こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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いつか恨みが帰ってこないか 「塚原ト伝」第2回

「塚原ト伝」、今日が第2回。
ほら、見るのが遅いものですから。


京都へ向かう途中の山道、新右衛門と左門は美しい女性の一行とすれ違う。
その直後、その一行は山賊らしい男たちに囲まれ、窮地に陥った。
悲鳴を聞きつけて戻ってきた新右衛門は賊を追い払い、名乗らずに去ってしまう。
新右衛門の後姿を見た娘は、もう一度お会いできるでしょうか、とつぶやく。

だが、再会は思わぬ早さでやってきた。
京に着いた新右衛門と左門は、管領代・大内義興の家老・平賀丹後守の屋敷へ呼ばれる。
助けた娘・鹿乃は平賀丹後守の娘だったのだ。
館に招かれた新右衛門は、3人の精鋭と試合をさせられる。

3人を倒した新右衛門は、平賀丹後守から将軍・足利義尹の御前試合に出てくれないかと頼まれる。
大勢の腕に覚えのある者たちと立ち合い、勝ち抜けば名前が上がる。
新右衛門は承知するが、その後で、勝ち抜き戦ではなく、立ち会うのは管領・細川高国の抱える大野秀孝だけとなってしまう。
その理由は、大野秀孝こそ、天下一の剣の使い手だから、ということだった。

平賀丹後守は夜になり、家臣の六郎次郎に、新右衛門に尾行を気づかれていたと話す。
技の未熟さを詫びる六郎次郎だが、平賀丹後守はもしや、新右衛門が非凡な男なのではないかと言う。
旅の僧侶から、新右衛門の強さが伝えられ、平賀丹後守は新右衛門は大内家の役に立つのではないかと考える。

御前試合の得物は、真剣。
戦で人が死ぬのを見ていたことがある鹿乃は、そんな試合に疑問を呈する。
だが新右衛門はそれは鹿乃に言われることではない、と言ってしまう。

鹿乃に言った言葉を気にしていた新右衛門は、町で疫病を追い払う願いをかけた風流踊りの輪に誘われる。
新右衛門は町を歩く鹿乃に気づき、その手を取って踊りの輪に誘った。
そして、新右衛門と鹿乃はいつしか、打ち解けていた。
試合が近づいたが、新右衛門は京都の暑さを気にし始めた。

御前試合が始まり、新右衛門は平賀丹後守の屋敷で対決した者の技を使って誘い込もうとする。
だが、大野はその手には乗らない。
若い新右衛門に対し、大野は余裕があるように見えた。
実際、大野と剣を合わせた新右衛門は、大野の剣の重さと力強さに驚く。

左門は新右衛門が危ない、と見た。
何度目かに刀を合わせ、荒い息をしながら新右衛門は鹿島の海を思う。
そして、鹿乃と踊ったことを思い出す。
小細工はやめ、あるがままに、伸び伸びと。

新右衛門の気負いが消えた。
すると、新右衛門を取り巻く空気が変わり、大野の剣にも動じなくなる。
剣をかわされ、大野が焦りを見せる。
大野が踏み込んだ時、新右衛門がその切っ先をかわし、大野を斬った。

義尹は新右衛門の腕に感心し、大内は大いなる名誉を与えられた。
平賀丹後守もまた、大いに名を上げて喜び、新右衛門に感謝するが、鹿乃は満場の中、負けた相手はさぞかし恨むであろうと気にする。
その恨みが、いつか帰ってこなければいいのだが。
鹿乃の心配は、思ったよりも早く、現実となってしまうのだった。



前回、出てきた、ひと癖もふた癖もありそうなあのお坊さん。
牧元鬼のことを、「諸国を回っている者で、知らぬ者はいない」って言ったのですが、今度はそのお坊さんらしき人が新右衛門の噂を広めて歩いていたらしい。
それがわかって、楽しかった。
こういう連続性は、楽しい。

平賀丹後守は悪い人ではなさそうですが、新右衛門を利用するぐらいはやる人。
それもこれも、管領である大内家と細川高国は、既に敵同士。
政敵なんですね。

しかし、京都の暑さで夏バテか?と思われた新右衛門。
とっても気負っていたのですね。
それが、風流踊りでリラックスして、試合に臨むものの、いろいろと勝つ為に小細工をしてしまう。

この辺り、松平の師匠を相手に試合した時、「ああして、こうして」って考えていた時と似てます。
雑念が入っているってことでしょうか。
それを止めて、自然に身を任せた時、新右衛門の太刀は威力を発揮する。
これが鹿島の太刀、神の剣ということなんですね。

勝つと思って余裕だった細川高国は、とってもおもしろくなさそう。
既に将軍を巡って、政争は勃発している。
鹿乃は実は、平賀丹後守の養女のよう。

何やら凄惨な過去を背負っている。
その鹿乃の心配は、的中してしまうよう。
新右衛門は、政争に巻き込まれていきそうです。

足利義尹役が、本田博太郎さんだー。
ものすごく楽しみにしてたんだから。
お顔、白過ぎ!ってぐらい、白く塗ってました。
そして、お歯黒までしてくれるサービスぶり。

口元をお扇子で覆って、勝負がついた時、「…終わったの?」って。
わかってないんですよ、わかってない。
「楽しみじゃのう」って言ってたけど、真剣を使えっていうのに、たぶん、武芸のことなんか何にもわかってない。
いや、天下のことも、政治のこともわかってないのかも。

次回、その将軍を巡る暗殺未遂事件。
もう、本田さんのうろたえぶりが楽しみです。
でもね、本田さんの禍々しさを感じたほどの殺陣、「剣客商売」の「その日の三冬」の勘助みたいな殺陣。
ああいうの、たまに見たいと思ってしまう。

飄々とした新右衛門と、「若!」といつもうろたえる左門のコンビも好きですねー。
このドラマ、脇役までみんな、いい感じだと思います。
殺陣は、今回は飛ばなくて良かったー。

だけど、次回で新右衛門は負傷してたっぽい。
ト伝は生涯、実戦や試合でも傷を負わなかったはずですが…。
若き新右衛門だから、ありなんでしょうか。


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Comment

本田博太郎さん
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おひさしぶりです お邪魔します

「塚原卜伝」の話ではないのですが、
先週、横溝正史ミステリー賞受賞作ドラマ『ボクら星屑のダンス』に本田博太郎さんが出演されていましたが、ご覧になったでしょうか?

ちょっと怪しそうな国立最先端科学研究所の所長役で、ほとんど台詞がないのですが、最後にボソっと「ざまあみろ」と呟くのが、この人物像に存在感を与えていました。まさしく本田ワールド。
2011年10月11日(Tue) 00:25
micmacさん
編集
>micmacさん

こんにちは!

>先週、横溝正史ミステリー賞受賞作ドラマ『ボクら星屑のダンス』に本田博太郎さんが出演されていましたが、ご覧になったでしょうか?

はい!
ヒゲを見て、ソフトバンクの「光の道」のCMの博士を思い出してしまいました。

>ちょっと怪しそうな国立最先端科学研究所の所長役で、ほとんど台詞がないのですが、最後にボソっと「ざまあみろ」と呟くのが、この人物像に存在感を与えていました。まさしく本田ワールド。

主人公に対して、どういうスタンスを取る人なのか、途中までわからなかったです。
1億円が見事に騙し取られたのを見て、「ざまあみろ」。
ゾクゾクしました(笑)。
2011年10月11日(Tue) 18:19
ちゃーすけさん、こんにちは!
編集
毎日お元気そうで、うれしいです。顔のやつれなんてそのうちに消えますよ、気にしない気にしない(^^v
BSなのに字幕付き、NHKさんありがとうの「塚原ト伝」第2回の予告でお歯黒白塗りの本田博太郎が映ったら、「うわ、出たあっ!」って思わずひっくり返った(笑)今後が楽しみじゃのう(笑)しかし、本田博太郎がこう豹変するとは!当初は、二枚目が売りだったんですから。「天守物語」で玉三郎の相手役かの絶世の美男「図書之介に抜擢されたんですから。ま、あの受け口が(笑)私は「違うな」と思いましたけど(^^;
2011年10月12日(Wed) 13:56
ごろ寝の人さん
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>ごろ寝の人さん

こんにちは!
おかげさまで回復に向かっています。
本当にありがとうございます。

>顔のやつれなんてそのうちに消えますよ、気にしない気にしない(^^v

ありがとうございます~。
ちょっとビックリ、ショックだったのは確かなんです。
ああ、自分では普通のつもりでも、端から見るとこんな風なんだ、と。

>BSなのに字幕付き、NHKさんありがとうの「塚原ト伝」第2回の予告でお歯黒白塗りの本田博太郎が映ったら、「うわ、出たあっ!」って思わずひっくり返った(笑)今後が楽しみじゃのう(笑)

字幕、便利ですよね。
もう、博太郎さん、徹底してくれてうれしい(笑)。

>しかし、本田博太郎がこう豹変するとは!当初は、二枚目が売りだったんですから。

劇団出身の演技派の好青年で、教師とかやってましたよね?

>「天守物語」で玉三郎の相手役かの絶世の美男「図書之介に抜擢されたんですから。ま、あの受け口が(笑)私は「違うな」と思いましたけど(^^;

さすが、ごろ寝さん、詳しい!
絶世に美男役に抜擢!
確かに昔は素朴で純粋な青年役が合ってました。
絶世の美男…、というのとは、ちょっと趣が違っていたとは思いますが。

しかし、現在の役って、楽しんで演じてますよね。
そうじゃなければ、こちらがこんなに楽しいはずはない…。

今、昔の小川真由美さんの時代劇を見始めましたが、すっごい美人ですよねー!
いや、ものすごい美貌。
昔も綺麗な人だと思っていたけれど、改めて今見ると、こんなにも綺麗だったのかーと。
2011年10月13日(Thu) 00:05












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