こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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右門の心は晴れなかった… 「右門捕物帖」

時代劇専門チャンネルで放送していた、「右門捕物帖」。
今週で1974年版の放送が、終わりました。
本当に秀逸な人間ドラマでした。

屋形船から、殺人を目撃してしまった男女がいた。
2人は密会中だったため、証言することができない。
しかし事件の根源には何と、女性の夫も関わっていた。

女性がすがりついた男にも、妻がいた。
だが女性は、夫に妻を捨て、ともに逃げることを提案する。
そして妻は夫に女性がいることを知りつつ、夫を守り通そうとする。
その姿に夫は、一番大事な人は誰なのか、悟る。

右門は男の妻の献身を知り、夫婦を守ってやろうとする。
そして女性には、保身と勝手さを指摘する。
やがて、事件は解決。

しかし元女郎だった女性は、夫にも見放されることとなる。
右門は元の女郎に、いやもっとひどい状態になった女性を見る。
女性は、元の自分に戻っただけだと自嘲の笑いを浮かべる。

確かにそうだ、彼女の自業自得だ。
だが、自分が1人の女を転落させてしまったのではないか。
しなくてもいいほどの、転落をさせてしまったのではないか。
そう思うと事件が解決しても、右門の心は晴れなかった。

こんな風に、事件が解決しても重苦しいラストを迎える話も少なくないんですね。
そんな話の中の、これはひとつですが、もっとすさまじい展開の話もある。
すさまじくて、どうまとめていいかわからないのですが、いずれ書きたいです。

しかし犯罪を通して、それぞれの人間の人生が浮かび上がるストーリーが見事。
犯罪という、ギリギリの状況で繰り広げられる人の生き様。
人を踏みにじる悪への、右門の怒り。

そして、人を救いたいと思う気持ちが交差する。
すばらしい人間ドラマでした。
杉良太郎さんのカッコ良さも、再認識。


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