こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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ミタさん、泣いてる…? 「家政婦のミタ」

「家政婦のミタ」第6話。

祖父に子供たちを養子にしたいと言われ、前回のことで父親を慕い始めた長男次男次女は嫌がる。
長女は祖父の子供になるのも嫌だし、かといって父親も今、嫌い。
それに加えて、父親と他の3人に絆が芽生えかけている。

あんなひどい父親に!
先週、騒ぎの時にいなかったのでその過程がわからない長女には、それが余計イラつくんでしょう。
言い争いになった結と祖父の仲を取り持とうとしたうららにも、いい加減に気がついてくれ!うららちゃんが動くといつもひどいことになる、うざったい!とキツイ一言。
心の支えは付き合っている先輩だけだけど、その先輩にしてももっと違う話したいのに、めんどくさいことばっかり言ってる、と言う感じでしょうか。

じゃあ、俺の家に来れば?
みたいに手を触れられて、女の超現実的な直感は働く。
先輩はキスとかしたいだけ?と。

まあ、そんな重い問題を聞かされてどうこうできる包容力はない。
先輩にムッとされ、あわてて長女の結ちゃん、取り繕って先輩の家に。
うーん、これはまずいぞ。

やっと父親らしくなってきたと思った恵一だけど、不倫相手の美枝が気になってしまう。
どうも子供を離れると、幼稚な1人の男としての顔が強くなるなー。
しかし、美枝と付き合っている元部下の男の「不倫をばらされて落ち込んでいたから優しくしてやっただけ。本気のわけない」と美枝を弄んでいる発言を聞いてしまう。

そこで抗議に行っても、相手はバカにし切っているから突き飛ばされただけ。
美枝に忠告に行っても、「人を貶めるなんて恥かしくないですか。私の好きだった課長はどこに行っちゃったんですか」と言われるだけ。
今現在進行形で恋をしている人には、元の恋人が何を言っても無駄です。

養子の話、父親はどう思ってるのか聞いてきてくれと言われたミタさんが、恵一の働いている住宅展示場に来た。
いきなり出現するミタさん。
そこへ義妹のうららも登場。
なぜか3人で喫茶店。

うららちゃんのコーヒーに入れるミルクが腐っていて、うららちゃんは「いつもこうなんだ」と言う。
いつも運の悪い事に当たるのを、こうして流せるまで、うららちゃんは一体どのぐらい、悪い偶然に当たって来たんだろう。
結の言葉にもめげず、うららは結構打たれ強い人。
そこで恵一は「彼女が忘れられない」と、美枝への未練を告白。

恵一に思いを寄せているであろう、うらら。
昼休みに抜けてきたからと帰るけど、ほんと、こんなにまでいろいろと重なって、それでもおせっかい焼けるって強い。
例によって目の前で何が起きても動じない、ミタさん。
長男の言葉の通り、父親に伝言するのがおかしい。

何もかも嫌になっちゃった結は、先輩と遠くに行こうと言う。
しかし、そんな面倒なこと、先輩はしたくなかった。
いつまで経っても待ち合わせに先輩は来ない。
電話は通じない。

もう戻らないとミタさんに伝言して家を出てきた結は、しかたなく部室に向かうとそこでは別の子に「じゃあ、今度家に来ない?」と言っている先輩が。
先輩まで裏切るなんてと、ショックの結。
いや、ここで先輩が「お前、めんどくさいんだよ」とか結に向かって言うかと、ハラハラしました。

家に戻れない結は、橋の上から目を閉じ、下に落ちようとする。
「お母さん…、お母さんもこんな気持ちだったの?」
すんでのところで抱きついて止めたのは、うららちゃん。
結はごまかして、うららを振り切って家に戻る。

家に戻った傷心の結は、アルバムを見ている。
小さい頃、父親と撮った写真。
この頃は、父親が世界で一番好きだった。

なんかもう、何もかも嫌。
自分が死んで、悲しむ人なんかいるのだろうか。
こんな苦しい思いをしなきゃいけないなら、これから先、生きていくのって楽しいんだろうか。

思いつめた結、洗濯物を届けに部屋に来たミタさんに「私を殺して」と頼む。
ここにいる人たちは、自分でできないことを、ミタさんにみーんな、やってもらうんですよね。
そこはミタさん、「承知しました」と言うなり、はさみを持って迫ってくる。
ビビッた結は、「やめて!」と言うと、ミタさん止まる。

これじゃダメだと、再び、キッチンにいるミタさんに「私を殺して」。
「今度はやめてって言っても、やめなくていいから」。
ミタさん、「承知しました」。
そして切れ味よさそ~な包丁を持って、無表情に迫ってくる。

ミタさんの包丁を、思わず避けてしまう結。
包丁が結に向かって、閃いてくる。
結のジャケットの腕が、包丁で切り裂かれる。

うわ、本気だ!
目を閉じると、ミタさんがいない。
そう思ったら、背後にいる!

殺人マシーンにスイッチが入ったような、意思の疎通ができない相手がやってくるような。
恐怖でやっぱり、逃げてしまう結。
しかしミタさんは部屋に逃げてもベランダから、そして締めた戸をはずしてやってくる。
包丁をふりかざして。

ミタさんの本気に自分がお願いしたくせに、結は逃げ回る。
だけど、ミタさんの能力の高さからしたら、本気で殺すなら、こんなに結が逃げ回る前に仕留めてますわね。
結が転び、ミタさんの包丁が結の目の前の床に刺さる。
深く刺さったから、なかなか抜けない。

すると結が抜いて、今度はミタさんに包丁を向ける。
でも、ミタさんは怯まない。
どんどん、結に向かってくる。

「怖くないの?!死ぬのが!」
「はい」。
そこでふと、結が尋ねる。
「もしかして、前に死のうとした事がある?」

ミタさん、「あります」。
あっ、ミタさんが自分のことを喋った!
次男に「殴られたことある?」「あります」「痛かったです」と同じだ!

「じゃあ、何で死ななかったの?」
「紹介所の晴海さんが、『きっと神様が、あなたにはまだ生きる意味があるって言ってるのよ』とおっしゃってました」。
そこに結がいなくなって、ミタさんが結からの「戻らない」伝言を伝えた為、探していた父親、兄弟3人が家に戻って来る。
とっさにミタさんに向けていた包丁を、自分の喉に向かって突きつける結、4人は仰天。

「じゃあ、教えてよ。私には生きる意味があるわけ?好きな人には裏切られるし、私なんかなんにもできないし…。私なんか死んだ方がましじゃない!」
「それは」。
「あなたが決めることです、って、また言う気?!」
「それは…」。

みんなが固唾を飲んで見守る中、包丁を向けられたまま、ミタさんが機械的に言う。
「それは…」。
ミタさんは結の包丁を、つかむ。
「あなたが幸せだからです」。

「どこが!」
「あなたには、この家があります」。
ミタさん、目が、瞳孔が開いてる。
黒目が大きくなってる。

「あなたを愛してくれる家族が、います」。
「もし死んだら、そういう人がどれだけ傷つくか。ご自分でも、わかっているはずです」。
ミタさん、涙こそこぼしてないけど、泣いてる。
泣いてますよ。

さっき、母親が死んだ気持ちがわかったような気がしたと結は思った。
そう、結には残された家族の気持ちがわかっているはず。
本当は家族が結を必要としていることも、どこかでわかっているはず。

すると父親が、「結、おまえの名前は、お母さんがつけたんだ」と口を開く。
まだ大学を出たばかりだったから、おじいちゃんには猛反対されたこと。
でも何があっても産む、と言って聞かなかったこと。
そして、陣痛も酷かったし、時間もかかったこと。

だからお母さんは本当につらかったと思うけど、ず~っと言ってたと。
「この子はどんな事をしてでも産む。この子は産まれてこなきゃ、ダメなんだ。この子は必ず家族を結びつけてくれる」と。
母親には、結こそが絆を結んでくれる希望だったんですね。

「お前がいなかったら、翔たちだって産まれてこなかったんだぞ」。
そう、もしかして家族が増えれば父親としての自覚が芽生えるかと思ったぐらいですから。
でも、あの時はもう負の感情しか口にしてなかったけど、それだけで子供をあと3人も作ったわけじゃなかったと思う。
「お前がいないと、家族がバラバラになるんだ」。

長男の翔「お姉ちゃんいなかったら、俺、誰とケンカすればいいわけ?」
次男の海斗「俺、お姉ちゃんよりいい大学入って、バカにしてやろうと思ってるのに、いなくなられちゃ困る」。
そしてキイちゃん、「お姉ちゃん、もうキイの髪、結んでくれないの?」
もう戦う気がなくなって泣いてしまった結から、ミタさんが包丁を取り上げる。

「ミタさん、ゴムある?」
「あります」。
いつものバッグから、かわいらしい髪を結ぶゴムを出してあげるミタさん。
結はいつもみたいに、妹の髪を結んでやる。

そして父親に向かって、「私たちを愛してるって証明して」と言う。
「お父さんの石を、この缶に入れて欲しい」。
我に帰った父親、「あ、ああ」と頼りない返事。
とりあえずは、養子の件を断ってくれと言われる。

家を後にする父親は、決心する。
ホテルに戻り、チェックアウトを電話でフロントに告げると今度は美枝から電話。
「課長…、助けてください」と涙声で、どこかの屋上に立っている美枝。
「まだ私を愛しているのなら」。

美枝さん、あれだけ振り切ったら、何があろうともうすがってはいけないのでは。
何があろうと、課長さん絡みでは被害者意識は持ってほしくない。
その頃、ミタさんに結は、さっきミタさんが言ったことをもう一度聞いてみる。

さっきはいろいろ話してくれたじゃないと言っても、もうミタさんの目は感情をシャットアウトした元の硬質な目に戻っている。
4人兄弟は再び、家政婦紹介所の晴海さんにミタさんのことを聞きに来る。
個人的な情報は教えられないと言いつつ、晴美さんは「あの子もあんな事があっちゃ、ねえ」と口走る。
もしかして、遊園地にも関係があるとか?という長男の言葉に「「そういやぁ、よく家族3人で行ってたよ」と。

3人?
ミタさんとだんなさんと、子供と?
4人兄弟は家に戻り、包丁を研いでいるミタさんに尋ねる。
ミタさん、「申し訳ありませんが、後ろに立たないでいただけますか」。

シュッ、シュッと包丁を研ぐ音が響く。
「ミタさん、家族死んじゃったの?」
「あの遊園地、3人で行ってたの?」
その言い方、もう中学や高校に行ってる子がいるんだから、ちょっと無神経では…。

するとミタさん。
「私が殺しました」。
愕然とする4人。
包丁を研ぐミタさんの無表情とこのセリフが、思わず4人を黙らせる迫力。

これ、おそらく、ミタさんに自責の念があるからの言葉だと思います。
晴美さん、何気なく言った振りをして、走り去っていく子供たちに背を向けながら、「しめしめ」みたいな顔をしていたような気がします。
ミタさんの人間らしいところを知っている晴美さんは、この家と関わることが元のミタさんに戻るきっかけになるかも、と思っているのかも。
何か相当のことがあったんでしょうから、ミタさんからすれば、この家の父親も結も甘っちょろいんでしょう。

そういえば、先週までいろいろ考えていた、父親が結を救う展開はありませんでした。
このドラマは、そんな予想が及ばないドラマですね。
ミタさんからしたら、私の予想も甘い。

「後ろに立たないで」と昔、「踊る大捜査線」の青島刑事と同僚の女性刑事も言ってましたね。
案の定、ストーカーと化した男に植え付けられたトラウマがありました。
ミタさんの場合は、何だろう…?
次回、後ろに立った父親がミタさんに一本背負いされてたみたいですが。

晴美さん、考えたら「家政婦は見た」の主人公、アキコさんを癒すパートナーの猫がハルミちゃんでしたね。
今回、死にたいと言っている長女を前に、ミタさん泣いていると思いました。
エンディングに流れる「やさしくなりたい」。
これを聞いていると、次第に「やさしくなりたい」が「強くなりたい」に聞こえてきます。


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Comment

No title
編集
忽那汐里

激昂し、そのあと、皆に愛されていることを感じるまでの流れの演技、素晴らしい女優です!

『BECK』を見逃しているので、観てみたくなりました
2011年11月21日(Mon) 00:37
micmacさん
編集
>micmacさん

そうそう、いつも思うんですが、4人兄弟もいいですね。
次男も長男も主役回では、最後の笑顔を見て「良かった~」と思わせてくれるんです。

次女の無邪気なかわいらしさはもちろんですが、今回は長女。
先輩、松嶋さんと長谷川さん相手にきちんとした演技ができていて、話に入り込める演技をしてくれてます!
これからが楽しみな女優さんですね。
2011年11月21日(Mon) 09:53












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