時代劇専門チャンネルの「新・必殺仕舞人」が終わりました。
放送途中、震災や停電があったけど、ちゃんと書くつもり。
こればっかりだけど、書く予定。

これはほんと、本田博太郎さんの魅力全開だったな。
第6話、殺しを目撃したおはなが晋松の縄から解放された時の、目の演技のすごさ。
一瞬にして、まなざしが優しくなる。
目力のすごい俳優さんだとは思っていたけど、ここまで「目で語る」とは。

「仕舞人」の方は、本当に直次郎が事件に体当たりしていた感じがある。
「新」の最終回は、直次郎が昔に戻ったようだった。
やっぱり、「仕舞人」は直次郎が前面に出ると、おもしろさが違う。

直次郎とも、渋い晋松とも、あでやかな京山ともお別れ。
誰一人死ななくても、やっぱり寂しい。
見ているこっちが寂しいんだから、ともに修羅場を越えてきた仲間同士は本当に寂しいんだろうな。

「仕舞人」の別れの時とは違って、親離れしたかのような直次郎。
天涯孤独、寂しいのが嫌いな騒々しい直次郎は「あばよ~ん!」って、イカダに乗ってどこ行っちゃうんだろ。
近くに来たなら、寄っておいで。
私は飲めないけど、一緒にご飯でも食べよう。


時代劇専門チャンネルの「必殺を斬る!」という番組。
そこで、「必殺」シリーズのオープニングについて、語られてました。
あの口上、殺し屋たちの顔、間にはさむ血まみれの錦絵。
見事に「必殺」の怨念世界を表してますよね。

CGとかない時代で、途中から色をつけようとなって、草笛光子さんなら唇に紅と考えたそうです。
次に放送する「仕事屋稼業」ですね!
半兵衛や政吉も、眉間に色がついてる。

これがまたなんともいえない迫力。
競馬、サイコロ、一万円札の映像が入る。
殺し屋稼業と半兵衛・政吉の大好きなギャンブルを、「やり直しの聞かない勝負」として、人生になぞらえたセリフ。

金に生きるは下品に過ぎる
恋に生きるは切な過ぎる
出世に生きるはくたびれる

とかくこの世は一天地六
命ぎりぎり勝負をかける

仕事はよろず、引き受けましょう
大小遠近、男女は問わず
委細面談 仕事屋稼業

…すごいですね、この文章!
どんな無難に見える人生だって、実は賭けだ、って思わせる緊張感。
若いスタッフによる映像が実験的で、すごかった時代ではないでしょうか。
シリーズが進むとそれが円熟してきて、それはまたすごかったと思います。

本放送一度見ただけで、DVDになるまで再放送を見たことがない。
それでもこのドラマはすごかったな~ということだけは、しっかり記憶に残っている。
緒形拳さんも林隆三さんも男くさくて、草笛光子さんが綺麗。
放送を見たら、このドラマの素晴らしさに再び感嘆すると思います。

時代劇専門チャンネルの「必殺アワー」。
毎日、楽しみ。
大感謝。


スポンサーサイト
2011.04.05 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kotatuneco.blog59.fc2.com/tb.php/1722-b936f061