こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOPウルトラシリーズ・特撮 ≫ 亀のお化けが出てくる映画やろ

亀のお化けが出てくる映画やろ

遠藤周作先生の「ぐうたら人間学」を読んでいたら、佐藤愛子先生について書かれた章に、おもしろいことが書いてありました。
佐藤愛子先生は、遠藤先生の学校と近くの女子校に通っていたそうです。
大きな黒い瞳が魅力的な佐藤先生とすれ違う時、遠藤先生の男子校の生徒は顔を赤らめていたとか。

そんな佐藤先生と遠藤先生はやがて作家となり、再会。
今やお互い歳を取り、欲もなくなって、気楽に話す友達同士。
遠藤先生が交友録の執筆のため、佐藤先生に電話した時の会話。

遠藤先生「何、今、してんねん」。
佐藤先生「何もしてへん。テレビで『ガメラ対ギャオス』という子供映画、見てるねん」。
遠藤先生「あれ、おもしろいわ。亀のお化けの出てくる映画やろ。働かんのか」。
佐藤先生「原稿用紙、見るの、嫌になってん」。

ガメラ、これは昭和のガメラのことだと思います。
作家の佐藤先生は、ガメラ対ギャオス見てたんですね。
しかし「亀のお化け」~?
お化けサイズ、要するにものすごく大きな亀ということを、遠藤先生はユーモラスに表現してるんですね。

遠藤周作先生といえば、芥川賞や、文化勲章も受賞したすごい作家。
その先生が、いや、遠藤先生は狐狸庵という、親しみあるユーモア作家の一面も持っています。
だからでしょうか。

「あれ、おもしろいわ」。
遠藤先生はガメラのおもしろさを、わかっておいでです!
さすがです。


スポンサーサイト

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

ガメラ:14年11月の文献関連情報
 本日三本目の更新です。一本目「 名古屋市科学館の特撮博物館情報 /11/27 」はこちら。 二本目「 湯浅版視聴記 /11/27 」にはこちらから。 本項では、昭和(湯浅)版、平成(金子)版のガメラシリーズ12作品に関する、様々な資料系の情報を、まとめてご紹介しております。 前...
2014年11月27日(Thu) 19:07