こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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ぼんやりできる

寒い。
今年は寒い冬になったらしいが、それにしても私は寒いのに弱いなと思っていた。
そうしたら、去年の7月に手術したところが痛いという、同じ病室にいた人からのハガキで、「あっ、そうか」と思った。

寒いと、傷口が痛いから、無意識にも文句が言いたくなるんだ。
引きつったようになる。
ハガキには、雪の前日はシクシク痛んだとある。

はいはい、雪の前日はキリキリッと痛むことがあって、「あいたたた」とか言ってた。
「痛い、早く春にならないかなあ」と書いてあるハガキに、「私もそう思います」と応えてしまった。
花粉症が待っているにも関わらず。
むずむず。


さて、土曜日の午後2時ごろ、昼ご飯も食べて、ぼ~んやりしていた時。
遠くから消防自動車のサイレンの音が聞こえて来る。
サイレンが、近づいてくる。
自宅への道がある、大通りを通るんだなと思っていると、ピタッと止まった。

ええ?!
近い?!
少し経つと、また1台、サイレンを鳴らして走ってくる。
目の前の道路を見ていると、消防車が通過!

えっ、この通りなの?!
窓から見ていると、近所の家から人が出てくる。
「火事?」という声が聞こえてくる。

窓を開けて、体を外に出して見てみると、お向かいの家から2軒目の家の前で消防車が止まっている!
ぎょ!
しかし、煙は上がっていない。
ボヤだろうか。

玄関に歩いて行き、外に出てみる。
2台、消防車が止まっている。
見ていると、バイクでお巡りさんも来た。

あれっ?!
お巡りさんも?!
だけど、火事の気配がないので、一応家の中に戻る。

その後、3時過ぎに人が家に来た時に「消防車が止まってるね」と言う。
「警察が来ているから、不審火ってことも考えられるね」と言うから、怖くなる。
車で来たその人がバックして戻っていくのを見送った後、消防車のいるほうを見ると、お向かいさんの1軒お隣の家の人がワンちゃんを連れている。

ワンちゃんがこちらを見ているので、手を振ると、走ってやってくる。
「遊ぶ?」と声をかけると、飼い主さんであるご近所さんがやってきて、「まだ消防車いるわね」と言う。
「家の隣じゃないのよ、もう1軒向こうなの」。

最初にお向かいから2軒目と思ったのは間違いで、消防車が来たのはお向かいから3軒目の家だった。
心配なので、ワンちゃんとご近所さんと一緒にちょっと行ってみると、2台だと思った消防車の他に消防の車がもう1台、道の向こうから来ていた。
しかし、放水の跡もない。
お巡りさんも2人来ている。

その家の道に面した窓が全開になっていて、中にヘルメットをかぶった警察と消防らしき人がいるのが見える。
あんまりのぞいてはいけないと思って引き返すと、その家の庭を消防署の人が歩いている。
ご近所さんが「火事ですか?」と聞くと、「火事じゃありません」との答え。
「良かったですね」と言って戻ってきて、ご近所さんもワンちゃんも私も家に入る。

そして夕方、6時過ぎ。
玄関のインターフォンが鳴ったので出ると、その、昼間、消防車が止まった家の人だった。
「寒いのにすみません」。
「いいえ」。

話を聞くと、留守中に警備会社の設置した火災報知器が鳴ったとのこと。
それで、警備会社と、警察と消防が来たというわけだった。
しかし、火事ではないので、来た警察も消防も、原因をずいぶん調べていたらしい。
「ご迷惑をおかけしました」と言うその家の人に「いえ、火事でなくて何よりです。良かったですね。お気になさらずに」と言う。

何軒も回っているらしく、寒いのに大変だなと思う。
いや、ほんと、火事でなくてよかった。
最初に近くでサイレンの音が止んだ時は、ドキッとした。

家の周りで火事が頻発する、山岸涼子(涼は「さんずい」ではなく「にすい」)の「蜃気楼」という作品があった。
実際、消防車が近くに来るのは、こんなにもヒヤッとするものなのかと思った。
土曜日は資源ごみの、瓶を回収する箱を持っていく当番だった。

7時には起きたから、1日が結構長いはずではあった。
しかし、こうやって振り返ると、いろいろあった日だった。
ぼんやりできるぐらいの日が、そんな状況が、私は一番好きだ。


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