湊かなえ氏の「夜行観覧車」がドラマになっているとは。
知らなかった!
なので、今週の第2回から見始めました。

それでこれ、主人公のお向かいの家で起きる殺人事件の犯人が誰なのかという、ミステリーかと思ったら、違うんですね。
だって、本の帯の、裏面だけど、犯人がわかっちゃうような記述がされてる。
要するにこれは犯人探しのミステリーじゃなくて、殺人事件を中心に、その関係者の内面を描く話なんですね。

でも鈴木京香さんも、石田ゆり子さんも適役でした。
原作よりずっとたちの悪い、夏木マリさんの演じる小島さと子。
彼女を見ていると、原作と犯人を変えるのかなという気もしてきます。

しかし被害者の高橋弘幸役の田中哲司さんの、次男が川に落ちた時にうっすらと見せた笑いが迫力ありました。
ああ、この家族は絵に描いたような「理想の家族」「素敵な夫婦」じゃないんだ…と思えました。
通常サスペンスっぽかったのは、高橋克典さんが演じる結城哲也が出てくるシーン。
ここだけは、それぞれの人の底意地の悪さ、イライラさせる無神経さや愚かさなどを見ないで済みます。

原作のあの、「どの登場人物も嫌な人だな~…」と言いたくなるところを、うまくドラマにしてたと思います。
一点の曇りもない青空のような、理想の家庭なんてない。
絵に描いたような、素敵な家庭なんてない。
そんな人生も、送ってない。

人はそれぞれ、何かを背負っているもの。
だから隣の芝生は青くなんか、ない。
ミステリー部分もあり、そしてそういう展開、見せ方になっていきそうで、ちょっと注目してます。


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2013.01.25 / Top↑
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