アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「コマンドー」。
シュワルツェネッガー演じるメイトリクス大佐の娘が、誘拐されるところから始まる。
娘の命を助けるには、南米のある国の大統領を暗殺しなければならない。
これは、その国の元独裁者アリエス将軍が、メイトリクス大佐にコマンドー隊を追い出された男、べネットと組んで行ったことだった。

このべネットを演じた俳優さん。
ヴァーノン・ウェルズさん。
もう、シュワルツェネッガーに負けない、筋肉モリモリ。
海外の悪役好きなら、見逃せないキャラクターでしょう。

日本人には無理な、プレデダー感満載。
アメリカのコマンドー部隊って、こんななの~?
いや~、戦うの無理ー!って言いたくなる凶悪さ、獰猛さ。

マンガ「北斗の拳」に出てくる敵みたい。
と思ったら、おそらくこれの元になったであろう映画「マッドマックス2」に敵でご出演されてるんですね。
しかも赤いモヒカン頭です。

核戦争後の無法地帯で「ヒャハハハ!」「ゾクゾクするぜえ~!」と言いながら、襲って来るモヒカン頭たち。
この人が演じたモヒカンこそ、あれのモデルと思われます。
筋肉モリモリの凶悪な役を演じて、超一流。
凶悪回路を埋め込まれた虎、マンイーター。

そういうキャラクターを充分に生かした敵役・べネット。
メイトリクスが飛行機に乗っていなかったことを知ったアリエス将軍が、娘を殺せと命じる。
間一髪、娘は小さな脱出口を作り、部屋を抜け出した。

娘が逃げる後ろ姿を見たべネット。
雄叫びを上げると、まるでゴジラが前進するように、体で壁をぶち壊して物騒なボーイナイフ片手に追ってくる。
うわ、ヤバイわ!

メインの筋肉対決。
娘を押さえ込んだべネットは、メイトリクスに銃を向ける。
そこでメイトリクス、べネットにナイフを見せる。

銃なんかやめろ。
俺の苦しむ顔を見ろ。
べネットの笑顔が消える。

来いよ、べネット!
レッツザ・パーティー。
メイトリクス大佐は、べネットの性格を知っている。

ナイフをメイトリクスに突き刺す。
メイトリクスの顔が歪むだろう。
じっくりいたぶって、殺すのだ…。
どんなに気持ちが晴れるだろうか。

その時の手の感触の誘惑に、べネットは狂った。
その誘惑にべネットは勝てない。
ナイフなんかいらねえ!
人質もだ!

そう言うとべネットは、娘を突き飛ばす。
まるで泣く寸前のような顔で、ナイフを目の前に持ちべネットは叫ぶ。
コロシテヤル~!

この辺り、べネットの性格を表して、見事。
あんなに強いメイトリクスに銃を捨てて、ナイフで向かう無謀さに至る事態。
この異常事態を「べネットの性格」「メイトリクスとのこれまでの経緯」と観客に思わせ、納得させるんですから!
ヴァーノンさん、すばらしい!

ナイフを愛撫するように扱い、踊るように切りかかる。
メイトリクスとの格闘も、リズミカル。
感電したかと思ったら、ノーダメージで殴りかかって来るから、メイトリクスも油断しますね。

メイトリクスを倒す快感に酔ったのも、つかの間。
圧倒的なメイトリクスのパワーに押され、べネットは手放した銃に頼る。
するとメイトリクス、傍らのパイプを引きちぎり、べネットに投げて突き刺す。
ガス抜きしろ!って。

いやいや、最後まで楽しませてくれる映画。
頭カラッポにして見て、ストレス0になれる映画。
お客さんの見たいものを、ちゃんと見せてくれる映画。

アマゾンによると、この映画のブルーレイが出たのかな。
べネット役のヴァーノンさんがジャケットに登場しているらしい。
メイトリクスとのダブル!
さらにヴァーノンさんからのメッセージもあった模様。

ファン多いんですね、べネット。
うれしい。
週1度飲む骨粗しょう症の薬がありますが、これ、「べネット錠」っていうんですよ。
うーん、べネットのように骨が強くなってほしい!

良いな、べネット。
ぜひ、日本に来てください
レッツザ・パーティー!ですよ。

スポンサーサイト
2015.05.04 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kotatuneco.blog59.fc2.com/tb.php/3070-31b9e50c