こたつねこカフェ

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それにしてもおかしらという男は… 「雲霧仁左衛門」 第6話

第6話、「張り込み」。


松屋の金蔵はどこか、いまだ、お千代はつかみかねていた。
「ありか、いまだわからず」。
三次がお千代の手紙を仁左衛門に持ってくるが、仁左衛門は焦らないように伝える。

江戸の火盗への連絡の手紙を託した継ぎ飛脚が襲われ、高瀬の手紙だけが持ち去られた。
そのことを後で知らされたお京は怒るが、しかたがなかった。
「あたしたちの動き、みんな雲霧に筒抜けだったなんて…!」

しかし鳩が何も持たずに帰ったことから異常を察した式部により、高瀬の応援に江戸から山田与力たちが名古屋に来た。
心強い助っ人がやってきて、高瀬も政蔵も喜ぶ。
高瀬たちが滞在している宿の前で、野菜の行商を装って、さりげなく見張っていたおもんだが、山田たちが来て人数が増えて手に負えないと引き上げてくる。

おもんの顔は割れていないが、仁左衛門はおもんを労い、熊五郎のいる桑名に向かうよう指示する。
一方、山田はお京の労をねぎらいながら、どこで六之助を目撃したが聞く。
この辺りで消えた…と聞いた山田、茶店「藤屋」に目をつける。

この藤屋こそ、今、仁左衛門が奥のからくり部屋に潜んでいる茶店だった。
火盗が調べてみると、藤屋は土地の者が経営しているのではないし、茶店を建てたのも土地の者ではなかった。
しかも最初はお婆さん1人だったのが、いつの間にか人が増えていると言う。

どうも怪しい。
ここが雲霧の盗人宿ではないか。
そう考えた火盗は藤屋が見える場所にある寺に頼み、そこから高い梯子で窓をのぞいて、交代で茶店を見張ることにする。

お千代は婚礼を前に、松屋善兵衛に自分には妾が2人いることを打ち明けられる。
松屋はお千代と一緒になる前に、この妾たちとは手を切っておきたいと言う。
その為に少し家を空ける。
だから…、と松屋はついに金蔵の場所と、その扉を開ける為に隠されたからくりをお千代に見せる。

ついにやった…!
お千代はさっそく、その夜、からくりを動かしてみる。
そして翌日、仁左衛門にそれを知らせた。

山猫の三次はつなぎを取った帰り、1人の男に呼び止められる。
呼び止めたのは、暁の清右衛門の弟・櫓の福右衛門だった。
同じ盗賊でもこの兄弟は、人殺しは平気。
残虐なお盗めをすることで、正反対の立場を取る雲霧とは対立していた。

三次は「今はカタギになっているので」と言うが、福右衛門はなぜか三次に30両という大金を渡す。
そして三次は翌日、同じ場所で福右衛門と会う約束をさせられた。
店に戻った三次は、そのことをお千代に話しそびれる。
小判を広げ、「良い色してやがる」とその色に魅入られる三次。

妾を手を切って、商談をまとめて戻ってきた松屋善兵衛は、尾張藩の藩士たちに祝いの席をもうけられる。
お千代は祝いの酒の席に向かったが、そこでお千代は酔った1人の藩士に、しつこく公家の婚礼について問い詰められる。
その席の廊下に、1人の男の影が映っているのに、誰も気づかない。

藩士の追求のしつこさにお千代は内心困り、善兵衛もハラハラする。
お千代は酔ったと言って、庭に出て行く。
「しつこい男だね…」。

すると庭で涼んでいたお千代の前の座敷の障子が開き、中から手を招き寄せる者がいる。
座敷に戻ったお千代は気分が治ったと言い、藩士の質問に答える。
見事な受け答えを見た藩士たちは善兵衛に、良い嫁をもらったと誉めそやす。

お千代にしつこく絡んでいた藩士は、ついに酔って倒れた。
それを前にお千代は「それにしても…おかしらというお方は…」と心の中でつぶやく。
仁左衛門が提灯を手に、お千代がいた料亭から帰って行く。

松屋で奉公人たちは善兵衛の許しもあってその夜、宴会となっていた。
三次と治平はさりげなく手引きし、吉五郎が忍び込む。
治平が吉五郎の動きに合わせ、吉五郎が見えないよう、次々、窓を閉めて回る。

誰もが気づかない。
吉五郎がからくりを作動させ、壁を動かし、地下の金蔵に下りる。
だが吉五郎が一枚の床の石を踏んだ時、仕掛けが動き、壁が両側から迫ってきた。

三次に命じ、壁を止めるからくりを探させる吉五郎。
すんでのところで、壁は止まった。
鍵は3つあり、1つずつ開けて金蔵にたどり着く。

その翌日、三次は約束どおり、福右衛門と会った。
福右衛門は、「河辰」といううどん屋に三次を連れて行く。
町で福右衛門と三次とすれ違った火盗たちは、福右衛門に気づく。

あれは暁の清右衛門の弟で、捕縛に至らなかった櫓の福右衛門だ。
火盗は彼が出入りしているうどんや「河辰」に、目をつけ、見張ることにする。
そこに入った三次は福右衛門に、自分に協力するよう要求される。

断った三次だったが、福右衛門は、ならばなぜ、30両を受け取ってそのままにしているのかと聞いた。
福右衛門は三次を散々に殴り、「おめえはもう、雲霧を裏切ってるんだぜ。命は惜しいだろう」と脅す。
あざのできた顔を冷やせと言って、福右衛門は三次を部屋に放り込む。

すると、手当ての為、女性が入ってきた。
しどけない様子の女性に手当てされた三次は、思わずその女性を組み伏せる。
こうして三次は、福右衛門の罠にはまった。


いまだ、金蔵はわからず。
お千代は盗賊にでも襲われたらどうしよう…と言ってみるが、松屋善右衛門は「金はわしとともにある」「心配するな」と言うばかり。
だから善右衛門が留守にする際、お千代が決済をできるようにと、ついに金蔵を見せた時、「やった…!」と思いました。

その善右衛門はお千代と一緒に寝ないで、自分の部屋に帰って行く。
けじめだと言う。
彼が帰った後、お千代の目つきが鋭くなり、畳みに懐剣を突き刺す。
すると、床下には三次がいる。

自分が善右衛門を「寂しい」「ここでお休みくださいませ」と誘っているのを、三次は床下で聞いていたはず。
三次は、早く金蔵のありかを知りたくてと言う。
お千代は怒り、仲間でもやっていいことと悪い事がある、と言う。
そして、今度やったら本当に殺す…と言うんですね。

凄みがある。
そりゃそうでしょう。
だけど、三次としたら、他人がイチャイチャしているのを聞いているばかりで、ストレスもたまる。
ここが後々、伏線になっていたんですね。

福右衛門に金を渡され、最初は小判が入っているとは知らずに受け取った。
帰ってから大金であることに気づいたが、返しそびれたし、お千代にはこの一件もあってか言いそびれた。
うっとりと、良い色だなとつぶやいてみる。
しかし、人は、ましてや悪党は、一銭だってただではくれない。

そんなつもりじゃなかったと叫んでみても、どこか後ろめたい。
自由になる金がほしかった。
福右衛門はそこをついてきた。

もう雲霧を裏切っている、殺されるだけ…と言う。
確かにそうかもしれない。
そう思って、弱った三次に女性をあてがってきた。

こんなの、罠だって気づくんですけど、三次は見事に心の隙間に入り込まれた。
雲霧たちだって、そういうことはするんですが。
人間と言うのは弱い、と思わされる。

お千代にしつこく、公家について質問してくる藩士。
この人、へーベルハウスで「じいちゃんが相手してやるからな」と言うおじいちゃん。
酒癖が悪いみたいで、お千代は閉口する。

元々、不安があった公家の姫への変身。
答えに詰まって庭に出ると、おいでおいでをする手が見える。
障子に映った影。
そう、仁左衛門が来ている。

描写はないが、おそらくお千代に知識を授け、去っていく。
困った時には、既に側にいて、助けが来ている。
「いつもこの仁左衛門がついておる」って言葉は、嘘じゃなかった。

お千代が誰を、誰だけを想っているか。
仁左衛門が、なぜこれだけ慕われるお頭なのか。
高瀬に助けを出した式部と同じ。
納得。

一方、藤屋を梯子の上から見張っている火盗や密偵は、本当にお京の言っていることは当てになるのかと疑問を言う。
高瀬はそれを聞いて、肩身が狭い。
お京も肩身が狭い。
だが、それしかないだろう。

そこへ福右衛門を見つける。
河辰が目をつけられる。
さらに、そこに三次が出入りしている。

櫓の福右衛門と三次、それに目をつけた火盗。
藤屋も見張られている。
松屋襲撃はどうなるか、波乱の予感です。


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