「吉宗評判記 暴れん坊将軍」。
「暴れん坊将軍」の第1シリーズです。
その108話が幻と言われていたようですが、そういえば1話、再び見た覚えがない話がありました。

「自分は将軍に命令する男だ」と、一人の武士が言う。
それは自分の記憶では、時計に関わる男だった。
あの、将軍に命令する男を演じた俳優さんって誰だったっけ?
見れば思い出す。

そう思いながら、全然見なかったので思い出さなかった。
先日、予告で幻と言われた108話が蘇って放送!と言われているのを見て、これかも!と思いました。
ストーリーは、江戸城で時刻を知らせる太鼓を叩く男の話でした。

将軍にお目見えもかなわない、低い身分の太鼓叩き。
これは、なべおさみさんが演じました。
低い身分だが、彼の太鼓で江戸中の時刻を知らせる鐘も鳴ることになる。

彼の時刻を知らせる鐘で、将軍も動く。
だから自分は将軍に命令する男なんだと、気の良い、太鼓が大好きな太鼓叩きは笑う。
この男は質屋の未亡人に惚れていたが、この質屋が江戸中の利子を操るあくどい商人に低い利子をとがめられる。

きっぱりと庶民を苦しめるやり方を断った後家さんであるが、悪徳商人とその背後にいる黒幕に破滅させられそうになる。
この黒幕はやがては老中を狙い、悪徳商人のあくどい利子で稼いだ金で出世を図っていたのだった。
黒幕は、亀石征一郎さんです。

質屋にいるしっかり者の老番頭は捕らえられ、無理やり店を売り渡す借金の証文に爪印を押される。
口封じに刺され、真相がわからないまま、取立てが始まり、店は取り上げられそうになる。
だが、まだ返済の時刻は来ていない。

これを知った男は、時刻を知らせる太鼓を叩かず、部屋にこもる。
質屋に押入ろうと考えていたヤクザ者たちも、時刻を知らせる鐘が鳴らないのでは返済時間が来たという理由がなく、差し押さえができない。
寺の坊さんに怒るが、お坊様も城の太鼓を聞いてから鐘を鳴らすことになっている。
勝手に鳴らすわけには行かないと言う。

だといって、このまま太鼓を鳴らさないわけにはいかない。
しかし間一髪。
すべてを突き止めた吉宗によって男も、質屋も救われ、悪徳商人と亀石さんは裁かれるのだった。
本来なら打ち首の太鼓叩きも救われ、そして今日も太鼓は江戸城に鳴り響いたのだった。

…という話。
たぶん、自分がずっと見てなかった話は、これじゃないだろうか。
まだ、「成敗!」がない、バリエーションに満ちた「暴れん坊将軍」のシリーズ初期の話。
めでたく復活して、良かった良かった!



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2014.09.01 / Top↑
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