先週待っていたのにお休みだった「相棒」、火野正平さんゲスト回。
刑務所内での殺人だから、話はほとんど刑務所で繰り広げられました。
「贖罪」という重いテーマで、1時間では惜しかった内容でしたね。

治療を我慢し、苦痛に耐えることで自分へ罰を与えている受刑者を見て、怒りと憎しみの行き場がなくなってしまう犯人。
凶悪で、反省もしてなかったら憎めたのに。
何も考えず、ひたすら憎悪できたのに。

火野さんの声と表情が良かった。
ほとんど心情を語らなかったのに、彼の覚悟とか贖罪の意識がひしひし伝わってきました。
あの殺意は、本来なら自分に向けられたものだったと思ったんでしょうね。
そうしたら、何とかせずにはいられなかったんでしょう。

「もがり笛」の音が、火野さん演じる男の心の悲鳴に聞こえました。
同時に、行き場のない憎しみを抱えてしまった人の悲鳴にも。
せまいところを通る時に立てる音、というのは、通れない感情に心が悲鳴をあげるという意味だったのかも。

火野さんの演技、さすが良かった。
医師を呼ぶな、と1人のたうちまわるところなんて、鬼気迫ってましたね。
ああいう、みじめさとかかっこ悪さを堂々と演じて、それでいてカッコよくなっちゃう。

それはもう、計算外。
計算外だから、カッコイイ。
それと、やっぱり色っぽいですね、この人は。
今週は、火野さんの魅力を再確認することが多い。


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2011.02.17 / Top↑
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