東京MXテレビで、月曜日夜7時30分から放送されている「北斗の拳」。
やっぱり、自分はラオウが出て来た時が面白かった。
世紀末の世を力と恐怖で統治しようとした拳王こと、北斗の長兄のラオウ。

主役以外の、脇役も良い味出しているものは、映画でもドラマでもマンガでもほとんどがおもしろい。
傑作になってると思います。
人間以外では、ラオウの愛馬・黒王が好きです。

ラオウ以外ではユリアの兄・ジュウザにのみ、背中を許す。
乗っていかれてしまったラオウは、車に乗らない。
「この拳王、背を預けるのは、黒王のみ!」

最大の信頼ですね。
ジュウザに背中を許した黒王を、ラオウは責めない。
ユリアに対する愛情といい、ラオウは認めた相手には寛大というか、懐が広いんだな。
やっぱり、王者だなあと思います。

そしてこの黒王は、ラオウとの最終決戦にケンを迎えに来る。
さらにラオウ亡き後はラオウの墓に別れを告げた後、ケンシロウに従う。
まるで、ラオウが自分の後をケンシロウに託したことを察したようでした。
これほどの馬だから、黒王は自分にふさわしいお馬さんを見つけて、穏やかに暮らしたと解釈してます。

「北斗の拳」はかなり残酷な、弱肉強食の世界を描写してます。
でもスケールの大きさも、まるで戦国絵巻のようでおもしろかった。
人間がしっかり描けていたのが、良かった。

登場人物一人一人の心の動きが、おもしろかった。
キャラクターがイキイキしていた。
男たちには漢!と呼びたくなるキャラクターがいた。

弱肉強食の世界だから、力が弱い女性には、相当過酷な世界。
でも、女性への激しい虐待の描写がなかったのは良かった。
女性がこの話を受け入れられたのは男たちの漢さもだけど、この点も大きかったのでは。

個人的な感想ですが、この逆の描写が永井豪氏のマンガじゃないでしょうか。
この人は「どうしてここまで?」と言いたくなるほど、女性の登場人物を過酷な目にあわせる気がします。
主役に近ければ近いほど、過酷な目にあわせる。
「北斗の拳」が、読者の期待通りの、最終的に収まってほしいところに収まっていくのに対して、絶対そうは収めてやるもんか!と期待にそむくのが永井豪氏な気がします。


スポンサーサイト
2012.09.29 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kotatuneco.blog59.fc2.com/tb.php/2387-3639be9b