何気なく日経新聞を見ていたら、コラムに、須賀不二男さんの名前を発見!
亡くなる1年ほど前に、コラムの筆者に須賀さんから送られて来た手紙の話でした。
映画は、千円ちょっとで楽しめる娯楽。

須賀さんは、時間があれば映画に行っていたようです。
しかし、お客さんが少ない。
お客さんが少ないのを、須賀さんは気にしていたそうです。

「必殺」では、印象的な悪役を演じていた須賀さん。
「からくり人」の全滅は、シリーズでも屈指のハードな展開。
それに相応しい宿敵が曇でした。
名優・須賀さんの熱演です。

山田五十鈴さんとの対決。
岸田森さんとの密談など、すごい迫力。
良い画ができてるんですよね~!

「雲霧仁左衛門」では、おかねという女盗賊のお頭。
おかねを育てた父親と言える存在。
年老いて、最後の仕事に臨むが、外道の盗賊に加担した手下に裏切られる。

刺されても必死に、おかねを逃がすお頭。
貧しきから盗らず、人を傷つけずに来たが、やはり盗賊。
裏を生きる人間。
どんなに情があっても、無惨な最期を迎える人間。

須賀さんのお頭からは、その哀しさが感じられました。
おかねは、そのお頭の仇を討とうとする。
描かれていないおかねとこのお頭の年月がどんなものだったのか、伝わって来ました。

須賀さんはテンプターズの映画では、遣り手社長を演じてました。
遣り手だが純情で不器用な男の恋の成就が、微笑ましかった。
「必殺仕事人」で、主水の昼行灯に胃を痛める上司を演じた時も楽しかった!

日経新聞のコラムなんて、意外なところで須賀さんの素顔が見られた気分。
きっと真面目な紳士だったんでしょう。
須賀さんの名前を見て、ちょっと幸せな気分になれました。


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2016.04.03 / Top↑
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