こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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「必殺渡し人」が終わり

今週もいよいよ金曜日。
火曜日を水曜日と勘違いしました。
それからずーっと、木曜日も金曜日のような感覚でした。

最悪ですね。
今週は負けです。
ということで、待望の金曜日です。

時代劇専門チャンネルの「必殺渡し人」が終わりました。
去年の夏に見たので、あんまりまじめに見てなかったんですが、最終回は結構哀しい。
誰も死ななかったけれど、惣太が恋女房を置き去りにして江戸を去る。

この恋女房のお直が、藤山直美さん。
男にまでモテる惣太にちょっとヤキモチ焼いたり、でも惣太は他の女性は眼中ないんですけどね。
特に美しくて怖い悪女を始末したりしてるから、あんまり妖艶な女性にも興味ないみたいですし。
仕事で外に出ていた惣太を浮気と勘違いして責めたり、すねたり。

甘えん坊で、微笑ましくて、かわいらしい。
惣太が裏稼業の人間でなければ、平穏で騒がしい毎日が過ごせたと思う。
忍は修羅の道に連れて行く覚悟があれば、一緒に行けと言う。

しかし、とてもそんなことができる女性ではない。
最終回、追っ手がかかるかもしれない、過酷な旅になるであろう惣太は1人、江戸を出る。
それは平穏な生活への決別でもあった。

お直が朝起きると、惣太がいない。
あわてて大吉夫婦を訪ねるが、そこももぬけの空。
この夫婦は渡し人同士だから、どこまでも一緒。
元締めの忍の診療所に飛び込むが、そこも空。

みんな、忽然と消えてしまっている。
惣太に関係する人間が、全部。
何もかも夢のよう。
お直が悪い夢だ…、とつぶやく。

その頃、惣太は旅の空の下。
大切なものをなくしてきた苦汁に満ちた表情。
呆然としているお直と、惣太。

結構、突き放したラストでしたね。
♪愛するあなたを残してさすらう旅は 行くあてもなく風の吹くまま 流されるだけ
「仕事屋稼業」を思わせました。
この後2人は一生会わず、どんな心の傷を抱えて生きて行ったのか…と、こちらの心も痛んで終わり。

でもお直も、お春も、何だかんだで強く生きて行ったと思いたい。
そういえばお直の近くにも金太という、惣太に付きまとうオカマちゃんがいました。
お春の近くにも源五郎という、半兵衛に付きまとうオカマの岡っ引きがいました。

どちらも大塚吾郎さん。
避けられても動じず、果敢にアタック。
ごつい外見と、女らしい言葉遣いと仕草がミスマッチで非常におもしろかった。
お春もお直も、同じ男を好きだった者同士で、支えてやってほしい。


さて、明日から「からくり人」です。
「木枯し紋次郎」といい、時代劇専門チャンネルばんざーい。


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Comment

渡し人とからくり人
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「必殺渡し人」のラストで、別れ別れになった惣太とお直のその後……を創作で書いてみました(笑)。

「必殺渡し人」と「オードリー」と「芋たこなんきん」の、藤山直美さん主演作三本の設定を組み合わせてます。

「新・必殺渡し人」桃栗三年、物書き八年

http://space.geocities.jp/wrjsw332/sinn-watasininn.htm

まあ、二人が8年ぶりに再会するシーンまでなんですが、あのラストーシーンが、余りにも悲しかっただけに、どうしても「救いのある"続き"」が見たくなってしまうんですね(笑)。

ちなみに、今日は「からくり人」で時次郎が鳥居耀蔵を狙撃するシーンが撮影された「仁和寺」に行ってきました。

参道を歩きながら、時次郎が狙った五重塔はあそこだから、その時鳥居が歩いていたのは……?-なんて考えながら写真を撮ってました。
2011年06月17日(Fri) 23:18
都の商売人さん
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>都の商売人さん

>「必殺渡し人」のラストで、別れ別れになった惣太とお直のその後……を創作で書いてみました(笑)。

おおっ!
拝見いたします。

>まあ、二人が8年ぶりに再会するシーンまでなんですが、あのラストーシーンが、余りにも悲しかっただけに、どうしても「救いのある"続き"」が見たくなってしまうんですね(笑)。

創作するって、そういう癒しみたいな意味もあるんですよね…。
特にああいう、突き放したみたいな終わり方されると、そんなことないんだ、いつかきっと会えるんだと思いたくなります。
呆然として、1人座っているお直がかわいそうで。

>ちなみに、今日は「からくり人」で時次郎が鳥居耀蔵を狙撃するシーンが撮影された「仁和寺」に行ってきました。

あ、あれはJRのCMでも出た仁和寺なんですか!

>参道を歩きながら、時次郎が狙った五重塔はあそこだから、その時鳥居が歩いていたのは……?-なんて考えながら写真を撮ってました。

うわー、見たい!
今、京都行ったら、見覚えある場所ばかりで初めて行く場所も初めての気がしないかも。
ここ知ってる、ここあの場所だ、とギャーギャーうるさいんじゃないか、と思います。
曇りの屋敷になっている場所、あれはもしや、「仕事屋」でおせいさんが野だてをして、騙した相手を殺した庭かな?と思いました。
2011年06月17日(Fri) 23:43
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「渡し人」は今回、初めて観ましたがメインメンバーが新婚夫婦である設定を
生かしたエピソードやラストが「仕事屋稼業」へのオマージュを感じさせますね。
個人的には「仕舞人」より上かな?
(連続で観ると、どうしても比べてしまいます)

よもや話でも述べられていますが主水の仕事人シリーズが安定路線を
とらざるを得ない状況でまだ挑戦を続ける姿勢が感じられますね。
「仕事人Ⅲ」と「Ⅳ」に挟まれて埋もれているのが惜しい…。
2011年06月20日(Mon) 11:34
巨炎さん
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>巨炎さん

>「渡し人」は今回、初めて観ましたがメインメンバーが新婚夫婦である設定を
生かしたエピソードやラストが「仕事屋稼業」へのオマージュを感じさせますね。

仕事屋というのは、すごく感じましたね。
惣太のお直への愛というのも、軸になっていると感じましたし。

>個人的には「仕舞人」より上かな?
>(連続で観ると、どうしても比べてしまいます)

私としては「仕舞人」の方が製作年が先であったこともあって、「仕舞人」は「必殺」がフォーマット化する最後の短編…だと思ったんですね。
意欲作ではあるんですが、「仕舞人」が好きです。
特に旧作の方が。

>よもや話でも述べられていますが主水の仕事人シリーズが安定路線を
とらざるを得ない状況でまだ挑戦を続ける姿勢が感じられますね。

そうなんですよね、チャレンジ精神がある。

>「仕事人Ⅲ」と「Ⅳ」に挟まれて埋もれているのが惜しい…。

「仕事人」ブームの影になってしまった感じがします。
でも「仕事人」の間に作られたからこそ、チャレンジできた作品ですよね。
2011年06月20日(Mon) 16:45












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