今日は「家政婦のミタ」さんの放送日。
前回、あまりに衝撃的なミタさんの過去を聞いて、私は他のことがほったらかしになっちゃったけど、いろいろと深い回でもありましたね。
対立していた祖父と仲直りしようと、ミタさんに母親の幽霊になってもらう。
そこで祖父に母親が心情を語るのですが、表で聞いていた子供たち、「打ち合わせと違うこと言ってる」と言い出した。

ミタさんが祖父に言っている言葉は、まるで阿須田家の自殺した母親・凪子の言葉のようだった。
衝動的に死んでしまったけれど、後悔している。
自分1人になっても、子供4人を育てるべきだった。
あれは家族を失ったミタさんだからこそ、心の底から言えたんですね。

怒る祖父が、ミタさんをぶったのは、ちょっといただけない。
カッとなったのはわかるけど。
つかみかかって、うららちゃんや子供たちが止める、って展開で良かったかな。
しかしミタさんは怯まない。

怒鳴る祖父がなぜ怒鳴るのか、心情を的確に解説。
理解してもらえないから、伝わらないから、イライラして怒鳴る。
弱い、寂しい…。
感情的に怒鳴っている人に人はやっては来ない、とはいつも見ていて思いますけどこれは的確。

家政婦に何がわかる!って、そんな見下すことないでしょ、と言いたくなりましたけど。
ミタさんの「大切なものを失った気持ちはわかります」に、うららもミタさんを見てしまう。
それはそうだ、人間がここまでなるには、何かがあったに違いないもの。

だけど、祖父にはまだチャンスがある。
大切なものを失ってから、後悔してはいけない…。
ミタさんの機械的な言葉が、却って心にしみていく。

だから、祖父はミタさんに謝る。
精一杯、テレも気まずさも交えて、謝る。
ミタさんはきっと、良い人だと思うと言う。

こんなにも無機的な対応なのに、いつのまにかミタさんが阿須田家に欠かせない人になっていることを感じたうららが戸惑う。
次男の「うららちゃん、お父さんのこと好きなんじゃないの」は鋭い。
いつもいつも裏目に出る行動ばかりのうららちゃんも、能天気に見えて実は相当なコンプレックスと嫉妬を抱えていそう。
きっとこの解消にも、ミタさんが関わる。

ミタさん、実母に責められたように、普通にしているとどこか嫉妬を買ってしまう人なんでしょう。
笑顔はきっと、人の心を惹きつけるだろうし、何でもこなしてしまう。
腹黒ければ軽蔑もできるが、気持ちはあくまで純真で善良。
責めるところがないから、ミタさんに惹かれてしまう義父の妻である実母からしたら苛立たしかった。

今後、うららちゃんに、ミタさんに対して嫉妬というものが生まれてくる。
もしそうなら、ミタさんが憎まれた過去と重なってくるのでは。
そしてミタさんがそれを克服し、笑顔になる日が来るのではないかと予想しています。

このドラマのテーマは「再生」なんですね。
家族の、阿須田家の再生、心が壊れた女性の再生。
ミタさんの親子関係も?再生なるかな?

聞いたところによると、映画、続編一切なしの予定だとか。
映画や続編を意識して、間延びしたような、薄まったものにない。
大ヒットしたドラマを、とことん燃焼して終わらせるつもりですね。
近年珍しい心意気だと思います!


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2011.12.07 / Top↑
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