チャンネルNECOで、「江戸特捜指令」を見ました。
中村敦夫さん主演の、隠し目付けの組織の活躍を描く時代劇。
町民として江戸の町に暮らしている隠し目付けが、ひとたび何かあると中村敦夫さんの演じるボスの指令の下、集まり、動き出す。
これが楽しい。

中村さん自身がインタビューで「太鼓で集合の合図なんて、隠しでも何でもない。江戸中に知らせている」。
「最後には必ず全員集合して悪を叩き斬るのだが、その時の衣装がすごい」とおっしゃってます。
「私は黒、以下は緑、青、茶色、赤、紫だが、クレヨンじゃあるまいしと思うでしょうが」。
後にDVD発売の時のインタビューでも、衣装を「色鉛筆」とおっしゃってます。

この中村さんの言葉に爆笑していたので、見た瞬間、再び爆笑。
「ドラマと言うより、レビューだと割り切っていた」そうです。
「お話は毎週、似たり寄ったりだけど、売り物といえば私の変装。標的に近づく為、様々な人物に化ける」。

「町角の占い師、漁師、坊主、山伏、老百姓、時には茶店の老婆、芸者にも扮する」。
茶店の老婆、芸者!
26回やったので、26人には化けているそうです。
そうあったので、楽しみにしていましたが、ここまで楽しませてくれるとは。

でも、化けるのは人間の隠れた欲望でもあるし、こういう仕事は楽しかったとか。
ただ、プロとしてアマチュアと違うのは、どれだけそれらしく演じて楽しませるかで、その為に相当メイキャップに時間もかかったそうです。
漫才師が化けても、驚きはない。

だけど、シリアスなキャラクターだった自分が変身し、金切り声の老婆などをやったので、その落差が大きな驚きと笑いを呼んだ。
当時の視聴者は、中村さんの変身を話題にもしてくれたそうです。
ええ、その通り、中村さんのコミカルな演技って楽しい。
それにこういうのって、時代劇ならではの世界だった。

「江戸特捜指令」が週末だったかは、今の私にはわからないですが、こういうのを肩の力抜いて週末に見るのも、楽しかったんですよね~。
現在、12話まで見ましたが、この先もサブタイトルが「キック!金髪人形をすりかえろ」だの「爆笑!欲が裏目の玉手箱」とワクワクさせてくれます。
この楽しさ、中村さんの器の大きさでもあるのでは。

ワンパターンの自分のイメージを大事にする俳優もいるが、ガラリと芸風を変えるのは冒険。
だけどこれは、それほど深刻に考えていたわけじゃなく、役を楽しんでいたそうですが。
今の中村さんで喜劇というのも、見たいなー。


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2011.11.14 / Top↑
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