「黒いドレスの女」を、夜中に放送していたんですね。
放送したのは、原田知世さん主演の映画ですよね?
ショートカットが似合う、ハツラツとした女の子の原田さんが、ロングのパーマヘアにした。

黒いドレスで、ミステリアスな正体不明の女性。
男が扱いに困る、何か大きな陰謀に関わったトラブルを背負った女性。
しかし、関わらずにはいられない女性。
関わることにより翻弄され、破滅する羽目に陥らせる女性。

ファムファタールを演じたんです。
本人も元気な好感度高い少女から、大人になりたかったんだと思います。
最近では、ある有名子役の少女が、がんばってファムファタールや、はすっぱな少女を演じてました。

いつまでも元気少女や、優等生では役に限界がある。
物足りない。
自分だって、明るいばかりじゃない。
そんな気持ちがあるのかな。

しかし、この時の原田知世さんには、無理があった。
踊り狂うシーンやら、「ね~、中学生がいるけど、大丈夫?」って言いたくなる雰囲気だった。
無理な背伸びが、正直、痛々しかった。
見てて、キツかった。

最後、取り押さえられようとする警察官から逃れるため暴れる永島さん。
それを見ている原田さんが、片方の口だけを吊り上げ、愚かな男と言わんばかりに笑う。
永島さんが自嘲しながら、原田さんがいた方を見る。

「消えた」と言う。
「え?」
笑いながら「黒いドレスの女だ!」
ここは印象的でしたけどね、ミステリアスというより、性格に難ありに見えた。
当時のコピー「最後に笑うのはワ・タ・シ」は、合ってたけど、合ってなかった。

今はもう、無理どころか、ステキな女性。
痛々しいと思われた試行錯誤も必要な経験なんだな~、と思います。
当時、原田さんが言っていた「大人になりました」が、しっくり来てます。


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2014.01.10 / Top↑
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