俳優・仲代達矢さんの仕事という企画で、「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」を見ました。
下山国鉄総裁事件を扱った映画ですが、同じ題材の映画を一度、子供の頃に見た記憶があります。
これかなあ…と思って見たのですが、これではなかった。

私が見たのは、山村聡さんが出演していました。
かなり怖い映画でした。
映画でも事件は謎のまま。
得体の知れない、大きな力が働いていることだけはわかった。

良くは覚えていないんですが、事件の情報を知る人間が次々、不思議な死を遂げる。
最後に事件の鍵となる情報を知っていた人間も、面会前に死んでしまった。
白黒の画面で、電車の通るガード下らしき場所で、最後の鍵となる人物が息絶えたような…。
「日米戦争でも始まらなかったら明らかにならない」という感じで終わりました。

不気味な怖い映画でしたが、当時の記者の根性は印象に残りました。
巨大な権力に対して歯止めになるためにマスコミの人間は反骨精神を持つのだ、と。
名もなき庶民が大きな権力に踏みにじられないために、自分たち権力の反対側にいるのだと、がんばった。
ただ、映画の最後、主人公は自分たちに協力した人間が殺されて、その妻が狂乱したのを見た。

自分が死なせたと思うでしょう。
もう、犠牲は出せない。
この事件を追うのはやめようと思うでしょうね。
結局、この事件に関与しようとする人は無事では済まないという、やっぱり怖い映画でした。

さて、「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」は懐かしい、知っている顔の俳優さんが若い!
面影を残しているもんだから、うれしくなりました。
あれあれあれ?これは役所広司さん?って感じ。

仲代さんは、あんまり変わらない感じなんですけどね。
もう、いらっしゃらない俳優さんの若い頃も見られて、だから昔の邦画っておもしろい。
昔と言ってもこれは昭和56年の作品なんですが、もっと古いように感じます。


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2015.06.12 / Top↑
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