海の怪物として、欧米では昔から描かれた巨大なタコ・クラーケン。
船を巨大な触手で絡めて、海に引きずり込む絵を見たことがある人も多いのでは。
このモデルといわれているダイオウイカの深海での撮影に、世界で初めて成功したそうです。
場所は、小笠原諸島父島の東沖。

ダイオウイカとは触腕という2本の長い腕まで入れると、大きなものでは全長18メートルになるという巨大なイカ。
地球上最大の無脊椎動物。
しかし、生息地域が深海なので、いまだにその生態は謎。

ちょっと前、NHKの番組で冷凍されたダイオウイカをスタジオに持ってきたことがありました。
それで、食べてみた人もいました。
刺身で、しょうゆつけてたかな。
でも、あんまりおいしくない。

水っぽい。
すごく、生臭い。
そんな感想だったと思います。
まあ、見た感じでも大味っぽいですね。

ダイオウイカは、これまで世界中のメディアや研究者が、生きた姿の撮影に挑戦してきたもののが、いずれも失敗に終わっていたそう。
さらにダイオウイカは感度の高い目を持っていて、撮影を感づかれやすかったらしいです。
そこで今度は、特殊な深海撮影用超高感度ハイビジョンカメラを開発。
最新鋭の透明ドーム型潜水艇にそれを搭載し、国立科学博物館の窪寺恒己博士、カメラマン、操縦士3人が深海へ潜りました。

ダイオウイカ研究の第一人者である窪寺博士は、2004年にも世界で初めて、小型カメラで水深900メートルの深海で生きたダイオウイカを500枚もの写真に収めています。
2006年には、深海漁の調査中にダイオウイカを生きたまま釣り上げ、水面で泳いでいる姿をビデオ撮影しています。
今回、深海で待つこと、10時間って言ったかな?
ついにダイオウイカが餌に食いついたのを、カメラがとらえました。

餌のイカも1メートルほどでしたが、このダイオウイカの大きさが3メートルほどだったので、イカが小さく見える。
このダイオウイカの2本の長い触腕が切れて短くなっていたので大きさは3メートルでしたが、完全な状態なら全長7~8メートルという超巨大イカだったらしいです。
窪寺博士によると、これまでの海岸に打ち上がったダイオウイカと違って、輝くような美しさを持っていたとのこと。
本当に価値ある映像で、「今まで謎とされてきたダイオウイカの、さまざまな生態を導き出してくれるでしょう」ということです。

NHKはダイオウイカについて10年にわたる調査をし、国立科学博物館等と共に有人潜水艇を用いて調査・撮影。
昨夏には、小笠原諸島でおよそ100回、400時間以上に及ぶ潜航を行っていたそうです。
これは、えらい!と言いたい。

番組はNHK、NHKエンタープライズ、アメリカのディスカバリー・チャンネルの国際共同制作。
おおっ、ディスカバリー・チャンネル、好きです!
NHKが13日の午後9時から、世界に先駆けて「NHKスペシャル」でこの様子を放送。
ついに「動くクラーケン」が見られることに!

日本での放送後、アメリカ現地時間27日に「ディスカバリーチャンネル」で、『GIANT SQUID: THE MONSTER IS REAL』が放送されるそうです。
宇宙もだけど、地球にも未知のものは、特に深海にはまだまだ神秘がある~♪
深海魚好き、海の怪物好きは思わず注目のニュースでした。


スポンサーサイト
2013.01.07 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kotatuneco.blog59.fc2.com/tb.php/2487-804c1cb6