、あわてて娘たちから離れ、寝転がる直次郎。
「何故飯を食わん」と言われて、「疲れちゃってさ、飯どころじゃないわよ」。

しかし、宗純が去った後の直次郎の目は暗殺者の目。
いよいよ、という時に間一髪、娘たちを逃がそうとしている宗純の本当の姿が目に入ってくる。
厳しさ、非情さとは裏腹に、娘たちに手に職をつけさせ、粗食に耐えさせ、毎晩、世間を渡っていく際の心構えを説いていた。

いやー、危ないところでしたね。
良いお坊さんを殺しちゃうところでした。
人の命が関わるし、こういうことがあるから、丁寧に調べてから仕事にかかるのはとっても重要なんだと。

殺しの装束に身を包んでいた直次郎、呼ばれて驚き、それでも返事は明るく返す。
それで急いで行くと、京山一座に強盗に入る話。
京山は入っておいでって言うし、もー、直次郎も目を丸くしっぱなしですね。
申し訳ないと京山を拝みながら、強盗に至る。

でも、娘たちを連れて逃げろと言われた時、「へい!」と明るいお返事。
顔が輝いてる。
立派に宗純のお手伝い。
対して晋松は、決して情に流されない偵察ぶり。

宗純の殺され方は残酷でしたねー。
あんなに何度も刺すんですか。
坊さん刺したりして先々まで祟られるから…、って犯人も殺されちゃいましたけどね。

直次郎の殺しは、斬った後、刀の切っ先が震えているし、目は血走ってる。
なぜか水中に潜って陸上の相手を狙うやり方。
確かに狙いやすいとは思いますが、何も水中に潜って「地獄の黙示録」のカーツ大佐のように出てこなくても…と思うでしょう。

ですが、直次郎は殺しの時、正気でいられない男。
殺しの時、直次郎は狂ってるんだなと思いました。
狂気に自分を追い込まないと、できない。

この狂気が毎回、直次郎が何をするか、どんなリアクションするかの楽しみにもなるわけです。
だから自ら上がって派手に道中合羽が翻って、まるで怪物のようになるのもあり。
この必死さ、そして被害者との交流。

見ているこちら、直次郎は普通の気のいいアンちゃんだと感じられる。
その彼が最後に爆発させる仕置きと、そのリアクション。
直次郎じゃなかったら、本田博太郎さんじゃなかったら、これほど魅力的に話が展開したかな…と思います。


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2011.02.05 / Top↑
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