こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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根性根性、ド根性♪

カエルがなぜか、衝突の際に潰されずに、少年の着ていたTシャツの中に押し込まれてしまった。
どっこい、生きてる!シャツの中♪
というわけで、この世で一匹、平面カエルのぴょん吉の誕生。
Tシャツの持ち主・ヒロシと、「根性根性、ド根性」と歌うぴょん吉との毎日を描いたマンガ「ド根性カエル」。

あんまり覚えていないんですけど、その中でちゃんと覚えているエピソードがあります。
ヒロシたちの担任は、まじめで実直だが、冴えない風貌の中年、いや、初老の教師。
その先生と同級生だったという男が、実業家として成功して現れる。

家に担任教師とヒロシ、一緒にいた番長のゴリライモが呼ばれる。
男はヒロシたちをご馳走し、今の自分の豪勢な生活を披露する。
何もかも、あの頃から自分と、担任教師は違っていた。

喜ぶヒロシたちは、最初こそ、自分たちの担任との差をおもしろがっていた。
だが徐々に、人を見下す男の態度に腹が立ってくる。
啖呵を切って出て行くぴょん吉、ヒロシ、ゴリライモ。

担任教師を思い切りバカにできて楽しかった男は、思い出す。
そういえば、あの女性はどうしただろう。
自分たちのマドンナだった。

誰もが、彼女にあこがれた。
自分もだ。
今頃、何をしているんだろう…。

担任教師を、妻が迎えに来た。
その女性の顔を見た男が、「ああっ」と言う。
マドンナだ。
自分たちが、自分があこがれたあの女性だ。

まさか!
マドンナは、担任教師の妻になっていた。
愕然とする男に目もくれず、妻は初老の夫に寄り添う。

それを知ったぴょん吉、ヒロシ、ゴリライモは「先生、やるねえ!」と喜ぶ。
2人のなれそめを知りたがるぴょん吉たちにひやかされ、囲まれ、夕暮れの町を帰っていく。
ショックのあまり、口がきけなくなっている男を残して。


最初はおもしろがっていたヒロシたちが、担任教師の味方になり、憤慨する。
なぜ、マドンナがこの、一見さえない男性を選んだのかわかる。
とっても優しい、誠実な青年だったんだ。

大企業の社長夫人の座など、彼女にはどうでもいい。
地味で、つつましい、この教師の妻の生活が、彼女には幸せ。
この担任教師との生活が、幸せ。

いや~、すばらしい大逆転。
しかも、担任教師はそれを最後まで口にしなかった。
妻が来なかったら、わからないままだった。

ヒロシや、ゴリライモが2人を囲んでひやかしながら、去っていく。
そういうところがまた、マドンナだった女性が好きになった理由なんでしょう。
心温まる、いいエピソードで、今も覚えています。
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