こたつねこカフェ

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顔と態度で損した親分 遠藤太津朗さん

もうひとつ、「必殺仕事人V 激闘編」。
第4話「顔と態度で損した親分の一生」。
まさに遠藤太津朗さんの為に用意されたような一編。

勤続20年を表彰される主水に、せんとりつは、金一封で温泉に行けるのを楽しみにしていたが、今年から金一封は出ないことになった。
その頃、上州では代官が新たに課した重い年貢に対し、百姓たちが一揆を起こしそうになるところを、侠客・仁吉が収める。
仁吉は百姓たちの為に代官たちと対立し、米を奪っては百姓たちに配る人望厚い親分だった。
逆に百姓たちから恐れ嫌われるのが、凶悪な面相の吉蔵親分。

闇の会にその吉蔵から仕事が入る。
標的は仁吉。
単なるヤクザの争いと思われたが、伊香保温泉に行けるとあって主水も引き受ける。
加代が吉蔵の家に上がってわかったのだが、凶悪な面相をしている吉蔵は意外にも加代に親切だった。

吉蔵はカタギの人々の力になりたかったのだが、吉蔵の顔を見ただけで人は怖れて逃げ、子供は泣いた。
子供に泣かれている遠藤さんには、大爆笑!
面相とは逆に人の良い吉蔵は、仁吉の悪事をいつのまにか、自分のの仕業にされていたのだった。

そんなある日、吉蔵の女房は刺し殺され、娘は仁吉に手篭めにされ、首を吊って死んでしまった。
仁吉を追う吉蔵だったが、村の者は仁吉をかばう。
代官に捕えられ、1人になった吉蔵は、佐渡金山に自分の身を売って、闇の会に仁吉の仕置きを依頼してきたのだった。

仕事人たちは、仁吉の子分2人と仁吉を仕事にかける。
さらに主水が、仁吉とグルの代官を斬った。
そして、仁吉と代官が斬りあったように細工する。
伊香保温泉から帰る主水たちの前に、身を持って悪代官を斬った仁吉の立派な墓があった。

満月の夜、恨みが晴らされたのを知った吉蔵は船に乗り、佐渡金山への労働に向かう。
美しい月明かりの中、半分泣きながらも吉蔵は国定忠治を真似る。
「せめて、最後ぐらい、決めたかった」。

凶悪な面相で人が良いから余計、泣いている吉蔵がかわいそう。
佐渡の労働に、吉蔵の年齢では何年とは体が持たないであろうと加代が言う。
「必殺」で、数々の名演をしてきた遠藤太津朗さんだからできるお話でした。


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Comment

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こんばんは。

このお話、結構印象に残っています。

おっしゃるとおり、おなじみ悪役としてのキャリアを積んだ遠藤氏だからこそ、出来た役柄でしょうね。

最後にしんみりとしました。
2012年07月11日(Wed) 22:33
愚夫愚父さん
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>愚夫愚父さん

最後の月の綺麗な中、船に乗って国定忠治のセリフを決める時に哀愁漂ってましたよね。
人が良かったのに、本当に損している哀しさが遠藤さんならでは。
親分、佐渡で慕われてね、生き抜いてね…と思いました。
2012年07月11日(Wed) 23:36












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