こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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いろんな色のドレスの女

デンゼル・ワシントン主演の「青いドレスの女」が、夜中に放送。
これ、ヒットすれば探偵の新しいシリーズになったかもしれないそうで、もったいなかった。
ヒロインはジェニファー・ビールスで、「フラッシュダンス」が有名。

しかし、ヒロインの影は薄かった。
なぜ、彼女の存在がスキャンダルに繋がるのか、ジェニファーという女優さんのご両親を知っている人には予想がついちゃったかも。
私も途中でわかっちゃったし。
まあ、そんなに謎解きは重要じゃなかったんでしょう。


「青いドレスの女」なんてタイトルだから、悪女ものかと思ったと言った人がいます。
それは「白いドレスの女」!
キャスリーン・ターナーがひたすら魅力的な、これぞ悪女といった女性を演じます。

「氷の微笑」のキャサリン・トラメル=シャロン・ストーンは、このキャスリーンが演じたマティのお手本では?と思います。
最後の最後に思わず、「お見事!」
ラストシーンのキャスリーン・ターナーのカッコよさ。


「白いドレスの女」に触発されたのかどうか、原作があるのでわかりませんが、「黒いドレスの女」という日本映画もありました。
ショートカットがかわいらしかった「時をかける少女」の原田知世ちゃんが、当時、髪をロングにしてパーマをかけ、「大人になりました」宣言をして主演。
「白いドレスの女」が好きな私は期待しましたが、1度目は途中でやめてしまいました。
つらかったんだよー。

いや、原田知世ちゃん、かわいいんですよ。
でも、これはファムファタール、人を破滅に導く魅力のある女性。
これを演じたかわいい原田知世ちゃんは、無理やり子供がお姉さんのドレス借りてきちゃったよう。
「私がどんなに傷ついたか、おわかり?」なんて大人の口調をしても、子供の声。

ディスコで踊り狂っている知世ちゃんからは破滅的な妖艶さというより、補導したくなる雰囲気が漂う。
「…似合わない」としか言いようがなくて、知世ちゃんの背伸びを見るのはやっぱりつらかった。
だけど菅原文太さんはやっぱりハマっていたし、他のキャストも大人で、雰囲気出しているから余計、原田知世ちゃんが浮いた。
今の原田さんは大人の魅力にあふれてますが。

映画も「あのー、死体…。そのまま去っちゃうんですか?」
「何で拳銃持ってんの?」
「居場所が、どうしてわかったの?」と数々のツッコミを入れたくなりました。
ですが、もう、これはフィルムノワールな雰囲気を楽しめという映画なんだと解釈。

最後に、なーんでこの人まで捕まるの?という感じの逮捕劇が来る。
原田知世ちゃんがそれを影から見てニヤッと笑うんですが、映画の「最後に笑うのは、ワ・タ・シ」というコピーはここから来ているんでしょう。
やけになった「消えた」と言う声がすると、コーヒーカップがゴロンゴロン、ソーサーの上に横倒しになって揺れている。
それはもう、ヒステリックに見えるほど。

刑事さんが「何だ?」と言うと、「黒いドレスの女だ」。
そう言うと、今度はこちらがヒステリックに笑い出す。
大金を手に入れて、1人勝ちした原田知世ちゃんは、冒頭と同じように、でも今度は大金の入ったみかん箱をキャスターで引っ張りながら、「春が終わると夏が来て、夏が終わると秋が来て」とか言って道路を歩いていく。
何か、やりたいことはわかるんだけど、ところどころ、いろーんなことが納得がいかない映画でした。


今度、「ドレスの女」ができるとしたら、何色を身にまとうんでしょうか。
赤、緑、黄色?
…信号機じゃないんだから。


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