第19話、「世情大不安」。


近頃、江戸の町は物不足で、文十郎もしのに買い物に走らされるほど。
どこに行っても行列だ。
平内も人が並んでいるのでつい、並んで日持ちがしないというのに、豆腐を買い込んでしまった。

商人たちはこれをいいことに、何から何まで値上げしていることはわかるが、物がどんどん減っていく今は買い込むしかない。
お上は物はあるから焦らないようにというお触れも出しているのだが、物資は一向に流通しない。
誰かが買い占めているに違いない。
為吉も夕べ、清兵衛に天ぷらが食べたいと言われたので、粉を買い込んでしまった。

文十郎と平内を為吉が呼ぶと、「裏の仕事が来ている」と言う。
「このところ不景気で頼み人も途絶えがちなので、請けてほしい」と為吉は言う。
清兵衛の所に行くと、やけに大きな態度の浪人がいて、粉だらけの為吉に向かって「白いの」と言い放ち、平内にも文十郎にもケチをつける。
文十郎には「腕が立つのか」と聞き、文十郎は「大概の奴には負けねえつもりだ」と答える。

すると浪人は、剣の流儀を聞く。
だが文十郎が「我流だ」と言うと、「ダメだ」と言い切る。
「一体、頼みごとは何なのか」と聞くと、「うかつには話せない」と言う。

「とにかく腕の立つ者が2人ほしいから、次を呼んで来い」と言う浪人に、平内は「裏の仕事はこちらで断ることもある」と言った。
浪人は「大枚金5両を出して助け人を頼むのだから、厳しく吟味して当然だ」と主張する。
文十郎はいつもと調子が違うので、こういう時、清兵衛はどうするのかと言う。
大枚金5両と繰り返す浪人に苛立った平内は帰ってしまい、文十郎も「縁がなかった」と帰って行く。

帰り道、文十郎と平内が先行きを心配しながら歩いていると、2人の男が襲い掛かってくる。
文十郎も平内もアッサリと男たちの攻撃をかわすと、「おぬしたちなかなかやるのう」と、先ほどの浪人が現れた。
浪人に向かって「金」を要求する男たちに向かって、浪人は「同士ではないか」と言う。
文十郎と平内には、「この男たちは自分の朋輩だ」と説明し、「2人の知っている店で飲もう」と誘う。

「それにしてもこの2人がこんなに腕が立つとは」と笑う浪人に、文十郎も平内も呆れた。
この浪人は高坂多聞と名乗るが、平内は「どうせ押し込み強盗でも頼みたいんだろう」と取り合わない。
すると多聞は、「その通りなのだ」と言い、文十郎と平内を驚かす。
思わず酒を吹きそうになる平内に多聞は、「これは単なる押し込み強盗ではなく、世の為人の為になることだ」と言った。

「今の世の中の品不足は、商人から賂を受け取ってのうのうとしている幕府用人の失政から来ている」と多聞は言う。
庶民はわずかな金を持って、物価高で品不足の町を走る。
だが本当は物が商人の蔵には溢れている。
その1つが、幕府御用の大商人・三州屋だ。

多聞はこの蔵を襲い、品物を町にばら撒いてやろうと言うのだ。
文十郎も平内も首をかしげながら、話を聞いた。
帰り道、文十郎と平内の後をいつまでも多聞と2人がついてくる。
つまり、3人は一杯の飯と寝る場所を求めてついてきているのだ。

その時、三州屋の半纏を着た男たちを連れて、用心棒・片桐源次郎がわき道から姿を現す。
すると多聞以外の2人は悲鳴をあげて、逃げて行ってしまう。
三州屋の男たちが多聞を捕えると、片桐は「まだ江戸にいたのか」と言う。
片桐は文十郎と平内を見ると、「また別の浪人たちを頼んだみたいだな」と言った。

「まあ、いい、敵討ちの助っ人は天下に認められている」という片桐の言葉に、平内が「敵討ち?」と聞く。
平内の言葉を聞いた片桐は、「知らないのなら聞いていないのなら手を出すな」と言った。
「つまらないことに手を出すと、泣きを見るのはそちらだ」と言う。

すると多聞は、「片桐を斬る気はない」と言った。
「ならば、なぜ、三州屋の蔵を襲うなどと称して浪人たちの手を借りようとするのだ」と片桐は問い詰めた。
「親の仇を目の前にして、刀も抜けない」と片桐は多聞を殴りつける。

他の用心棒たちは、面倒なのでいっそ斬ってしまえと言うのだが、理由がなく人を斬れば獄門になる。
それに多聞が片桐を狙っていたことは、大勢が知っている。
第一、仇討ち免状は既に取り消されている。
その相手を斬れば、片桐にも咎めが及ばないとも限らない。

片桐は小判を投げて寄越すと、多聞の顎をつかみ、「故郷へ帰れ」と言う。
「恋女房の小里が待っている」と言って、片桐は笑い、文十郎と平内の前を去っていく。
立ち上がった片桐の目に、旅姿の小里と庄一郎が立っているのが見える。

「来ていたのか」と言う多聞に、小里は多聞を探していて片桐を見かけたので、家を確かめようとついていった。
そして、今の一部始終を見てしまったと言う。
多聞のふがいなさを見た小里は庄一郎に、「父上のことなど当てにせず、自分たちで祖父の仇を討とう」と言った。

だが多聞は、小里たちに討てるような相手ではないと止める。
では多聞には討てるというのか。
多聞は片桐に投げられた小判を拾うと、文十郎と平内に「頼む!俺に手を貸してくれ!あの片桐を俺に討たせてくれ!」と頭を下げる。
文十郎も平内も、多聞の妻と子供の前で、むげには断れなかった。

お吉を相手に、文十郎はことの経緯を語った。
多聞はなぜ、自分で敵討ちをしないのか。
文十郎も不思議に思って問い詰めたら、どうも多聞は剣術がまったくダメらしい。
平内と2人で一応確かめてみたが、文十郎相手に「こんなことやめよう」と言い出す始末。

小里にうながされて、一応、竹刀を構えるが、へっぴり腰で半ば悲鳴のような声をあげながら突進してくる。
つまり、多聞は、今時珍しいぐらいの弱い侍だった。
しかし多聞は弱いくせに見栄っ張りなので、助太刀を申し出た親類縁者を断ってこの江戸に出て来たはいいが、自分の力では討てない。

そうこうしているうちに、片桐は御用商人・三州屋の用心棒に納まってしまった。
またこの三州屋が片桐をえらく気に入り、仇持ちと聞くと、老中の秋山に頼んで藩に仇討ちを取り消すよう圧力をかけた。
藩では驚いたが、老中には逆らえない。

多聞の仇討ちは取り消しになってしまった。
そして、多聞は宙に浮いた形になった。
仇は討てない、故郷には帰れない。
だいたい、もう仇でもない相手を斬ったりすれば、お咎めがあるだろう。

そこで多聞が考えたのが、騒動を起こして、三州屋が片桐を首にすることだった。
首になればただの浪人。
仇討ち免状は復活するだろうが、こんな計画に乗る浪人がいるわけがない。
結局はたかられて、一文無しになってしまった。

だが、多聞の考えには1つだけ、おもしろいところがある。
物価の高騰を見越して三州屋の蔵に眠っている品物を、盗んでやろうというところだ。
これに元大泥棒の清兵衛は、昔の仲間に声をかけているらしい。
「奉行所の人間に見せたいぐらいの、大泥棒の面々が集まっている」と文十郎は言った。

その夜、文十郎と平内は多聞を連れて吉原に行った。
多聞は「今夜は花魁にでも会わせてくれるのか」と言ったが、一軒の店の前で為吉が手招きしていた。
座敷では大勢の旦那衆が芸者をあげて、遊んでいた。
為吉が1人の旦那に耳打ちすると、旦那は「大事な仕事の打ち合わせがあるので、ちょっと席を外してくれ」と芸者と太鼓もちに言う。

ずらりと並んだ旦那衆はみな、盗賊の頭だった。
幕府御用の三州屋の蔵を破るのだ。
仲間は多いほうが良い。

そこで清兵衛は現在、大阪まで仲間を集めに行っている。
三州屋の蔵を破ると聞いて、頭たちは快く引き受けた。
自分たちが一声かければ、江戸中の盗賊が百も二百も集まるだろう。

そして夜になると、江戸のあちこちで黒装束の男たちが動き始める。
文十郎と平内も同行する。
多聞もついてきた。

大勢の黒装束が、三州屋の蔵の表に集結する。
三州屋では、用心棒たちが見張りをしていた。
そこに三州屋の主人がやって来る。
最近、三州屋の蔵を襲うという話が、ちらほら入ってくるので、見張りを頼むと釘を刺す。

片桐は「今日は寄り合いで、老中・秋山に仕官を頼んでくれたのか」と気にする。
「確かに頼んでおいたが、仇討ちを取り消させたので、しばらくは大人しくしていなければいけない」と三州屋は言った。
今日の寄り合いは、物価の高騰を少し抑えようということだった。

このあたりで値上げを抑える相談をしたと世間に流せば、今まで上がった分はしかたがないと庶民は受け入れるだろう。
この2~3ヶ月だけでもずいぶん儲けたし、この儲けは片桐たちにも還元する。
「まったく、物を溜め込んでおくだけで高騰するのだから、庶民と言うのはありがたいものだ」と三州屋は高笑いをして屋敷に戻った。

三州屋がいなくなると、屋根の上を黒装束の男たちが走る。
蔵の明かり取りの格子を外すと、中から次々、品物を運び出す。
いろんな品物が男たちによって運び出される。

紙、材木、洗濯のアクに味噌、しょうゆ、砂糖、何でもある。
物がないと文句を言っていた品が、全部ある。
平内が持っている樽には、外国の酒が入っているらしい。

翌朝、いつものようで長い行列ができている。
その横をたくさんの品物を背負い、両手に持ったお吉が走ってくる。
「こんなところに並ばなくても、向こうには産地直売のただの品物が手に入る」とお吉が叫ぶと、行列が解け、人々が殺到する。

やがて、三州屋の店の者と用心棒たちが走ってくる。
多聞と一緒だった2人を飲み屋で見つけると殴りつけ、多聞の居場所を聞く。
しのが砂糖を前に、庄一郎に「何か好きなものを作ってあげる」と笑いかけていた時だった。
片桐たちが押し行ってきて、突然、正一郎に刃物を突きつけた。

思わず刀に手をやる多聞に向かって、片桐は刀を渡せと言う。
「卑怯者!」と叫ぶ多聞に「卑怯は俺の信条だ」と言うと、止めようとしたしのを突き飛ばし、片桐たちは多聞と小里、庄一郎を連れて行ってしまう。
突き飛ばされたしのが起き上がった時、仇討ち赦免状だけが残っていた。

片桐は「一体誰とこの一件を仕組んだのか」と言うが、多聞は「知らない」と言う。
言わねば小里と庄一郎を斬ると言われて、多聞は「自分はどうなっても構わないが、妻と子供だけは見逃してくれ」と懇願する。
頭を下げたその時、目の前にあった片桐の小刀を多聞は抜く。
だが片桐は刀を閃かせると、多聞に向かって「抜くのか!」と凄んだ。

「初めて仇を前に、刃を向けたな」。
だが多聞は額から血を流しながら小刀を放り出すと、うつむいた。
庄一郎が「畜生!」と叫んで、片桐にかかっていく。
片桐の刀を持つ手に思い切り噛み付くと、片桐は庄一郎の首に向かって刀を引く。

庄一郎が目を見開いたまま、動かなくなる。
多聞がそれを見た時、小里が「庄一郎!」と叫んでかんざしを抜き、片桐の肩に刺す。
だが片桐は小里を抑えると、わき腹を斬った。
小里の手からかんざしが落ち、倒れる。

「小里!」
叫んだ多聞も正面から斬られる。
よろけた多聞は、もう一度、背中をバッサリ斬られた。
残った仇討ち赦免状を文十郎も平内も、しのも見ていた。

その時、為吉が大川に簀巻きにされた多聞と小里、庄一郎の遺体が上がったと飛び込んでくる。
奉行所はわかっている。
長屋の連中だって、三州屋の用心棒たちが多聞たちを連れて行ったのを見ている。
だが奉行所では下手人は不明と言うことにした。

三州屋が、もみ消しているのだ。
為吉は怒りに震える。
振り返ったその目を、文十郎も平内もしっかり見返す。
闇の中、文十郎と平内が行く。

座敷で三州屋は、「これで身代がつぶれるようなことはないが、蔵から盗んだ盗賊たちは絶対に捕まえる」と言った。
秋山が奉行所に手を回しているので、奉行所でも探索はしているが、片桐は「これは自分の仕事だ、何としても捕まえる」と言う。
自分がやらなければ、三州屋にも秋山にも申し訳がない。

その時、芸者姿のお吉がやってきて、片桐宛てに「預かったものがある」と文を差し出す。
「人をはばかるものなので、内密に」と言われ、片桐は別の奥の座敷に通される。
秋山からだとわかった片桐は座敷に入るが、文の中身は仇討ち赦免状だった。

片桐は誰もいない座敷を見渡す。
そして、部屋の隅にある衝立が、さかさまになっているのに気づく。
衝立の上から、紫煙が立ち上っているのを見る。
刀に手をかけ、衝立を刺す。

だが倒れた衝立の向こうには、誰もいなかった。
キセルが煙を上げているだけだった。
すると背後の障子が焼けていく。
穴が開き、それが広がっていく。

向こう側が見えた時、キセルをくわえた平内がいた。
平内が針を構える。
片桐は片手に刀、片手に手裏剣を持つと、振り向き、背後に向かって投げる。
手裏剣は隣の部屋の柱に刺さり、文十郎が姿を現す。

その時、三州屋が秋山の用事は何か、聞きに部屋に入ってきた。
気がつかず入ってきた三州屋は、障子の影にいる文十郎と平内に気づいた。
「あっ」と声をあげて、片桐の後ろに隠れる。

片桐が文十郎に向かって斬りかかり、文十郎が刀で受ける。
背後から平内が片桐を羽交い絞めにしようとするが、片桐は迫る平内のキセルを刀で受け、力で弾き飛ばす。
文十郎の前をキセルが飛んで、柱に刺さる。
平内が転がると、文十郎が片桐を阻止するべく、斬りかかる。

2人は刀を交わし、文十郎が片桐の刀を弾き飛ばす。
刀は畳みに転がった。
片桐が刀を手に取ろうとすると、文十郎は刀を投げる。
刀は片桐が伸ばし、刀の柄をつかんだ手の前に刺さる。

思わず、片桐が手を引っ込める。
今度は小刀を手に、平内ともみ合い、平内の頭の上に片桐の小刀が刺さる。
平内の手が、何かを求めるように宙に向かって動く。
三州屋を抑えていた文十郎はそれを見て、兜割りを抜き、平内に向かって投げる。

兜割りが宙を飛んでいく。
受け止めた平内はそのまま、背中合わせになっている片桐に向かって刺した。
片桐が倒れる。
平内が、ふうっと息を吐き、文十郎を見る。

文十郎が今度は、三州屋を見る。
片桐が倒されたのを見た三州屋が、おののく。
「金ならある。金ならいくらでもやるから、命は助けてくれ」。

文十郎はそう言う三州屋の襟元をつかんで立たせると、目の前の柱に刺さっているキセルを抜いた。
三州屋が声にならない悲鳴を漏らす。
文十郎はキセルの針を、一気に三州屋の額に向かって刺した。
三州屋の動きが止まり、崩れ落ちる。

文十郎と平内は同時に同じ布で、互いの借りた武器をぬぐう。
お互い、武器を返し、顔を見合わせる。
そして2人は夜の町を歩いて去っていく。



江戸の、いや、上方からも盗賊、いや、義賊が集結。
しかし清兵衛さんは、姿を見せない。
上方に人を集めに行っているという、ちゃんとした理由がありますが、ここはぜひ、登場してかつての仲間と共に盗みをするシーンが見たかったところ。

どう見てもどこかの店の旦那衆といった風格と品格の男たちが、実は義賊の頭!
闇の稼業のお方たちは、こうして江戸の市中に潜んでいるんですねえ。
ずるい大商人の蔵を破るという大仕事に、義賊の血が騒ぐ。

ウイスキーまで蔵にはあった。
あれは平内さんが持って行ったかも?
タバコはなかったのかな?

高坂多聞は、犬塚弘さんです。
調子が良くて、5両5両と威張る。
犬塚さんがとっても軽妙で、少々ずるく見栄っ張りな多聞が憎めない。
お調子者で楽しいかと思ったら、実はものすごくつらい身の上だった。

仇が見つからなくて、どん底になっても故郷に帰れないなど、仇討ちの悲惨な話はこれまでにもありました。
しかし、多聞は仇討ち自体が取り消され、故郷にも帰れないという。
仇討ちがないものになったら、故郷には帰してやれないもんでしょうか。

そこで考えたのが、片桐を首にさせること。
だけど片桐を首にして、仇討ち復活しても、多聞の腕では討てなかったでしょう。
助っ人頼めばいいのかな?
文さんの「大概の者には負けない」が、後の片桐との対決に繋がっているのかな。

子供までアッサリ斬り殺すって、「助け人」は起こる事件は陰惨です。
多聞の場面は結構、笑えるので、余計悲惨な感じがします。
目を見開いて倒れている庄一郎は、子供の頃見たらトラウマになりそうなぐらいです。
最期まで、父親の凛々しい姿が見られなかったのもかわいそうです。

片桐は自分の後ろ盾と腕に自信満々で、文十郎と平内にも大きな態度。
三州屋は何で、片桐を気に入ってるんでしょうね?
文十郎と平内を見て、さっと片桐の後ろに隠れるところを見ると、相当頼りにしているらしい。

仇討ち赦免状が取り消しになったのにあるというのは、一縷の望みをかけて取っておいたんでしょうね。
それを助け人が寄越すというのは、多聞一家の仇討ちということ。
片桐は誰もいない座敷の衝立が、さかさまになっているのに気づく。
この、がらんとした座敷で、衝立がさかさまになっているというのが、異様。

衝立は「仕切り」、そして風水的には「結界」を張る意味がある。
とすると、これを逆にしているということは、相当不吉な感じがしますね。
衝立の上から、紫煙が立ち上っている→刀に手をかけ衝立を刺す→衝立の向こうにはキセルだけ。
かなり怖いと思います。

障子が焼けていって、穴が開き、そこからキセルをくわえた平内が見えるのは上手い演出。
平内さんも、片桐を強敵と認識しているらしく、表情が緊張している。
一瞬、文さんの刀もはじかれたと思いました。
でも、刀を拾うのが片桐で、投げて止めるのが文さんなので、はじかれたのは片桐と判断しました。

それでもかなりの強敵には違いない。
平さんの手つきでパッと理解し、兜割りを投げる阿吽の呼吸。
パシッと受け止め、そのまま決着が着く。
まさか、こんな風に腕の立つ自分が仕留められるとは片桐も思わなかったでしょう。

頼りにしていた、こいつさえいれば大丈夫と思っていた片桐が倒されて三州屋が、焦りまくる。
今度は文十郎が、キセルで平内さんのような仕置き。
その後、同じ布で互いの借りた武器をきれいにして返し、顔を見合わせ、去っていく。
本当に仲がいい。

盗みと、買占めしている三州屋が殺されて、物不足解消。
文さんと平さんが今後を憂うほどの、世情不安もこれで解消。
まさしく「義賊」「世直し」。
江戸の庶民たちが語り継ぐわけです。


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