「必殺仕事人V 激闘編」第26話、「主水、殺しに遅刻する」。


すみません、突然の「仕事人V 激闘編」。

浜野屋が経営する女郎屋で、浜野屋の女房に折檻されていた女郎が逃げ出し、川に飛び込む。
女郎は壱が夜釣りをしていた網にかかるが、死んでしまった。
死ぬ間際、女郎は「うらやす」と言い残した。
陣屋から自害した娘が流れ着くかもしれないから、よろしく頼むと言われていた奉行所では、女郎の死に何の疑問も持たなかった。

浦安では、浜野屋が代官と結託し、村を借金のカタに取っては次々と打ち壊していた。
網元が漁師たちに相談を受けて、集まっていたところ、一揆の疑いで代官に踏み込まれ、殺害されてしまった。
それを密かに見ていた漁師の息子の朝次は逃げ出し、江戸に向かった。

朝次は網元が書いた書状を持って、主水のところに訴え出たが、書状は勘定奉行あて。
主水が受け取るわけにも、行かなかった。
田中さまに仕事振りを叱られた主水は、市中の見回りに行く。
その頃、壱は金が払えず、女郎屋に居残りとして下働きをしていた。

壱が居残っている女郎屋には、浦安出身の女郎がいた。
せんとりつは、町で安売りの干物を買う。
1人につき、一度しか買えないので、二度目は変装して買いに行った。
いぶかしがられながらも買い求めると、1度目に買って路地に置いてあった干物は猫に食べられていた。

朝次は町で浜野屋の手下の勝吉に見つかり、とっさに父親の持っていた銛を振り回す。
しかし、銛は使い物にならなかった。
危ういところを、政に助けられる。

政の家に匿われた朝次だが、直訴状をなくしたことに気がついた。
直訴状を探そうとする朝次に、直訴は死罪だと政は止める。
朝次は、門前仲町の旅籠の増屋を探す。
そこに母親のおとよが働いていると聞いていたからだ。

だが、門前仲町の増屋といったら、女郎屋しかない。
増屋は女郎屋で、壱が話した浦安出身の女郎が、おとよだった。
勝吉は増屋に出向き、朝次が来たらすぐに知らせるように言う。
朝次は謀反の疑いあり、と言われていた。

そっと朝次が門前仲町を歩く姿を見たおとよだが、女郎に身を落としているのでは会えないと泣く。
壱が朝次に接触すると、朝次は鍛冶屋の政に世話になっていると言った。
おとよは壱を相手に、身の上を語った。
浜野屋がどんどん土地を買い占めるので、おとよたちは段々海で働けなくなった。

そして借金を重ね、いい奉公先を紹介してやると浜野屋に言われ、騙されて女郎屋に来たのだと言う。
浜野屋が来て、浦安の海はダメになった。
壱は嘆くおとよに、酒を注いでやる。
浜野屋と代官は結託しているので、誰も手が出せないのだった。

母親が見つからなかった朝次は、政の家に帰る。
直訴前に、母親に会いたかったと言う。
政は浜に帰ってやり直すように進言し、朝次の銛も綺麗に直しておいてくれた。
朝次は感激する。

浜野屋たちは、勘定奉行に手を回していた。
朝次は、お尋ねものになってしまった。
浦安に帰ったはずの朝次がまだ江戸にいるのを見た壱は、政に知らせる。
政は飛び出していくが、朝次は勘定奉行の屋敷前で待ち構えていた勝吉たちに囲まれた。

直してもらった銛を手に、朝次は抵抗するが、あえなく勝吉に刺される。
政が朝次を救出に入る。
壱はおとよを呼びに走る。

瀕死の朝次とおとよが、対面する。
小屋の外で、壱が立っている。
朝次は「ダメなんだよな。金の力にゃ勝てねえんだよな」と言う。
それを聞いた政は、悔しがる。

闇の会が開かれた。
頼み人は、おとよ。
仕事料は5両。
場所は浦安だった。

主水は渋るが、「潮の流れに乗りゃあ、いっとき」と壱は言う。
「抜け目のない兄さんたよ」と加代が言う。
仕事の夜、壱と加代は、主水と待ち合わせをした。
主水が裏の仕事に赴こうとした時、せんとりつが干物に当たったのか、腹痛を起こした。

あわてて薬を探す主水だが、腹痛の薬が見つからない。
苦しむせんとりつ。
主水は焦り、頭痛薬を煎じて飲ませることにした。

仕事の約束の時間が来ても、主水が来ない。
潮の流れが変わると言って壱は、加代を乗せて出発した。
政も竜も、浦安に向かう。
浦安では浜野屋が客人を招いて、浜辺で宴を催していた。

松の木の上から竜が、浜野屋の女房を狙う。
客に酒を持って行った女房は、木の上から竜に吊るされた。
酒を載せた盆が落ちるが、誰も気づかない。

加代は勝吉の前に姿を現し、逃げる。
女郎と間違えた勝吉は、加代を追ってきた。
海沿いの漁師小屋に、政が潜む。
追ってきた勝吉に飛び掛るが、力の強い勝吉は政をはねのける。

壁まで跳ね飛ばされた政の目に、立てかけてある銛が映る。
迫る勝吉に、政は銛を刺す。
刺されて動けなくなった勝吉に向かって、政は手槍を刺す。

浜野屋に壱が来る。
女房に頼まれた按摩だと言って、壱は奥の座敷に通してもらう。
浜野屋は喜び、布団の上に横になった。
壱に揉まれた浜野屋は、「気持ちいいや。明日も頼む」と言う。

「いや、もう来れねえから」と、壱が答える。
「え?」と言った浜野屋の首を、壱が捕える。
浜野屋の喉を砕くと、浜野屋は動かなくなった。
「楽になりますよ」と言って、壱は戸を閉める。

壱は、代官所の庭に潜んでいた。
主水が駆けつけるのを見た壱は、「これはこれは、お早いお着きで」と皮肉を言う。
「この年になって、夜中にかけっこするとは思わなかった」。
代官は奥の寝所にいる、と聞いた主水は廊下に上がる。

驚く代官に主水は廊下で名乗ると、朝次殺しの一件で来たと話す。
「町方風情が!」
憤慨した代官は、廊下まで出てくる。

だが、廊下には誰もいない。
しかし既に、主水は代官の背後にいた。
「あなた様か犯人と言っております」。
主水は代官を刺す。

急いで家に戻った主水。
主水が腹痛の薬を買ってきたと言うが、せんとりつは頭痛薬ですっかり良くなって笑いあっていた。
ホッとする主水に、2人は大量の干物を見せる。
主水が、げんなりする。



一応、第1回で壱は目明しの仕事をしていたのですが、奉行所の人間はわからなかったのでしょうか。
今回もお女郎さんを引き上げたり、朝次の母親と交流したり、壱が大きく関わっている。
それから政が朝次と大きく関わる。

銛を直しておいてやるとか、直訴を心配するとか、政が相変わらず良い人で、最後は怒りに燃える。
漁師ができるように直してやった銛は、やっぱり武器にはならなくて、朝次は死んでしまう。
そして、銛で勝吉が刺されるという、因果応報が効いてました。

勝吉ね、坊主頭の大男なんですが、坊主頭に刺青があるんです。
すごい迫力。
演じたのは、広瀬義宣さん。

竜が今回も、あんまり関係ない。
壱が居残っている女郎屋に、組紐を届けるぐらい。
下働きをせっせとする壱を見て、「似合ってるぜ」。

言われた壱は「この姿、見たらかわいそうと思わねえか」。
竜とも仲間意識ができてるんですね。
でも、それだけ。
竜の出番は、本当にない。

仕事の舞台は浦安。
今は東京ディズニーランドとディズニーシーで語られる、浦安です。
ここでは、ささやかな漁師町です。

壱は船を用意する頼りになる奴なんですが、せんとりつが冒頭に買い求めた干物に当たった主水は待ち合わせに行けない。
それで主水は浦安まで、マラソンして駆けつけたんです。
すごいわ!
浦安から徒歩で帰るなんてなかなか、できない気がする…。

せんとりつの干物を食べちゃった猫が、すごくかわいらしかった。
そして、どうして頭痛薬が効いたのかしら。
砂糖をなめさせて効いてしまう子供レベルだったのか、頭痛薬が万能だったのか。
不思議~。


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2016.10.11 / Top↑
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