子供の頃は、雪が好きで、降ってくると喜んでいた。
しかし、大人は「嫌なものが降って来ましたね」と言いあってた。
大人ってつまらないなと思ったけど、働くようになったら意味がわかった。

今朝はバリバリ音をさせながら、前の道路を車が通過していった。
ああ、運転はかなり怖いだろう。
これ以上、凍りませんよう。

都心は雪に弱い。
車も電車も地下鉄も大混乱。
私は昔、雪がちらつくディズニーランドを夕方の4時に出て、家の玄関に着くのに夜中の1時までかかった時に「車から降りて地下鉄で帰ればよかった」と思った。
今日は家と、家の前は日がガンガン照っているので、午前中で溶けちゃうだろうなと思いましたが。

雪の前日にバーゲンでコートを買い、駅の電光掲示板の雪予報の雪だるまを「にくったらしい雪だるまよね」と言った友人。
彼女は、北海道の人なのだ。
だから雪や冬は好きなのかと思っていたら、「大っ嫌いよっ!」
「大嫌いだから、大学の時に北海道を出て東京に来たんだからっ!」

そして東京で就職して、今に至るということ。
「しかし、東京の住宅は寒いね~。北海道は密封してるからあったかいよ」。
「そんな密封したら、夏死にますわ」。

親との電話で、どうも雪かきが大変、正月に帰って来たら手伝えと言われたらしく、それに対して「そんなバカなところに住んでるからだ!」と言っている。
思わず他の友人と「こーらっ!」と言った。
「いけません、親に向かって!住んでる人に向かってなんてことを!」とPTAみたいなことを言ってしまいましたが。

他にも彼女は、雪が降っているのを、「でもロマンチックじゃない?」と言った人に「じゃー、シベリアに住んだら?いいぞー、あそこは。1年中、雪だ」と言い放ってました。
本人のサバサバしたキャラクターがあったので、「そんな敵意で返すほどの意見じゃないじゃないか~」。
「どーしたんだよー」の笑いで終わったけど。
「だって嫌いなんだもん」とか、まだ友人はぶちぶち言ってた。

同じように、雪と寒さが嫌で新潟から出てきた友人も「雪も冬も大嫌い」と言ってる。
彼女は「雪国に住みたいと言う安易な都会人には、私の実家の雪かきを一冬やらせたい!」と力説する。
「雪国に夢見る夢子が、ぶっ飛ぶだろう」とも申しております。

ああ、雪かきは私も10数年前、苦労した。
家の前の道路ね、ご近所さんみんなでやりました。
マンションの人はやらないので、雪が降っても悠長に構えてたみたい。

でも車出す為、マンションでも雪かきしていた人もいました。
後で「ご苦労様です」と声掛けられたことを、「何、他人事みたいに言ってるんだよ!別に私の役目じゃないんだからね!手伝え!」と怒ってた。
「でも面と向かっては言わないの、角がたつから」。
ははは。

お向かいさんのおじいちゃんの実家も、雪深いところだそうです。
自分で雪かきができないで頼むと、一冬、20万ぐらいはかかっちゃうそうで、とてももう暮らしていけないと言ってました。
そうか~、それはキツイ。
友人に言わせたら、「そんなとこに住む方が悪い!」なのか。

スキーも、ユーミン苗場が一大イベントだった時代からすると衰退しているらしい。
寒いのが嫌いな人間が増えたからじゃないだろうけど。
私は自分が寒さに弱いのを自覚してから、冬は苦手になった。
友人風に言うと、南の方に住むべきか。

寒いと動きが、完璧に鈍い。
日が短いのも、苦手らしい。
しかし、そんな寒いのに弱くて大嫌いな私でも、今はあったかいコートとあったかいブーツがあると、だいぶ違ってきた。

それでも冬の間はそんなに思わなくても桜が咲き出すと、冬が終わってよかったと思う。
初夏になって、冬枯れの風景を思い出すと、夏に向かっている季節にホッとする。
だからやっぱり、冬が苦手で寒いのが嫌いなんだと、その度にこれまた自覚する。
自分のような人間が今から雪国に暮らすことは、ほとんど不可能だと思う。

でも自分が生まれて育った場所、暮らしていた場所は雪が深くても、寒くても、いい土地だろうし、愛着があるんだろう。
そういうところに住んで、愛着を持って暮らしている人たちに、首都圏は支えられてもいる。
こんな日には、その人たちにつくづく感謝の気持ちを持たずにはいられないのだった。


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2012.01.24 / Top↑
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