作家の平井和正さん。
ずいぶん前になるけど、結構、読みました。
現代に生きる狼男・ウルフガイ、その名も犬神明が主人公。
狼男顔負けの現代の怪物相手に、犬神明は戦いを繰り広げる。

ウルフガイ、魅力的でしたよ。
かなり残酷で、どぎつい描写もありましたけど。
脇役たちも、魅力的。

やっぱりというか、予想通りというか、私が好きだったのは、虎娘の虎4。
犬神明が狼に変身するなら、虎4は虎に変身します。
ほっそり美しいが、獰猛で危険な虎。

最初に犬神明に怒った虎4は、犬神明と、年上の狼男の神明に攻撃をかける。
「もう許さない…」と言った虎4の顔に、隈取り模様が浮かぶ。
虎4の正体を知った神明は、迂闊だったと思う。
この娘には、人間離れしたところがあったのだ。

しかし、狼たちの絶妙なチームプレイの前に、強力な牙も爪も使うことなく絶命させられた。
しかし、狼男も虎娘も、満月の夜は不死身。
あっさり生き返った虎4は、犬神明に惚れぬいてしまう。

「あんな女のことは忘れなさい!」と明に言う虎4。
神明に「わかってないな~」と言われてる。
嫉妬深いが、一途。

「行かせないわ…」。
虎4に変身の兆候が現れる。
だが父親の虎1が「彼らを止めることはできないよ」と言う。
泣き顔になる虎4。

虎4、大好きだった。
ファンは多かったようです。
狼男より体力、戦闘能力が上を行く虎娘。
この凶暴なキャラに、どうしてこんなにファンが多いのかと、作者は不思議だったようですが、虎4はすごく私好みでした。

虎4を筆頭に、平井和正さんの生み出す女性キャラクターがまた、良い。
サイボーグお鷹、アンドロイドお雪、エスパーお蘭、読みました。
カドカワ映画にもなった「幻魔大戦」。

ウルフガイシリーズも、幻魔大戦も途中で読まなくなっちゃったんですけどね。
長くて。
ちょっと違って来たな~、と思うところもあって。
完結してるのでしょうか。

でも、平井和正さんはやはり思い出の作家さん。
おなくなりになられて、悲しい。
寂しい。

もう、あのキャラクターたちと新作では会えない。
平井和正さん、ありがとうございました。
御冥福をお祈りします。

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2015.01.19 / Top↑
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