「やっぱ、マグロ食ってるやつぁ、ダメだなっ。(首をコキッ)次っ」
X星人さんにそう言われてしまった、ジラさん。
ジラさんは、ゴジラに瞬殺されてしまった。
あの瞬殺がジラさんに対しての、「こんなの、ゴジラじゃないもん」って気持ちを代弁していたようだった。

このジラさんの映画「GODZILLA」。
ハリウッドの新作ゴジラを見た後の今、もう一度見てみよう!
というわけで見たんですが、これ、改めて見たら、おもしろい。
ゴジラだと思ったから、「違う!」と思って、そこで終わった。

でも普通に怪物パニック映画だったら、おもしろい!
さすが、エメリッヒ監督。
おもしろいです。

誕生の経緯、特長について、筋は通っている。
熱線吐かない。
ミサイルで退治されるし。

水爆に耐えたゴジラが、ミサイルで退治できるか?
うーん、生物としては正しいんでしょうが、ハリウッドにゴジラは作れないのか。
そう思いました。

フランスの核実験から始まる「GODZILLA」。
何も知らず、いつも通りの営みを行うイグアナたち。
動かない植物。

光る空。
見上げるイグアナたち。
キノコ雲が上がる。

この様子に胸が痛む。
彼らが選んだことじゃない。
この生活、風景を破壊する権利は人間にない…。

どうしてもそういう思いに至る。
こんなことして、いつか天罰下る。
そう思う。

そのイグアナの逆襲。
核実験によるイグアナの巨大化。
怪獣化。
破壊される大都市。

軍隊の攻撃を巧みに交わすGODZILLA。
武器はGODZILLAではなく、都市を破壊した。
GODZILLAが繁殖したら、人類は滅ぶ。

子供たちをマディソンスクエアガーデンごと吹っ飛ばされたGODZILLAは主人公たちを追い、ブリッジで身動きが取れなくなる。
そこにF18からミサイルが撃ち込まれ、GODZILLAは倒れる。

哀愁がある。
GODZILLAがいけないわけじゃない。
パニック映画のひとつの王道とも言える感想が、胸に浮かんでくる。

キャストも良い。
祖国が間違えを犯したなら、それを拭うと言う工作機関の男を、ジャン・レノが演じます。
特に彼が、良い感じ!

この円熟味、渋さ、真似たい。
憧れる。
それで同じようなヒゲをたくわえちゃう人、多かったんだろうな。

ゴジラというより、ゴジラと似た経緯で誕生した怪獣。
オマージュだなあと思いました。
これがあったからこそ、2014年のゴジラはああできたのかも!

ゴジラじゃないと言ったけど、このGODZILLAも良いと思います。
おもしろいです。
好きです。


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2015.02.01 / Top↑
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