こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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本物にしか 「三屋清左衛門残日録」

BSフジで放送された、北大路欣也さん主演の「三屋清左衛門残日録」。
私が小さい頃から華やかに活躍してきた俳優さんたちが、出演されていました。
この俳優さんたちが、引退して第一線を退いた武士たちの役を演じていました。

中村敦夫さんの徘徊する演技。
紋次郎と言う、国民的スターを演じた中村さん。
あのニヒルさ。
かっこ良さ。

その姿を強烈に目に焼き付けている者としては、お年を召されたなという気持ちは確かにありました。
が、それ以上に、この芸能界で良く、ここまで活躍を続けてきたと感動しました。
若い頃、または壮年の頃、スターになることも大変。
しかしその後、潰れることなく、ここまで来ることに感動します。

ましてや、木枯し紋次郎。
子供が長い楊枝をくわえて怒られて、セリフは流行語にまでなった。
このヒーロー像から抜け出るのは、並大抵の苦労ではないと思います。

良くここまで、そのイメージに付きまとわれることなく、縦横無尽の活躍をしてきたものです。
私などが言うのも失礼なんですが、頭がすばらしく切れて、才能があって。
お人柄も優れていなければできないことでしょう。

数々の時代劇で、悪役を演じてきた小沢象さんも渋い。
悪代官が枯れて、仏門に入ったような、全てを達観したような。
そんな雰囲気でした。

年を取るということ。
その年の取り方。
老いた姿は、もちろん寂しい。

しかしその寂しさを感じさせることも含めて、この俳優さんたちは見ている者に伝えてきているのだと思いました。
生き様を見せてくれているような気がしました。
これはもう、本物にしかできないこと。

やはり何かを続け、極めてきた方にしか身につけられないものがある。
「徳」のようなものが、漂うのですね。
そんなことを思った「残日録」でした。

この方たちを見ていれば、作品の良さは約束されたようなものだと思いました。
さて、自分はやがては、そんな雰囲気がつけられるものだろうか。
そう考えると、ますますもって、この俳優さんたちのすごさを思い知るしかない…。

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