日本の涼しさを感じさせる工夫についてのニュースで、金魚に関して笑いました。
しかしさらに、「どうして日本人は、こんなに涼む方法をたくさん持っているんだと思う?」というやや強引な質問をしてみたそうです。
すると、外国人たちからは「本来、働いてはいけない7月と8月になんとか働こうとするから、いろいろ工夫するんだろう」という答えが返ってきたとか!

おおっ?!
日本人にはない感覚だー!
制作者側は「日本人のこまやかな感覚」「丁寧な知恵」なんて答えを求めていたそうですが、確かに予想外の答え。

これ言ったのは、イタリア人。
う、さすが夏のバケーションは1ヶ月のヨーロッパ。
このイタリア人は本国の家族や友人から電話がかかって来て、仕事してると言うと「えーっ!8月に働いてるのー?!」って言われるんだそうです。

ええ、そう言われると確かにガックリしますね。
休日出勤して「えーっ、土曜日に仕事してるのー?!」と言われた時の、ガックリ感を思い出します。
それに休日出勤手当てがつけば納得だけど、つかなかったらほんと、ガックリしますね。

しかも外国の人にとって、日本の夏は世界有数の凶暴さらしい。
そんな中で働いているから、涼しくなる工夫が発達しちゃうんだよ!って発想ですね。
涼しい工夫の根本を覆す、すごい発想だ。
細やかな心遣いとか、ふっ飛ばしちゃう。

アフリカのウガンダから来た女性によると、「ウガンダの夏は日陰に入ると、とても涼しい。でも、日本はどこに行っても湿度が高すぎる」らしい。
この意見に欧米から来た人も、ブラジルなど南米の人も、インドネシアの人もうなづいていたそうです。
あれ、インドネシアも湿度高くなかったですか?
タイやシンガポールの観光では「もーいい!私バスから出ない!」と、おっしゃったご婦人がいましたもん。

昔、戸川純さんの歌で「隣の印度人」という曲がありました。
最後の方で♪にほんーのー、なーつーはー、むーすーけーど、すーずーしー♪というフレーズが出てきます。
そうか、温度自体は低いが蒸すんだなと思いました。

番組では、紫外線カット素材や薄い布地など、クールビズのスーツを紹介しました。
クール・ジャパンのハイテク技術も駆使したスーツ。
「これは君達の国でも売れるんじゃないか?」と聞いたら、こんなに蒸し暑い国で、夏にスーツ着ることが間違っている」と言われたそうです。
ああっ、ダメ、どうしても根本を覆されてしまうっ。

私は半そでジャケットや七部丈ジャケット持ってますけど、これも外国の人からすると「何それ?」なんでしょうね。
男の人はこれにネクタイが加わるんだから、厳しい。
「君たちの国では夏にスーツを着ないの?」との質問に、「弁護士とか銀行員は着る。でも外回りの営業マンは絶対に着ない。夏はシャツだけ」と言われたとか。
「夏も長袖ジャケットの心意気!」なんて特集があるファッション雑誌に載ったことありますけど、「やってみろ!」とか言われてた。

まあ、暑さに優先してきちんとする。
その気持ちが、人の人生の一大事に関わるような場合は礼儀となる。
わかります、その気持ち、ありがたいと思います。

しかし実際、日本の夏はすごいんですよね。
昔より格段に暑い。
私の感覚では94年ごろから、日本の夏は亜熱帯。

この記事に書いてあるとおり、その排気熱が出ている辺りをサーモグラフィで計ると、その色は赤を通り越して白熱!
細やかな気遣いの夏の風物を生んだのは、日本の暑さ。
だけど、よほどの場合をのぞいて長袖ジャケットは着ないというのが常識化するといいなと思う。

「外回りの営業マンは絶対に着ない。夏はシャツだけ」が常識になると、ありがたい。
私としては灼熱の夏はつらいけど、夏の風物は嫌いじゃない。
嫌いじゃない私は金魚が飼えないので、働いたら金魚の柄で涼むことにしよう。


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2013.07.03 / Top↑
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