こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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理想の人生なんて歩んでない 「夜行観覧車」

湊かなえ氏の「夜行観覧車」がドラマになっているとは。
知らなかった!
なので、今週の第2回から見始めました。

それでこれ、主人公のお向かいの家で起きる殺人事件の犯人が誰なのかという、ミステリーかと思ったら、違うんですね。
だって、本の帯の、裏面だけど、犯人がわかっちゃうような記述がされてる。
要するにこれは犯人探しのミステリーじゃなくて、殺人事件を中心に、その関係者の内面を描く話なんですね。

でも鈴木京香さんも、石田ゆり子さんも適役でした。
原作よりずっとたちの悪い、夏木マリさんの演じる小島さと子。
彼女を見ていると、原作と犯人を変えるのかなという気もしてきます。

しかし被害者の高橋弘幸役の田中哲司さんの、次男が川に落ちた時にうっすらと見せた笑いが迫力ありました。
ああ、この家族は絵に描いたような「理想の家族」「素敵な夫婦」じゃないんだ…と思えました。
通常サスペンスっぽかったのは、高橋克典さんが演じる結城哲也が出てくるシーン。
ここだけは、それぞれの人の底意地の悪さ、イライラさせる無神経さや愚かさなどを見ないで済みます。

原作のあの、「どの登場人物も嫌な人だな~…」と言いたくなるところを、うまくドラマにしてたと思います。
一点の曇りもない青空のような、理想の家庭なんてない。
絵に描いたような、素敵な家庭なんてない。
そんな人生も、送ってない。

人はそれぞれ、何かを背負っているもの。
だから隣の芝生は青くなんか、ない。
ミステリー部分もあり、そしてそういう展開、見せ方になっていきそうで、ちょっと注目してます。


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Comment

No title
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「夜行観覧車」の原作は読んでいないので、ドラマが楽しみでした。
ひばりが丘の住民たちの描き方がカリカチュア過ぎるとも思えるのですが、この厭らしい人間たちの姿が滑稽に見えてくるのも狙いでしょうか。

家族の崩壊ドラマとして見ていると、彩花が壊れてゆく辛いシーンに流れる歌(誰のヴォーカルなのでしょう)が、何だかジャニス・イアンの「Will You Dance?」みたいに聞こえて「岸部のアルバム」を連想してしまいました。
小島さと子(夏木マリさん)も、息子に見捨てられた哀しい存在なのではないでしょうか。

時間の巻き戻しに使われる観覧車の建築風景が、あまりに頻繁すぎてウルサイな………
2013年01月28日(Mon) 00:27
micmacさん
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>micmacさん

お返事遅くなってすみません!

>夜行観覧車」の原作は読んでいないので、ドラマが楽しみでした。

読んでないと、犯人探しの楽しみもありますね!

>ひばりが丘の住民たちの描き方がカリカチュア過ぎるとも思えるのですが、この厭らしい人間たちの姿が滑稽に見えてくるのも狙いでしょうか。

極端ですもんねー。
自分たちを何様だと思ってるんでしょうか。

>家族の崩壊ドラマとして見ていると、彩花が壊れてゆく辛いシーンに流れる歌(誰のヴォーカルなのでしょう)が、何だかジャニス・イアンの「Will You Dance?」みたいに聞こえて「岸部のアルバム」を連想してしまいました。

あれ、印象的ですね。

>小島さと子(夏木マリさん)も、息子に見捨てられた哀しい存在なのではないでしょうか。

たぶん、そうだと思います。
そうでなくて、自分が満たされているなら、人にあそこまで意地悪しなくて済むと思うんです。

>時間の巻き戻しに使われる観覧車の建築風景が、あまりに頻繁すぎてウルサイな………

最初はいいアイディアだと思ったんですけどね、ちょっと頻繁にまき戻しがされて、そのたびに出ますからしつこいかな。
本編の邪魔にならないならいいんですが。
2013年01月29日(Tue) 07:42
原作読んでませんが…
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>原作と犯人を変えるのかなという気もしてきます。
「獄門島」みたいですね(笑。

>小島さと子(夏木マリさん)も、息子に見捨てられた哀しい存在ではないでしょうか。
悪そうですねー。でも孤独なんですか~。
夏木さんは以前にチラッと書いた朝ドラ「カーネーション」で
ヒロイン晩年(70~90代)役となり老女の孤独を表現してました。

前に朝ドラは説明臭い(元がラジオドラマの延長でしたから…)的意見がありましたが
「カーネーション」だけは破格&別格で必殺ばりの光と影のコントラスト演出とか
映像で語る挑戦的ドラマやってました。
夏木さんが息子(孫?)世代の若者(といっても既に40代)ごしに父親の遺影を
見ている事を映像アングルの変化で示す事で会話の内容が
半世紀以上前に亡くなった父親の人物像を若い頃より遥かに
理解できるようになった事を忍ばせる脚本&演出とか大河よりハイレベルだったかも。
2013年01月29日(Tue) 18:16
巨炎さん
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>巨炎さん

こんばんわ。
お返事遅れてすみません!

>「獄門島」みたいですね(笑。

あ~、「獄門島」はテレビ放送が一歩先でしたもんね。
変えたくなったかも。

>悪そうですねー。でも孤独なんですか~。

自慢の溺愛息子、でも息子は母を嫌っている…、そんなパターンかな。

>夏木さんは以前にチラッと書いた朝ドラ「カーネーション」で
>ヒロイン晩年(70~90代)役となり老女の孤独を表現してました。

夏木さんがそういう役をやっていたんですね。

>前に朝ドラは説明臭い(元がラジオドラマの延長でしたから…)的意見がありましたが
>「カーネーション」だけは破格&別格で必殺ばりの光と影のコントラスト演出とか
>映像で語る挑戦的ドラマやってました。

そうだったんですか!
あの必殺の光と影をその昔、NHKが大河ドラマでやろうとしてできなかったという話をどこかで聞いたことがあります。
本当かどうかはわからないんですが、確かに難しいのでしょう。
できていたとしたら、ちょっと見てみたい。

>夏木さんが息子(孫?)世代の若者(といっても既に40代)ごしに父親の遺影を
>見ている事を映像アングルの変化で示す事で会話の内容が
>半世紀以上前に亡くなった父親の人物像を若い頃より遥かに
>理解できるようになった事を忍ばせる脚本&演出とか大河よりハイレベルだったかも。

ああ、それは難しい表現になったんじゃないでしょうか。
朝ドラやりますね…。
2013年01月31日(Thu) 00:39












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