こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOPアニメ・コミック ≫ 謎の女・峰不二子

謎の女・峰不二子

「pen」という雑誌で、ルパン三世を特集していました。
ルパンはもちろんですが、やっぱり峰不二子ちゃんを見てしまいますね。
最初のアニメで見た不二子ちゃんは、とってもアダルトだった。

タイトルで不二子の紹介をする時の、アダルトさとカッコよさは強烈に印象に残りました。
これを見てもわかるように「ルパン三世」は当時の日本ではまだ珍しい、大人のアニメとしてスタートしたんでしょうね。
後には女性盗賊、しかも宝石が特に好きな泥棒として登場してますが、最初のアニメの不二子はまさに謎の女。

70年代の不二子ちゃんは、ボンドガール。
80年代はバブルで、ゴージャスな女性。
90年代以降は、日本アニメの考える美女、と、進化して行っているそうです。
峰不二子の誕生はマリアンヌ・フェイスフルなどがきっかけかもしれませんが、今や日本が生んだ魅力的な謎の女・代表です。

クールな裏切り者という顔の裏で、昔、殺し屋として組んでいた男とルパンとの間で苦しむエピソードがありました。
そしてついに不二子は、ルパンを殺そうとしたその男・ブーンを撃ってしまう。
驚愕するブーン。
でも自分の行動に、何よりも驚いていたのは不二子だった。

この話は、不二子というキャラクターを実によく表現していました。
そして、30年以上続く「ルパン三世」のアニメの中で、初期の作品でありながら、今でも私の中での不二子のベストエピソードです。
捕えられたルパンが脱獄せず、処刑されたと思い込んだ不二子がルパンの銃を海に投げるエピソードも好きです。
そして、「ずいぶん意地悪したけど、あたし、ほんとは…」とつぶやくシーンが、すごく好きです。

この2つは峰不二子という女性が、どういう女性かも表していた。
ルパンと不二子の関係も、とてもよく表していた。
不二子は自分の欲望に忠実で、ルパンのことも良く裏切る。
でも、それはお互いを良く理解して、肝心なところで繋がっている太い絆があるから許せること、許されること。

そして互いに、いつでも相手から歩み去れる強さも保つ。
常に緊張感溢れる関係でいる。
しかしお互いを本当に抹殺する相手が出て来た時は、自分の危険も顧みずに助けに来る。
不二子はカッコイイけど、不二子とルパンの関係がまた、カッコイイんですね。

コミカルな不二子ちゃんエピソードで覚えているのは、いわゆる「赤いジャケット」のルパンの時。
経緯は忘れてしまいましたが、不二子ちゃんがボロボロに。
それでも明るく、「やったわ!」と言いながら、ルパンの変装した姿と間違えて逃げる銭形のとっつあんを追いかけていく話がかわいらしくて好きです。


追記:不二子ちゃんの強みは、年を取らないところ…。
年を取らず、時代によって変化していくアニメの強みですね。
だから実際の女優が演じるのは難しいでしょうが、最初の不二子ちゃんなら、水野久美さんが良いと思いました。

「マタンゴ」で、争う男たちを笑って「ふん!みんなあたしが欲しいのさ!」とコンパクトを取り出して、お化粧直し始める。
ヨーロッパに連れて行ってくれるという若社長とは別に、新進作家の恋人がいる、それでいて不潔感がない。
コケティッシュさ、妖艶さ、あのスタイル。
水野久美さんの峰不二子、絶対、似合ったと思いますよ!


スポンサーサイト

Comment

No title
編集
漫画アクションに連載されていたときは大人の漫画でしたね。
中学せいだったかな、平凡パンチやプレイボーイとともに、男の子がこっそり読む雑誌のひとつでしたもん。
青年漫画の先駆けだったんじゃないかな。マンガと云うよりコミックって感じで、ギャグもなかったし、色っぽい峰不二子は石ノ森章太郎の描く女性(サイボーグ003など)とともに、子供が見るエロぎりぎりだったような(笑)
やはり不二子は漫画アクション時の“絵”が好きですね。

水野久美さんの峰不二子、いいですねぇ。

宝田明さんの映画「100発100中」の浜三枝さんが、多分に峰不二子の原型だったように思いますが……。
もちろんロッサナ・ポデスカ(「黄金の七人」)も雛形だったでしょう。
2012年06月08日(Fri) 15:31
No title
編集
峰不二子、原作画でゃたまに不二峰子という女も登場しました。w
ルパンと不二子の間に出来た子供がルパン小僧。そのルパン小僧が「ルパン三世」にゲストで登場したときに、不二子に向かって「お前は俺の母ちゃんじゃない」と言い、不二子も「私が子持ちだなんて冗談じゃない」と怒っていました。
謎が深まるばかりの峰不二子。w

ルパンと不二子の関係は、劇場版第1作にもよく現れていますね。ルパンを裏切り、それに腹を立てて次元と五右衛門は去っていくが、ルパンは不二子を選ぶ。
選ばれた不二子は待たしてもルパンを裏切るが、真モーの部下のフリンチがルパンをぞんざいに扱うと「もっと大切に扱って!大事なお客様なんですからね!!」と怒る。
また、マモーに永遠の命を授けようと言われても、「ルパンと一緒じゃないと意味がない」とあっさり断って、マモーを驚愕させる峰不二子。

なんだかんだ言ってもルパンと一緒でなければ嫌だという不二子と、次元や五右衛門と別れても不二子を選ぶルパン。そしてその上でもなお、ルパンのピンチに駆けつける次元と五右衛門。
4人の関係がよく描かれていた作品だと思います。
唯一残念なのが銭形。
あの映画の銭形は馬鹿を通り越して、もはや狂人!端ある執念の人でしかなくなっています。荒れでもう少し銭形を切れ者に描いていてくれれば・・・。

不二子に話を戻しますと、アダルティ奈不二子って、大隅さんが演出していたほんの数羽だけなんですよね。
宮崎演出に変わってから、宝石好きの、強欲で、でも明るくて・・・第2シーズンの不二子の原型的存在になってしまうのです。
それはそれでいいのですが、大隅さん演出による峰不二子を、もっと観てみたかったですねぇ。
2012年06月08日(Fri) 19:15
micmacさん
編集
>micmacさん

>漫画アクションに連載されていたときは大人の漫画でしたね。

ルパンが連載されている雑誌って知って表紙を見たら、明らかに子供が手に取れるような雰囲気じゃなかったです。
美容院とかで大人の雑誌はありましたけど、女性向けにアクションは置いてなかったですし。

>中学せいだったかな、平凡パンチやプレイボーイとともに、男の子がこっそり読む雑誌のひとつでしたもん。

そうそう、そんな感じです。
女の子の場合、誰か身内に読んでいる人がいないと読める機会もないって感じの。

>青年漫画の先駆けだったんじゃないかな。マンガと云うよりコミックって感じで、ギャグもなかったし、色っぽい峰不二子は石ノ森章太郎の描く女性(サイボーグ003など)とともに、子供が見るエロぎりぎりだったような(笑)

当時の少年漫画の荒っぽさとはまた、違いましたが、そうか、その差は「エロぎりぎり」ですね。

>やはり不二子は漫画アクション時の“絵”が好きですね。

わかります、私にはあの不二子が一番、アダルトでカッコイイ。
「大人~!」でした。
最初のアニメの不二子が、そんな感じがするんです。

>水野久美さんの峰不二子、いいですねぇ。

あのアダルト不二子ちゃんを、ぜひやってほしかったですよね!

>宝田明さんの映画「100発100中」の浜三枝さんが、多分に峰不二子の原型だったように思いますが……。

浜美枝さんって、日本で撮影した「007」でボンドガールでしたよね?
ああ、不二子の原型と聞いて、納得。

>もちろんロッサナ・ポデスカ(「黄金の七人」)も雛形だったでしょう。

不二子ってカッコイイ、そして色っぽい女優さんとか、そういう役を集めて作ってるんですね。
2012年06月08日(Fri) 23:59
オギャンさん
編集
>オギャンさん

>峰不二子、原作画でゃたまに不二峰子という女も登場しました。w

ええっ、不二子が変装したとか?
親戚とか?

>ルパンと不二子の間に出来た子供がルパン小僧。そのルパン小僧が「ルパン三世」にゲストで登場したときに、不二子に向かって「お前は俺の母ちゃんじゃない」と言い、不二子も「私が子持ちだなんて冗談じゃない」と怒っていました。
>謎が深まるばかりの峰不二子。w

う、確かに不二子に、ほのぼの子育てのシーンは似合わないかも。
でも不二子、突き放したようでいて、結構、うまく育てちゃう気がします。
男でも女でも不二子流生き方を授けちゃいそうだし、肝心なところは不二子の背中を見ていれば学べるんじゃないかなと。
ミニ不二子と2人で登場っていうのも、ちょっと見たい…。

>ルパンと不二子の関係は、劇場版第1作にもよく現れていますね。ルパンを裏切り、それに腹を立てて次元と五右衛門は去っていくが、ルパンは不二子を選ぶ。
>選ばれた不二子は待たしてもルパンを裏切るが、真モーの部下のフリンチがルパンをぞんざいに扱うと「もっと大切に扱って!大事なお客様なんですからね!!」と怒る。
>また、マモーに永遠の命を授けようと言われても、「ルパンと一緒じゃないと意味がない」とあっさり断って、マモーを驚愕させる峰不二子。

だから劇場版の第1作、大好きなんです。
ルパンの命が危ない時、不二子はお宝の在り処を話して、何とかルパンを助けようとしたり。
映画以外でも敵に囲まれたルパンの為、脱出したはずの不二子が銃を持って現れたり。
他の女性が逃げるシチュエーションや、実は一番逃げそうな時に逃げないのが不二子。
これを知っていたら、ちゃっかり横取りぐらいは、許せてしまうと思います。

>なんだかんだ言ってもルパンと一緒でなければ嫌だという不二子と、次元や五右衛門と別れても不二子を選ぶルパン。そしてその上でもなお、ルパンのピンチに駆けつける次元と五右衛門。
>4人の関係がよく描かれていた作品だと思います。

お互いがお互いを、良く理解している4人組ですよね。
こういうところも、ルパン三世の魅力ですねー。

>唯一残念なのが銭形。
>あの映画の銭形は馬鹿を通り越して、もはや狂人!端ある執念の人でしかなくなっています。荒れでもう少し銭形を切れ者に描いていてくれれば・・・。

ルパン逮捕が生きがいであるけれど、ルパンに対して尊敬の念を持っているのが銭形のとっつあんですもんね。

>不二子に話を戻しますと、アダルティ奈不二子って、大隅さんが演出していたほんの数羽だけなんですよね。

ああ、そうなんですか!

>宮崎演出に変わってから、宝石好きの、強欲で、でも明るくて・・・第2シーズンの不二子の原型的存在になってしまうのです。
>それはそれでいいのですが、大隅さん演出による峰不二子を、もっと観てみたかったですねぇ。

これは本当です、初期の頃みたいな不二子、もっと見たかった。
「赤いジャケットのルパン」の不二子も大活躍でいいんですが、「青いジャケットのルパン」の初期の、過去ある不二子は本当に謎の女。
いろいろと想像する余地があって、楽しかったです。
2012年06月09日(Sat) 00:21












非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL