俳優・仲代達也さんのインタビュー番組を見ていました。
戦後70年を記念して、膨大な仲代さんの出演した作品から何作品かを選び、テーマごとに毎月放送していく企画のためのインタビューです。
その作品のひとつに「挽歌」という、同人誌から生まれた小説の映画化作品があります。

若い女性と中年の男性の恋愛を軸に、彼の妻を含めた3人の人間関係を描いた作品だそうです。
主人公の男性を仲代さんが演じています。
相手の若い女性役は、秋吉久美子さん。
そこで仲代さんは、若い女性役の秋吉久美子さんについて興味深いことを語っていました。

「あの頃、ブリジット・バルドーっていたでしょ?秋吉さんはあんな感じ」。
「これまでの女優さんと違って、個性的。
自己主張が強い」。
「ヌーベルヴァーグなんでしょうね」。
「今いないねえ。出てこないねえ、ああいう女優さん」。

インタビュアーの人「いましたね。ショーケンとか。あとは桃井かおりさんとか」。
仲代さん「そうそう!」
「僕は無名塾やってますけど、ああいう人は勉強しなくて良いんですよ」。

勉強しなくてもいい。
天性なんだそうです。
しなくてもできてるというか、それはもう天性のものがあるからしなくて良い。

持って生まれたものがある。
彼らはもう、ごく少数の、本当に少ししかいないスター。
天性の俳優。
でも本当は勉強した方が良いんですよ、とも言ってましたけどね。

仲代さんが名前を挙げた、当時の若い俳優は、彼らが出てきた時の時代の空気、背景が反映されているんですよね。
まさに時代が生んだ、その時代だから生まれたような俳優。
だから、彼らの出てきた時代を生きた同年代の人、憧れた人に彼らの印象は他に並ぶものがないほど強烈なものになる。
でもたぶん、今も昔も、スターとはそういうものなんでしょうね。

予測もしない名前が出たので、ビックリしちゃったんですけどね。

仲代さんは昔のほうが良いとか、そういうことは言わない。
やっぱりずっと、たくさんの俳優を見て、教育もしている人の目ってすごい。
今度見直せるようだったら、もっとちゃんと聞いて書いておこうと思います。

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2015.05.24 / Top↑
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