「生き方を変えなさい」って思えたら

「僕と彼女と彼女の生きる道」を今、放送しているんですね。
この作品について記事を書いたことがありますが、それも5年前。
もっと最近の気がしていました。

あの時も良いドラマだなあと思って見ていましたが、現在見るとまた違った感想も出てくるんです。
自分の状況が5年前とはまた変わっているため、見る角度が違ってるんでしょう。
つまり、何年経っても考えさせられるドラマであると思います。

今日は第7回で、井上部長が飛び降り自殺をした後でした。
徹朗が凜ちゃんに「銀行辞めることにしたんだ」と言う。
自分のせいじゃないかと思ってしまう凜ちゃんに「もっと一緒にいたいんだ」と言う。

徹朗が言うと、凛はうつむいたままだった。
すると徹朗は言った。
「凛ともっと一緒にいたいんだ」。
「今までとは違う生き方をしたいんだ」。

今、徹朗の選択肢はあり得る選択肢だと、最初に見た時より強く思います。
自分の自由な時間と社会的地位と収入を秤にかけて、時間を取る。
そういう考えの人は、あの頃より増えているかもしれません。

ある有名人が言っていたんです。
人生相談で「月これだけの額がないとやっていけないから、つらくてもやるしかないなんて、それは思い込みだよ」と。
この人は、かなりお金儲けにシビアで優れている人だと思っていました。
私が知らなかっただけかもしれないですが、物欲名誉欲金銭欲、とにかく欲望が強い人だと思っていました。

それが自分は人が持っているもの、やっていることができなくて良い。
豪邸に住みたいと思わないし、ブランドの時計も車もいらない。
だったらそんなに稼がなくて良いし、必死に働かなくて良い。
自由な時間がある方が良いって言うんです。

そんなことできないって思うのは、それは周りにそういう選択肢を取った人がいないだけだよ、と言う。
怖いだけ、不安なだけだよ、と。
人生はもっと楽に生きていけるって、言うんです。
今のやり方がつらいなら、無理があるなら、それやめたっていいじゃないかって。

欲望が強くて、それに正直な行動を取る人だと思っていたので、この言葉にビックリしました。
そしてそういう人だと思っていた彼から、この言葉が出るとすごく説得力がありました。
徹朗の選択肢ってこの人が言っていたことになる、と、ドラマ見ながら思ったんです。
もちろん、これから徹朗は大変なわけですが、自分が納得するところに行き着きます。

井上課長が常務になれなかったということは、どこかから、誰かから「生き方を変えなさい」って言われたことではないか。
そう思えるのと、思えないのとでは人生は天と地ほども違ってくる。
楽に生きていく人生が、彼にはあったかもしれない。
亡くなってしまったことは、本当に残念だった。

「お前も負け組か」って徹朗に言った上司だって、年を取る。
人は年を取る。
誰かの介護をしなければいけなくなっているかもしれない。

自分と違う生き方を取った人を、負け組と言えるような人生ではなくなっている可能性がある。
傲慢でいられなくなる時が、彼にも来る。
その時、この人は何を思うだろう。
こんなことも思いながら、見ました。

徹朗が寄り添ってきた凜に、しみじみ「ありがとう」と言う。
カラオケのトイレで、糸が切れたように泣く徹朗。
不器用な演技だと言う人もいましたが、私は不器用にしか泣けない男の泣き方をしてると思いました。
今見るとまた、違った見方ができるこれは本当に良いドラマです。


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懐かしいドラマですね。当時草なぎくんのドラマは食い入るように見入ってました。感情が入ると鬼気迫る感じの草なぎくんが好きでした。
このドラマもSMAPが解散するから・・という名目で再放送されてるのも複雑な気分。月日を嫌が応にも感じます。
人生の選択肢って色々ですよね、ほんとに。
私も年々考えさせられます。
ドラマや映画を年月を経て見返すとまた違った視点で見れるのがいいですよね。

はらみさん

>はらみさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。

>懐かしいドラマですね。当時草なぎくんのドラマは食い入るように見入ってました。感情が入ると鬼気迫る感じの草なぎくんが好きでした。

私が行く整骨院の先生も、草なぎくんは熱い人ですねえと言ってました。
目が違ってくると言ってました。
草なぎさんのドラマは、ファン以外の方も見続けられるドラマだと思います。。

>このドラマもSMAPが解散するから・・という名目で再放送されてるのも複雑な気分。月日を嫌が応にも感じます。

私も複雑な気分になります。
こんな形で再放送になるとは思ってもいませんでした。

>人生の選択肢って色々ですよね、ほんとに。

思います、人生は選択の連続なんだなとか。

>私も年々考えさせられます。

もう、いろんなことを思わせるドラマです。

>ドラマや映画を年月を経て見返すとまた違った視点で見れるのがいいですよね。

また、それに堪える良質のドラマや映画は良いですね。
今頃、徹朗と凜ちゃんは、どんな親子になっているか?と、考えてしまいます。
徹朗とゆらは、どうなっているか。
自分の生きる道を見つけて、しっかり歩いて行っている徹朗を、かつての同僚や部下はうらやましいと思っているかもしれません。。

コメントありがとうございました。
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ちゃーすけ

Author:ちゃーすけ
癖の強い俳優さんや悪役さん大好き。
俳優さん、ドラマ、映画、CMその他、懐かしいもの、気になるものについて、長々と語っております。

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