こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOP必殺シリーズ ≫ 西崎みどりさん (現・緑さん)

西崎みどりさん (現・緑さん)

平尾昌章先生の歌の特集を、火曜のNHKの歌番組でやっていました。
「必殺」には欠かせない方じゃ、ありませんかー。
和服美人が出ているなあと思っていたら、西崎みどり(現・西崎緑)さんじゃありませんか!

曲は「旅愁」。
「暗闇仕留人」の主題歌ですね。
いやー、今も衰えない声、歌唱力!

しかし、当時は確か14歳。
今思うと、14歳が歌う曲としてはすごかったような。
それと14歳にしては、やっぱりすごかったような。

別に「必殺」のことばかり考えていたわけじゃないですけど、西崎みどりさんが歌った「必殺」シリーズの主題歌が思い出されました。
「旅愁」「さざなみ」「流星」。
「暗闇仕留人」では最終回、ゲスト出演してましたっけ。
悪党ではあったが、自分にはとても優しい父。

その父を殺され、雪の中、巡礼の旅に出て行く。
すれ違う仲間を失い、裏稼業をやめ、1人旅立つおきん。
糸井貢の「俺たちのしたことで、世の中変わったか?少しでも良くなったか?」の問いかけそのままのシーンだったと思います。

剣之介とお歌の無惨な最期に、武士として仇を討つ形になった主水。
裏稼業に生きる空しさを噛み締め、朝もやの中、去って行く。
無言で見送る捨三と、容赦ない勝負を決めた後姿を見て、「怖ろしい男だ…」とつぶやく又右衛門。
この後に流れた「さざなみ」が、刺激的なイントロと共に忘れられません。

「新・仕舞人」の「流星」では誰も死ななかったけど、4人のうち3人が世を捨てた。
みんな、諸国を回って過ごした仲間は行ってしまった。
直次郎だけは、どこ行っちゃうの?でしたが。
どこか、哀しいメロディー。

「必殺」では「仕舞人」「新・仕舞人」で、京マチ子演じる京山に命を救われ仲間入り。
やがて、裏稼業のつらさ、怖さ、哀しさを知って行くにつれ、人物に深みが出てくる。
「橋掛人」では、父の仕事を継いで、母との確執から悪党に捕えられても気丈に耐え、尼僧姿にも凄みが出てくる。
「渡し人」でも被害者から、裏稼業の夫の、真の支えとなっていく。

この辺りでは「かわいいお嬢さん」のポジジョン以上の役が与えられてると思う。
「仕切人」は…、見てないのでわからないです。
すみません。

平尾先生の特集、名曲「カナダからの手紙」で畑中葉子さんが出なかったのが、哀しかった。
別に出演した子でも悪くなかったけど、改めて畑中さんっていい声だし、あの曲にピッタリな歌唱力だったんだと思った。
「橋掛人」で、高部知子さんも最近、見た。
表舞台から消えた、ちょっとスキャンダラスなイメージになってしまった人たち。

だけど、演技力とか歌唱力とか、ものすごくいいものを持っていた、上手く育ってほしかった人たちだったんだ…と思った。
西崎さんは、その後もちらほらお見かけしました。
「怪 赤面ゑびす」や「八丁堀の七人」では直次郎こと、本田博太郎さんと、絶対服従の妙な当主と妻だったり、悪党の愛人だったりして共演してました。
その時も美しかったけど、今回も美しい。

自分が見ていた人たちが、今も形を変えても活躍しているって貴重だし、うれしいもんなんですね。
もしも今、坂東京山を演じるなら、西崎さんだったりしてね。


スポンサーサイト

Comment

編集
>糸井貢の問いかけそのままのシーン
このシーンはおきんを見送る仕事を依頼した娘もいて、まさに三者三様。
「旅愁」の曲名もこのシーンを見越してつけられたとすればたいしたものです。

>「橋掛人」の尼さん
ぼんちおさむ演じる同心にいいよられて適当にかわすシーンは
「仕留人」の「なりませぬ~」へのアンチテーゼのような気も…。
2011年06月08日(Wed) 09:24
巨炎さん
編集
>巨炎さん

>このシーンはおきんを見送る仕事を依頼した娘もいて、まさに三者三様。

自分の運命を変えた相手とすれ違っているのに、お互いそれを知らない。
うまい演出ですよね。

>「旅愁」の曲名もこのシーンを見越してつけられたとすればたいしたものです。

「仕事屋」といい、考えて作った曲なんでしょうか。
見事にはまってるんですよね。

>ぼんちおさむ演じる同心にいいよられて適当にかわすシーンは「仕留人」の「なりませぬ~」へのアンチテーゼのような気も…。

こちらは徹底して拒否ですからね~。
でもどちらの作品でもこの罪のないやり取りは、クスッとさせてくれるシーンでした。
西崎さんにもこんなエピソードがあって良かったと思います。
2011年06月08日(Wed) 19:21












非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL