こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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TOP仕置屋稼業 ≫ 生粋の殺し屋 市松登場

生粋の殺し屋 市松登場

「仕置屋稼業」はいかにも暑そうで寝苦しそうな風が吹き、風鈴が鳴る夜に始まる。
ならず者がやってくる。
縁日の屋台が並ぶ通りを、音を立て、肩を怒らせて歩く。
周りの者が眉をひそめ、ひそひそと陰口を叩く。

そこに美しい優雅な手が、扇子をあおぐのが映る。
扇をあおぐ手から、男の全体の姿が映る。
彫刻のような横顔が見える。
よどんだ空気を吹き飛ばすような、清涼感。

青年は扇子をあおいで風を送っているが、青年の周囲だけ温度が低いように思える。
息を呑むような美しい青年は、猫のようにならず者の背後につく。
扇子に何か、隠し持っている。

くるりと美しい動きで扇子を返した青年は、その隠し持っている何かを右手に持つ。
竹串だ。
鋭く先を尖らせた竹串を手に持ち、青年は、ならず者に近づく。

ならず者の首筋に、竹串が刺さる。
深く刺さる。
誰も気が付かない。
ただ1人、中村主水をのぞいて。

青年と主水の視線が、扇子の格子越しに絡み合う。
確かに、互いが互いを認め合った。
竹串が抜かれ、男が崩れ落ちるように倒れる。

主水が立ち上がり、走ってくる。
だがもう、青年の姿はどこにもない。
どこにまぎれてしまったのか。

背後で倒れた男に「親分!」と悲壮な声で呼びかける声が響いている。
主水にはもう、その声は届いていない。
彼の目は、一瞬で鮮やかに殺しをやってのけた美青年を探していた。

青年の名は、市松。
殺し屋の父を持ち、殺し屋の養父に育てられた殺し屋。
生粋の殺し屋である。

人に殺しを気づかれたことは、なかった。
なぜこの、風采の上がらない同心だけが市松の殺しに気づいたのか。
この時の市松には、まだわからない。

それは中村主水が、殺し屋だからだ。
同じ不穏な空気を持つ者を、かぎつけることができるからだ。
市松を見つけられない主水は、黙って立ち去る。

あの同心は殺しであることを、騒ぎ立てもしなかった。
それを少し不思議に思いながら、主水がいなくなった縁日の物陰から市松が立ち上がる。
市松は、男の首筋を刺した竹串を音を立てて折った。
自分の殺しに気づいたあの同心を、殺さなければならないと市松は思った。


市松という青年は決して、冷酷な殺し屋ではない。
ただ、感情を表に出せなかっただけ。
彼にとって人間らしい気持ちを出すことは、命取りになることだった。
実の父親は、おそらくは市松の養父の裏切りによって命を落としている。

養父は市松を殺し屋に育てたが、最後は殺そうとした。
市松が生きて来た人生で、裏切りは当たり前のことだった。
隙を見せれば、たちまち殺される。
心を閉ざすことが、市松の生きる方法だった。


市松を見事に演じたのは、沖雅也さん。
沖さんのベストワークだと思っています。
スタッフさんも、沖さんという素材を得て、力が入っているのがわかります。

市松は、沖さんにしかできない。
動きが優雅。
猫科の動き、身のこなし。
目付き、眼差し。

これがあの、錠を演じた俳優さんと同じだと言うのが信じられない。
クールな美形殺し屋と、熱血青年の殺し屋の原点は市松と錠だと思います。
正反対のこの2つの殺し屋を演じて作り上げたのが、同じ沖さんと言うところがまず、脅威ではありませんか。

市松を主役にした話、そうではない話も含めて、「仕置屋」は市松の変化が見られる。
2話で市松は、育ての親を手にかける。
それは結果的に主水を助けることになった。
しかし、傷心の市松に主水の感謝の気持ちは届かない。

市松の目は、涙が溢れそうだ。
だが市松はそれを見せない。
振り向いた市松の顔には、冷たい皮肉な表情しか浮かんでいない。

市松は、危機を救ってくれたことに礼を言う主水に、憎まれ口しか叩けない。
そういう市松の性格などまだ知らない主水はカッとなり、印玄は顔をしかめ、捨三は不快な表情を隠さない。
市松に、仲間とうまくやろうという気持ちはない。
嫌われた方が気が楽だ。

傷口が深く大きいほど、市松は冷たい態度になる。
不器用な、哀しい青年なのだ。
去っていく市松の顔は、見えない。
だが、こちらにはわかる。

市松は泣いている。
市松の肩が泣いている。
市松の背中が泣いている。

この市松は、一見の価値ありです。
沖さんという俳優の才能に、感嘆の一言。
市松はこの人以外、できない。
いや、この人がいなくて、市松が作れようか。

この人がいたから、市松が生まれた。
ドラマは誰かに感情が入らないと、盛り上がらない。
それを見て、これから市松はどうなって行くのだろうと、思うのです。


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Comment

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ちゃーすけさん、重量級の更新が続きますね。
切り口が素晴らしいです。

市松の造形は、本当に見事でした。
沖雅也氏のベストワークに異論ありません。

仕置屋稼業は「太陽にほえろ・スコッチ編」より少し早く、滝刑事の演技には市松の孤立感が反映されていたと思います。
その意味でも市松は、新たな地平を切り開いたオリジナルな造形であり、制作者たちの意図を沖氏が消化&昇華したベストワーク、ベストプラクティスでした。

「藤田まことの中村主水」「山崎務の鉄」「緒形拳の梅安・半兵衛・時次郎」。
これに「沖氏の市松・錠」が加わったカルテットが、必殺シリーズに永遠の生命を支えているとは言い過ぎでしょうか。
(この4人のチームは本当に観たかった。絶対に叶わぬ夢は切ないです)

この最強4人の中で、沖氏は断然若かったという凄さ。
美しさの印象が勝り過ぎて、演技者・沖雅也は過小評価だったと思います。
ちゃーすけさんのおっしゃる通り、20代で錠と市松を演じ分けたことの凄さは、改めて感服しますよね。

そういえば、仕置屋オンタイムの中学生だった頃、庭の竹を削っては畳に指してなりきり遊びをしていました(笑)。恥ずかしくも懐かしい思い出です。

前述の最強4人は前人未到のイメージを残してくれました。
山崎さんにはぜひ長生きして、私たちに最強の仕置人の存在感を伝え続けてほしいものです。



2016年05月25日(Wed) 22:02
一筆啓上、美男=名優が見えた
編集
ちゃーすけさん、ご無沙汰でござる。
性懲りも無く丁髷中毒です。不精を御免被っていたここ暫くも、楽しく拝読しておりました。

実は、愛猫の一周忌はまだ少し先ですが、現在里親交渉中でワクワクと同時にソワソワ(ペット禁止住宅なので…)で何かと複雑な状況です。
現在の第一候補は、目元涼しき優雅な身のこなしの美しい和猫オスなので「市松」にしようかな、と密かに考えております(笑)。でも、あんなクールで虚無的な猫になってしまったらどうしよう、とも(笑)。「錠」みたいなワイルドな候補も居るのですがね(笑)。甘えん坊という意味では後者の方が良いのでしょうが(笑)。

本当に、それ程年月を経ていないのに、あの若さで余りに両極端な仕置人を演じ分けた沖様の才能、つくづく感嘆させられます。あの麗しいお顔は確かに同一人物ですが、キャラクターやイメージだけ見れば完全に別物、お顔に関心が届かぬ方々からすれば、後で「えっ、同じ役者さんなの?」レベルの多才さ。

演技の才能は勿論、与えられた役に対する解釈も天性の賜ですね。

「仕置屋稼業」のエンディング画像は、第一話、主水が初めて市松を目撃するシーンの転用ですが、あの横顔は正に「完璧」すら凌駕した美術だと私は思います。

嬉しい事に、ひかりTVで「仕置屋稼業」が見放題。もう何度も何度も見ている(それでももっと見たい…)ので、今回は敢えて沖様を映すカットに焦点を置いて鑑賞しております。

お名前を失念致しましたが、歌舞伎の大御所が「立役者は正面で見栄を切るからこそ、横顔や斜め顔の映りが肝心」と仰っていました。

沖様の映り、特に市松は、ご本人の「本当にこの世の人間?」な美貌や天性の表現力は勿論、「この役者を美しく撮ってやる!」なる撮影側の魂が、正に芸術的コラボとして昇華したのだと思います。

何だかんだ申せ、真打は主水です。市松がどれだけ華麗でも、主水が〆てくれなければ話は完結しない。沖様も充分過ぎるくらいご承知だったと思います。それ故に、市松の仕置は各エピソード一連の流れを、その時だけ別次元、時間が暫し止まってしまったかの如く息を呑むのが毎回印象的でした。それでも結局主水でしっかり〆になるのは、役者さんやスタッフの力量ですね。

「足元にも及ばぬ大御所」「外見だけではなく只ならぬ何かを秘めた若造」、互いを認められる、一番良い形で双方の持ち味を活かしきった番組が作られたのだなぁ、と。

ただし、第一話を始め「市松は子供に優しい、子供好き」の解釈には、私は常に漠然とした疑念を抱いております。

確かに冷徹な市松が唯一笑顔を見せる存在は子供でしたが、彼は育ての親(津川さんですね!あんにゃー!)に殺人機械に仕立てられ、ある意味人間としての成長は子供のままで止まっているのだと思います。あの華麗な竹串突きも、意識をせず虫を刺し殺すままで今に至っているのかと。

子供と対面した際、彼は瞬時子供に己の姿を投影するのでは。その辺の子供同様無邪気だったのに、ある日突然人生の変化を受け入れざるを得なくなった。子供を見るとその直前の自分にタイムスリップし、トラウマ(放送当時には認識されていなかった言葉)が蘇るのでは、と。

本性はガラスのように繊細で脆い。それを押し殺して(超美)青年になった。子供を目の当たりにすると、それを嫌でも認識させられる。市松が子供を護るのは、助けようと言うより「俺の古い傷に触れるなぁー!」なる拒否反応、但し言動では穏やかに優しく接する事で逃避しているのかな?などとも考えたり致します。

まぁ、市松論をここで展開しても意味無いのですが(失敬)、私に反論する方々もいらっしゃるでしょうし、それだけ解釈の幅を残す演技を披露して下さった沖様の力量に、今更ながら驚嘆、尊敬の念が湧き上がる訳です。
ウザい持論ばかり並べて申し訳ございません、ちゃーすけさん。

お口直しと申しては何ですが、某必殺ファンサイトの語録で、「印元:実は市松が好き♥」に爆笑致しました。そうそう、全シリーズ通してマイペースな主水と異なり、印元や捨三が市松に対する態度が徐々に変わって行くのも見ものでしたよね!

役者の真髄は演技、故に世の中視点で容姿が必ずしも整っていなくても、俳優として正当な評価(場合によっては整っていないから「こそ」ボーナスもあったりして…。特に男優さん)を受ける事は多々ありますが、沖様の稀代の役者魂と実力、一人でも多くの人に分かってほしいと願ってやみません。

幸か不幸か、あの恐ろし過ぎるくらい整った美貌は「古い美形」「昭和の典型」で所謂今の「イケメン」からは外される事もあるらしいので、変な言い方ですが「早逝した名役者、しかも美男!」で再評価されたら嬉しいです。本当に、名演技の作品が多いですよね。現在発信中の金田一映画を始め。

先日、彼氏と江ノ島に出掛けましたが、かつては写真屋さんだった建物が今はレトロな喫茶店なのですが、店頭に「この美男は誰でしょう?」と沖様のモノクロブロマイド(因みに、小学生時代の私が通販で買った物でしたw)が貼ってあり、若い女性が「誰これかっこいいー!」とはしゃいでいました(笑)。

来月からは「俺天」も再放送ですね!渡辺篤史さんも共演「市松と捨三だ!」を今一度堪能しながら、彼が昭和の名優として認識される事を願って止みませぬ。

それでは、相も変わらず駄文を侘びつつ。お命頂戴致しませぬ。あらあらかしこ。
2016年05月28日(Sat) 12:52
一筆啓上、美男=名優が見えた
編集
ちゃーすけさん、ご無沙汰でござる。
性懲りも無く丁髷中毒です。不精を御免被っていたここ暫くも、楽しく拝読しておりました。

実は、愛猫の一周忌はまだ少し先ですが、現在里親交渉中でワクワクと同時にソワソワ(ペット禁止住宅なので…)で何かと複雑な状況です。
現在の第一候補は、目元涼しき優雅な身のこなしの美しい和猫オスなので「市松」にしようかな、と密かに考えております(笑)。でも、あんなクールで虚無的な猫になってしまったらどうしよう、とも(笑)。「錠」みたいなワイルドな候補も居るのですがね(笑)。甘えん坊という意味では後者の方が良いのでしょうが(笑)。

本当に、それ程年月を経ていないのに、あの若さで余りに両極端な仕置人を演じ分けた沖様の才能、つくづく感嘆させられます。あの麗しいお顔は確かに同一人物ですが、キャラクターやイメージだけ見れば完全に別物、お顔に関心が届かぬ方々からすれば、後で「えっ、同じ役者さんなの?」レベルの多才さ。

演技の才能は勿論、与えられた役に対する解釈も天性の賜ですね。

「仕置屋稼業」のエンディング画像は、第一話、主水が初めて市松を目撃するシーンの転用ですが、あの横顔は正に「完璧」すら凌駕した美術だと私は思います。

嬉しい事に、ひかりTVで「仕置屋稼業」が見放題。もう何度も何度も見ている(それでももっと見たい…)ので、今回は敢えて沖様を映すカットに焦点を置いて鑑賞しております。

お名前を失念致しましたが、歌舞伎の大御所が「立役者は正面で見栄を切るからこそ、横顔や斜め顔の映りが肝心」と仰っていました。

沖様の映り、特に市松は、ご本人の「本当にこの世の人間?」な美貌や天性の表現力は勿論、「この役者を美しく撮ってやる!」なる撮影側の魂が、正に芸術的コラボとして昇華したのだと思います。

何だかんだ申せ、真打は主水です。市松がどれだけ華麗でも、主水が〆てくれなければ話は完結しない。沖様も充分過ぎるくらいご承知だったと思います。それ故に、市松の仕置は各エピソード一連の流れを、その時だけ別次元、時間が暫し止まってしまったかの如く息を呑むのが毎回印象的でした。それでも結局主水でしっかり〆になるのは、役者さんやスタッフの力量ですね。

「足元にも及ばぬ大御所」「外見だけではなく只ならぬ何かを秘めた若造」、互いを認められる、一番良い形で双方の持ち味を活かしきった番組が作られたのだなぁ、と。

ただし、第一話を始め「市松は子供に優しい、子供好き」の解釈には、私は常に漠然とした疑念を抱いております。

確かに冷徹な市松が唯一笑顔を見せる存在は子供でしたが、彼は育ての親(津川さんですね!あんにゃー!)に殺人機械に仕立てられ、ある意味人間としての成長は子供のままで止まっているのだと思います。あの華麗な竹串突きも、意識をせず虫を刺し殺すままで今に至っているのかと。

子供と対面した際、彼は瞬時子供に己の姿を投影するのでは。その辺の子供同様無邪気だったのに、ある日突然人生の変化を受け入れざるを得なくなった。子供を見るとその直前の自分にタイムスリップし、トラウマ(放送当時には認識されていなかった言葉)が蘇るのでは、と。

本性はガラスのように繊細で脆い。それを押し殺して(超美)青年になった。子供を目の当たりにすると、それを嫌でも認識させられる。市松が子供を護るのは、助けようと言うより「俺の古い傷に触れるなぁー!」なる拒否反応、但し言動では穏やかに優しく接する事で逃避しているのかな?などとも考えたり致します。

まぁ、市松論をここで展開しても意味無いのですが(失敬)、私に反論する方々もいらっしゃるでしょうし、それだけ解釈の幅を残す演技を披露して下さった沖様の力量に、今更ながら驚嘆、尊敬の念が湧き上がる訳です。
ウザい持論ばかり並べて申し訳ございません、ちゃーすけさん。

お口直しと申しては何ですが、某必殺ファンサイトの語録で、「印元:実は市松が好き♥」に爆笑致しました。そうそう、全シリーズ通してマイペースな主水と異なり、印元や捨三が市松に対する態度が徐々に変わって行くのも見ものでしたよね!

役者の真髄は演技、故に世の中視点で容姿が必ずしも整っていなくても、俳優として正当な評価(場合によっては整っていないから「こそ」ボーナスもあったりして…。特に男優さん)を受ける事は多々ありますが、沖様の稀代の役者魂と実力、一人でも多くの人に分かってほしいと願ってやみません。

幸か不幸か、あの恐ろし過ぎるくらい整った美貌は「古い美形」「昭和の典型」で所謂今の「イケメン」からは外される事もあるらしいので、変な言い方ですが「早逝した名役者、しかも美男!」で再評価されたら嬉しいです。本当に、名演技の作品が多いですよね。現在発信中の金田一映画を始め。

先日、彼氏と江ノ島に出掛けましたが、かつては写真屋さんだった建物が今はレトロな喫茶店なのですが、店頭に「この美男は誰でしょう?」と沖様のモノクロブロマイド(因みに、小学生時代の私が通販で買った物でしたw)が貼ってあり、若い女性が「誰これかっこいいー!」とはしゃいでいました(笑)。

来月からは「俺天」も再放送ですね!渡辺篤史さんも共演「市松と捨三だ!」を今一度堪能しながら、彼が昭和の名優として認識される事を願って止みませぬ。

それでは、相も変わらず駄文を侘びつつ。お命頂戴致しませぬ。あらあらかしこ。



※ちゃーすけ様

恐らくこちらの不備だと思いますが、「コメントが不正と判断」や「重複」等で繰り返しエラーが出ました。そちらに同じコメントが何度も送られた可能性があります。
ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。もし掲載して下さるならご編集をお頼み申し上げます。

丁髷中毒
2016年05月28日(Sat) 12:59
素敵なエントリーに震えました!!
編集
ちゃーすけさん。市松と沖雅也さんへの深い洞察、ホント嬉しいです!
もう全文まるっと同意でございます!!
個人的には、このエントリーにもある1&2話、
そして5話と10話は何度見たかわかりません!!!

>これがあの、錠を演じた俳優さんと同じだと言うのが信じられない。
 クールな美形殺し屋と、熱血青年の殺し屋の原点は市松と錠だと思います。
 正反対のこの2つの殺し屋を演じて作り上げたのが、
 同じ沖さんと言うところがまず、脅威ではありませんか。

'73年4~9月(20~21歳)に錠、
'75年7月~'76年1月(23歳、1~2話撮影時は22歳かも?)に市松。
【さらに’78年8~11月(26歳)には唐十郎もありますね^^】
錠と市松の間がざっと2年なわけですが、
後の必殺シリーズにおけるキャラクター2種類の原点を一人の役者が作った、
しかもあの若さで! というのはおっしゃる通りまさに驚異だと私も思います。
来月6月にはまたご命日(没後33年なんですね…)がやって来るわけですが、
一ファンといたしましては、もっと沢山の素敵な演技を拝見したかった…。

ところでここ数日、ネットでつぶやきを見ておりましたら、
市松について語られている方々がいらっしゃいましてね。
ちゃーすけさんと同じく、仕置屋と市松と沖さんに対する深い洞察をやり取りなさってて、
「そう! そう!」と首を縦に振っておりました^^
40年以上経っても色褪せない、世代や性別も飛び越える魅力的な作品。
キャストとスタッフに改めて感謝ですね!

今までも度々コメントさせて貰っておりますし、
今後も両者wへのコメントにお邪魔するかも知れませんが、
その際にはまたよろしくお付き合いくださいませ^^;
2016年05月28日(Sat) 23:45
kaoru1107さん
編集
>kaoru1107さん

こんばんは。
いつもありがとうございます。

>ちゃーすけさん、重量級の更新が続きますね。
>切り口が素晴らしいです。

ありがとうございます。
そんな風に言っていただけて光栄です。

>市松の造形は、本当に見事でした。
>沖雅也氏のベストワークに異論ありません。

本当にすごい出来でしたよね。
第1話、第2話で市松から完璧に目が離せなくなります。

>仕置屋稼業は「太陽にほえろ・スコッチ編」より少し早く、滝刑事の演技には市松の孤立感が反映されていたと思います。
>その意味でも市松は、新たな地平を切り開いたオリジナルな造形であり、制作者たちの意図を沖氏が消化&昇華したベストワーク、ベストプラクティスでした。

私も市松は、沖さんのその後の俳優人生を決定したと思います。
そうですね、スコッチは市松がいたからこそ、出来たキャラクターですね。

>「藤田まことの中村主水」「山崎務の鉄」「緒形拳の梅安・半兵衛・時次郎」。
>これに「沖氏の市松・錠」が加わったカルテットが、必殺シリーズに永遠の生命を支えているとは言い過ぎでしょうか。
>(この4人のチームは本当に観たかった。絶対に叶わぬ夢は切ないです)

私もそう思います。
主水、鉄、錠はもちろん、市松、半兵衛、時次郎が出た話は長い「必殺」の中でも名作が生まれている。
梅安はもう、開拓者ですし。

主水とおせいさんの共演はありましたが、半兵衛と主水の共演は一切なし。
半兵衛と市松、鉄と半兵衛も、出会っていたらかなりの不協和音だったでしょうね。
その不協和音が見てみたかった。

>この最強4人の中で、沖氏は断然若かったという凄さ。

沖さんの年齢を知ると、その完成度に驚くしかありません。

>美しさの印象が勝り過ぎて、演技者・沖雅也は過小評価だったと思います。
>ちゃーすけさんのおっしゃる通り、20代で錠と市松を演じ分けたことの凄さは、改めて感服しますよね。

美しい上にあの才能!
当時、沖さんはどれほど嫉妬されたか。
劇団員でもなかったというから、本当に天才だったのでは。

今でも沖さんを美貌だけと思っている人は多いんでしょうか。
だとすると、その道の実力者に美貌は邪魔なだけという言葉を思いますね。
沖さんについてはもっともっと、評価してほしい。

>そういえば、仕置屋オンタイムの中学生だった頃、庭の竹を削っては畳に指してなりきり遊びをしていました(笑)。恥ずかしくも懐かしい思い出です。

おお、楽しそう!
私もやってみたかった(笑)。
市松遊び、鉄遊び、巳代松遊びは経験ある人も多いかも。

>前述の最強4人は前人未到のイメージを残してくれました。

この4人について、ずっとずっとファンが覚えているのは彼らの演じた多くの役の中でも「必殺」で演じた役だったのではないでしょうか。
この4人は「必殺」ファンには、唯一無二の存在。

>山崎さんにはぜひ長生きして、私たちに最強の仕置人の存在感を伝え続けてほしいものです。

本当ですねえ…、寂しくなってしまいました。
山崎さんにはこれからもまだまだ長生きしていただきたい。

いつも深いコメントありがとうございます。
2016年05月29日(Sun) 01:32
まっきーさん
編集
>まっきーさん

こんばんは。
いつもありがとうございます!

>ちゃーすけさん。市松と沖雅也さんへの深い洞察、ホント嬉しいです!
>もう全文まるっと同意でございます!!

ありがとうございます。

>個人的には、このエントリーにもある1&2話、
>そして5話と10話は何度見たかわかりません!!!

あと、12話、20話も甲乙つけがたいですね。
市松の表情が絶品ですし、20話は市松のプロとしての腕、プライドが炸裂しています。

>これがあの、錠を演じた俳優さんと同じだと言うのが信じられない。
>クールな美形殺し屋と、熱血青年の殺し屋の原点は市松と錠だと思います。
>正反対のこの2つの殺し屋を演じて作り上げたのが、
>同じ沖さんと言うところがまず、脅威ではありませんか。

天才だったんじゃないかと思うんです。

>'73年4~9月(20~21歳)に錠、
>'75年7月~'76年1月(23歳、1~2話撮影時は22歳かも?)に市松。

もっと経っているように思えるんですが、本当に別人だからですね。

>【さらに’78年8~11月(26歳)には唐十郎もありますね^^】

これが後の市松に見える時もあります。
別人なんですけどね。
その後の市松なら、ああいう風に人に接することができるんじゃないかと思うんです。

>錠と市松の間がざっと2年なわけですが、
>後の必殺シリーズにおけるキャラクター2種類の原点を一人の役者が作った、
>しかもあの若さで! というのはおっしゃる通りまさに驚異だと私も思います。

当時のスタッフにしても、沖雅也という俳優は忘れられないでしょうね。
沖さんがいなかったら、作ろうと思わなかったのでは。
「必殺」に沖さんがいなかったら、全然違うものになっていた。
長期シリーズになったのは、確実に沖さんが重要な要素の一つだったでしょう。

>来月6月にはまたご命日(没後33年なんですね…)がやって来るわけですが、
>一ファンといたしましては、もっと沢山の素敵な演技を拝見したかった…。

もう、ね、惜しいと思う俳優さんは何人かいらっしゃるんですが、沖さんは本当に惜しい。
そして沖さんの魅力をもっと、知っていただきたい。
稀有な存在です。
なろうと思ってなれる存在じゃないですね。
真似はできない。

「眠狂四郎」も、沖さんに一度でいいから、やっていただきたかった。
背筋がぞくぞくするような狂四郎が見られたと思います。

>ところでここ数日、ネットでつぶやきを見ておりましたら、
>市松について語られている方々がいらっしゃいましてね。
>ちゃーすけさんと同じく、仕置屋と市松と沖さんに対する深い洞察をやり取りなさってて、
>「そう! そう!」と首を縦に振っておりました^^

おおっ、私も見たいです。
素敵ですね。

>40年以上経っても色褪せない、世代や性別も飛び越える魅力的な作品。
>キャストとスタッフに改めて感謝ですね!

市松を初めて見た人は、感嘆すると思いますよ。
当時、沖さんに嫉妬した人はさぞかし、多かったことでしょう。
そう言う意味でもご苦労なさったと思いますし、沖さんを最大限に生かそうとした必殺のスタッフはすばらしかったと思います。

>今までも度々コメントさせて貰っておりますし、
>今後も両者wへのコメントにお邪魔するかも知れませんが、
>その際にはまたよろしくお付き合いくださいませ^^;

こちらこそ、ありがとうございます。
またぜひ、お越しくださいませ。
そしてコメントくださいませ。
ありがとうございました。
2016年05月29日(Sun) 02:26
確かにネコっぽい…気がする。
編集
こんにちは…おじゃまします。
市松…沖雅也さんへの考察、感じ入りました。

『仕置屋』というドラマの縦糸を紡いでいく市松というキャラクターの存在。
その、描かれる感情の変遷が「冷徹な美獣」なんて、簡単な言葉では容易に語れない奥深さに繋がる…。
やはり、沖雅也は凄い…!
非情も刹那も哀切も、絶妙に体現する“演技者”としての力量の高さが間違いなく『仕置屋』を支えていたのだなと、今回の記事とコメント欄での皆さんのやり取りを読んで再認識しました。

第一話『地獄が見えた』のラスト、自分の殺しを見た女の子に竹串を向けるも、盲目だと分かって竹串を折る…!
市松というキャラクターの怖ろしさと優しさを見事に伝える名場面でした。
市松と女の子を見つめる主水の驚愕から安堵への表情もまたいい…。




2016年05月29日(Sun) 11:11
キラさん
編集
>キラさん

こんばんは。
訪問ありがとうございます。

>市松…沖雅也さんへの考察、感じ入りました。

ありがとうございます。

>『仕置屋』というドラマの縦糸を紡いでいく市松というキャラクターの存在。
>その、描かれる感情の変遷が「冷徹な美獣」なんて、簡単な言葉では容易に語れない奥深さに繋がる…。
>やはり、沖雅也は凄い…!

第1話から最終回まで、通して描かれるのが市松。
市松と彼を取り巻く人間が事件を通して、変わっていく。
仕置屋を支える大役に応えたのが、若い沖さんですから、もう…。

>非情も刹那も哀切も、絶妙に体現する“演技者”としての力量の高さが間違いなく『仕置屋』を支えていたのだなと、今回の記事とコメント欄での皆さんのやり取りを読んで再認識しました。

「必殺」スタッフが作りたかった世界を的確に捉え、実現している。
見事。
沖さんは、実はとても演技の幅が広い方ですよね。

>第一話『地獄が見えた』のラスト、自分の殺しを見た女の子に竹串を向けるも、盲目だと分かって竹串を折る…!

あの時の市松の演技は壮絶ですね。
あの表情の変化!
すごいです。

>市松というキャラクターの怖ろしさと優しさを見事に伝える名場面でした。

見ている主水の緊張感が、こちらにも伝わってくる。
あれは絶品です。

>市松と女の子を見つめる主水の驚愕から安堵への表情もまたいい…。

完璧な第1話ですよね。
1時間であれだけの話を作っているわけですから、無駄が一つもない。
目が離せないとはこのことです。

沖雅也さんを紹介する番組がありましたが、できたら市松を流してほしかった。
誰でも目が釘付けになると思います。

市松が猫科の動物のイメージになってしまうのは、草笛光子さんが「仕事屋」に出演した時、獲物を狙う猫の目にされたことが印象に残っているからかもしれません。
でも沖さんは本当に美しく、危険な猫科の動物のようです。

コメントありがとうございました。
良ければまた来てくださいね。
2016年05月29日(Sun) 20:33
丁髷中毒さん
編集
>丁髷中毒さん

大変申し訳ありませんでした。
ご迷惑おかけしました。
ご不快だったことでしょう。
申し訳ありません。

いつもありがとうございます。

>実は、愛猫の一周忌はまだ少し先ですが、現在里親交渉中でワクワクと同時にソワソワ(ペット禁止住宅なので…)で何かと複雑な状況です。

私の同僚のマンションもペット禁止なはずなんですが、エレベーターが雨の日、ワンちゃんの匂いがする…と言っています。
猫ちゃん、本当に喪失感で一杯だったことと思います。
言葉を話さないだけで、人間と同じですからもう。

>現在の第一候補は、目元涼しき優雅な身のこなしの美しい和猫オスなので「市松」にしようかな、と密かに考えております(笑)。でも、あんなクールで虚無的な猫になってしまったらどうしよう、とも(笑)。「錠」みたいなワイルドな候補も居るのですがね(笑)。甘えん坊という意味では後者の方が良いのでしょうが(笑)。

うわー、素敵…。
想像がつきます。
甘え下手で、それでもかわいい性格にピッタリ。
一度懐いたら、ツンツンしつつもベッタリ…、はまりそうな猫ちゃんになりそうです。
錠ちゃんは、かなりやんちゃで、でもこちらもかわいい性格。
気分はおきん姐さんですね。

>本当に、それ程年月を経ていないのに、あの若さで余りに両極端な仕置人を演じ分けた沖様の才能、つくづく感嘆させられます。あの麗しいお顔は確かに同一人物ですが、キャラクターやイメージだけ見れば完全に別物、お顔に関心が届かぬ方々からすれば、後で「えっ、同じ役者さんなの?」レベルの多才さ。

これが本能で演じられているんですから、才能ですね。
若いのに完成度の高いこと高いこと。

>演技の才能は勿論、与えられた役に対する解釈も天性の賜ですね。

役を感じ取る能力は、当然私にはわからないのですが、これこそ、才能という気がします。
相手が何を望んでいるか、自分に与えられたものは何か。
その嗅ぎ分け、そして演じ分けは教えられてもなかなかできるものではないのではないかと思ってしまいます。

>「仕置屋稼業」のエンディング画像は、第一話、主水が初めて市松を目撃するシーンの転用ですが、あの横顔は正に「完璧」すら凌駕した美術だと私は思います。

惚れ惚れするとはこのことです。
あの横顔に、「市松 沖雅也」の文字。
芸術品のようです。

>嬉しい事に、ひかりTVで「仕置屋稼業」が見放題。もう何度も何度も見ている(それでももっと見たい…)ので、今回は敢えて沖様を映すカットに焦点を置いて鑑賞しております。

「仕置屋」は市松を愛でる作品でもありますよね。
あの美しさ、優雅さ。

>お名前を失念致しましたが、歌舞伎の大御所が「立役者は正面で見栄を切るからこそ、横顔や斜め顔の映りが肝心」と仰っていました。
>沖様の映り、特に市松は、ご本人の「本当にこの世の人間?」な美貌や天性の表現力は勿論、「この役者を美しく撮ってやる!」なる撮影側の魂が、正に芸術的コラボとして昇華したのだと思います。

市松を作り上げたスタッフは、沖さんという素材を得て燃えたんだと思います。
「必殺」は女優を美しく撮影するので評判だったらしいですが、沖さんは女優以上にスタッフの意欲をそそったのではないでしょうか。
それほど、市松には力が入っています。

>何だかんだ申せ、真打は主水です。市松がどれだけ華麗でも、主水が〆てくれなければ話は完結しない。

「仕留人」もですが、「仕置屋」の構成のバランスは見事です。
市松がいて、印玄がいて、主水が締める。

>沖様も充分過ぎるくらいご承知だったと思います。それ故に、市松の仕置は各エピソード一連の流れを、その時だけ別次元、時間が暫し止まってしまったかの如く息を呑むのが毎回印象的でした。それでも結局主水でしっかり〆になるのは、役者さんやスタッフの力量ですね。

錠として主水と共演した沖さんは、考えていたでしょうね。
市松の役割。
自分がまた、主水と共演するに当たって、錠と求められているものが違うことを十分理解したうえでの演技だと感心します。

>「足元にも及ばぬ大御所」「外見だけではなく只ならぬ何かを秘めた若造」、互いを認められる、一番良い形で双方の持ち味を活かしきった番組が作られたのだなぁ、と。

市松の若さ、不敵さ、それが覆るところなど、本当にうまくお互いがお互いを生かしていると思います。

>ただし、第一話を始め「市松は子供に優しい、子供好き」の解釈には、私は常に漠然とした疑念を抱いております。
>確かに冷徹な市松が唯一笑顔を見せる存在は子供でしたが、彼は育ての親(津川さんですね!あんにゃー!)に殺人機械に仕立てられ、ある意味人間としての成長は子供のままで止まっているのだと思います。あの華麗な竹串突きも、意識をせず虫を刺し殺すままで今に至っているのかと。

おお、興味深いですね。
確かに市松は子供らしい子供時代をすごせませんでした。
市松は子供のまま、なるほど。

>子供と対面した際、彼は瞬時子供に己の姿を投影するのでは。その辺の子供同様無邪気だったのに、ある日突然人生の変化を受け入れざるを得なくなった。子供を見るとその直前の自分にタイムスリップし、トラウマ(放送当時には認識されていなかった言葉)が蘇るのでは、と。
>本性はガラスのように繊細で脆い。それを押し殺して(超美)青年になった。子供を目の当たりにすると、それを嫌でも認識させられる。市松が子供を護るのは、助けようと言うより「俺の古い傷に触れるなぁー!」なる拒否反応、但し言動では穏やかに優しく接する事で逃避しているのかな?などとも考えたり致します。

市松は殺し屋の父を失い、殺し屋の養父に育てられる過程で、いろんなことをしてこなければいけなかったと思うんです。
子供らしい子供でいることができなかった。
養父に殺し屋として見込みがあると思われなければいけなかったでしょう。
つらかったと思いますね。
いろんなことを我慢し、耐えてきたと思います。
だから10話のような子供を見ると、純粋でいられる子供時代を守ってやりたくなるのかなと。

>まぁ、市松論をここで展開しても意味無いのですが(失敬)、私に反論する方々もいらっしゃるでしょうし、それだけ解釈の幅を残す演技を披露して下さった沖様の力量に、今更ながら驚嘆、尊敬の念が湧き上がる訳です。

意味がないなんてことないですよー!
こういう想像や考察をさせるって、すごいことですよね。
沖さんもうれしいのではないでしょうか。
人の解釈を聞くと、新たな面が見つかりますし、何より市松、沖さんの話ができるというのはうれしいことです。

>ウザい持論ばかり並べて申し訳ございません、ちゃーすけさん。

とんでもないです。

>お口直しと申しては何ですが、某必殺ファンサイトの語録で、「印元:実は市松が好き♥」に爆笑致しました。そうそう、全シリーズ通してマイペースな主水と異なり、印元や捨三が市松に対する態度が徐々に変わって行くのも見ものでしたよね!

市松が好き!
自分とは正反対のものに人は惹かれるといいますが、印玄と市松は反対もいいところですしね。
捨三は最後、市松を命がけで救うまでに至るんですから。

>役者の真髄は演技、故に世の中視点で容姿が必ずしも整っていなくても、俳優として正当な評価(場合によっては整っていないから「こそ」ボーナスもあったりして…。特に男優さん)を受ける事は多々ありますが、沖様の稀代の役者魂と実力、一人でも多くの人に分かってほしいと願ってやみません。

ちょっと失礼な言い方になるんですが、自分の魅力を一番、わかっていないのがご自分自身という方がたまにいらっしゃいます。
マイケル・ジャクソンもそうだと思いましたし、沖さんもそうだと思ってしまいました。
これだけの容姿と才能があれば、何だってできたのに…。
沖さんに対してそう思った同業者の方は、すごくいらっしゃったんじゃないでしょうか。

>幸か不幸か、あの恐ろし過ぎるくらい整った美貌は「古い美形」「昭和の典型」で所謂今の「イケメン」からは外される事もあるらしいので、変な言い方ですが「早逝した名役者、しかも美男!」で再評価されたら嬉しいです。本当に、名演技の作品が多いですよね。現在発信中の金田一映画を始め。

実はあの古典的とも言える美貌は、時代劇で一番生きたような気がします。
古くなりようがありません。

>先日、彼氏と江ノ島に出掛けましたが、かつては写真屋さんだった建物が今はレトロな喫茶店なのですが、店頭に「この美男は誰でしょう?」と沖様のモノクロブロマイド(因みに、小学生時代の私が通販で買った物でしたw)が貼ってあり、若い女性が「誰これかっこいいー!」とはしゃいでいました(笑)。

なんてセンスが良い…。

>来月からは「俺天」も再放送ですね!渡辺篤史さんも共演「市松と捨三だ!」を今一度堪能しながら、彼が昭和の名優として認識される事を願って止みませぬ。

コミカルな役は沖さん、楽しそうに演じていますね。
この笑顔がもっと見たかった。
沖さんは本当に、もっともっと評価していただきたい俳優さんです。

>それでは、相も変わらず駄文を侘びつつ。お命頂戴致しませぬ。あらあらかしこ。

こちらこそ、ありがとうございました。
猫ちゃんと楽しい毎日が遅れますように。

不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。
これからもよろしくお願いします。
素敵なコメント、ありがとうございました。
2016年06月05日(Sun) 15:19
No title
編集
沖さんについてはリンク先が詳しいです。

 市松もさることながら、棺桶の荒っぽい殺陣が必殺独特の照明を生み出すのに一役買っていたらしい、というのも、沖さんの功績の一つかと思います。

 TOKIOの松岡くんが必殺の現場で「こんなに身軽な男は沖雅也以来だ」といわれたらしいのです。当時時代劇専門誌に記事が載っておりました。

 暗闇で目元だけ光を当てるような必殺の照明、実は俳優さんが光の当たっているところに顔をもってゆくのだそうで、三田村邦彦さんなどはこれが苦手でたいそう苦労したのだとか。

 おそらく、「仕置人」の時点で、沖さんにはそれができていたのだと思います。沖さん基準で照明のノウハウが作られていったのではないかと。

 やがて照明の中島さんは、鬼平の照明も担当することになります。生前、ずいぶんたくさんの時代劇に出演されていた(普通の髷をのせると、長身過ぎて気の毒なくらいでした)沖さんは、死してなお時代劇を支えたのかもしれません。もって瞑すべし、でしょうか。生きて見届けてほしかったとも思います。

 そういえばスタッフが必殺最終作の覚悟で作ったであろう「うらごろし」の最終回、火野正平さんは市松が仕置屋の最終回で来ていた着物を着ています。沖さん生前のことではありますが、スタッフにとっても市松は特別な存在だったのでしょう。
2016年06月22日(Wed) 22:10
おれんじさん
編集
>おれんじさん

>沖さんについてはリンク先が詳しいです。

ありがとうございます。

> 市松もさることながら、棺桶の荒っぽい殺陣が必殺独特の照明を生み出すのに一役買っていたらしい、というのも、沖さんの功績の一つかと思います。

おお、そうだったんですか!
沖さんは神様から「必殺」に選ばれたような人ですね。

> TOKIOの松岡くんが必殺の現場で「こんなに身軽な男は沖雅也以来だ」といわれたらしいのです。当時時代劇専門誌に記事が載っておりました。

それもすごい!
沖さんもすごいけど、松岡さんもすごい。

> 暗闇で目元だけ光を当てるような必殺の照明、実は俳優さんが光の当たっているところに顔をもってゆくのだそうで、三田村邦彦さんなどはこれが苦手でたいそう苦労したのだとか。

あの印象的な画ですね。
そうやってできていたとは…。
すごくカッコいいです、あれ。

> おそらく、「仕置人」の時点で、沖さんにはそれができていたのだと思います。沖さん基準で照明のノウハウが作られていったのではないかと。

そういうことですね。
いや~、沖さんすごい。

> やがて照明の中島さんは、鬼平の照明も担当することになります。生前、ずいぶんたくさんの時代劇に出演されていた(普通の髷をのせると、長身過ぎて気の毒なくらいでした)沖さんは、死してなお時代劇を支えたのかもしれません。もって瞑すべし、でしょうか。生きて見届けてほしかったとも思います。

中島さん、有名な方ですよね。

しかし沖さんで生まれた画って、かなりあるのかもしれません。
本当に惜しい俳優さんです。

> そういえばスタッフが必殺最終作の覚悟で作ったであろう「うらごろし」の最終回、火野正平さんは市松が仕置屋の最終回で来ていた着物を着ています。沖さん生前のことではありますが、スタッフにとっても市松は特別な存在だったのでしょう。

ああ、そうなんですね…。
見てみます。
沖さんはスタイルも良くて、市松の着物は沖さんならでは!と思いました。

「必殺」スタッフさんにとって、沖雅也という俳優は永遠だと思っています。
SPドラマの最後の錠に、スタッフさんたちの「沖雅也は生き続ける」という思いが込められてるように思いました。

コメントありがとうございました。
2016年06月23日(Thu) 01:36












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