第4回。


隆は五十嵐に面会に行ったが、五十嵐は話ができるような状態ではなかった。
ただ、隆が見せた浩一の写真を見た五十嵐は、ひどく興奮した。
しかし千葉陽一はオーストラリアに在住していて、HPも存在している。

隆は千葉陽一がいた病院を訪ね、三瓶の名を聞き出していた。
陽一の面倒をよく見ていた医師だ。
千葉の後輩だが今は病院を辞め、養護施設をしている。

その三瓶は浩一とハルカが結婚するものと思い込んでいる。
何でも離婚した妻との間に娘がいるが、離婚後は会えていない。
だから結婚式にも出られない。
なので、浩一の結婚式が楽しみなのだそうだ。

浩一は楓の母の葬儀の時の写真を見ていた。
子供の頃からかわいいと八尋カズキが言う。
「俺の標的だ。汚すな」。
浩一のすごみある言葉にカズキは反射的に「ういっす」と返事する。

1人の妻は事故死。
楓の母である2人目の妻は病死。
葬式の写真中に必ず、仁科興三がもみ消した事件の親の名前があるはずだ。

「いた…」。
花輪の中に浩一は「四条綾子」の名前を見つけた。
衆議院議員で、19歳の時、結婚して子供を産むが離婚。
その息子を溺愛している。

百田は綾子がよく見てもらって頼っていた占い師と知り合いだった。
この占い師は詐欺師ではないが、詐欺師と占い師は似ていると百田は思っている。
だが占い師は最近、亡くなっていた。
浩一はそこに目をつける。

綾子が再開発事業推進のイベントに出ていたが、そこにドローンが飛んできた。
ドローンは綾子の息子に水をかけたが、綾子は無事だった。
ハルカが危険を知らせたため、難を逃れたのだった。
感謝する綾子にハルカは、占い師の十津川の弟子だと名乗った。

十津川は最期まで、綾子のことを案じていたとハルカは言う。
綾子はあっさり、ハルカを信用し、打ち明け話をする。
こうして浩一は綾子を罠にかけていく…。

一方、晃と隆の会社を巡っての軋みも本格化していた。
仁科家の中で、誰にも期待されていない人間だ。
慰める浩一に晃は「もう良いよ、そんな見え透いた嘘は!」と口走る。
「嘘」。

浩一がつぶやく。
苛立つ晃に浩一は、仁科コーポレーションの経営を分析し、今後の戦略についてまとめたUSBメモリを置いてきた。
隆の役に立つはずだ。
晃は「いつのまに」と、驚く。

楓の気持ちも浩一は、確実につかみ始めていた。
目標は1ヶ月内にプロポーズ。
そして、会長の仁科興三に近づく。
順調に進んでいる。

「結婚詐欺の才能もあったんだ」。
ハルカの言葉に浩一は「俺も知らなかった」と答える。
今回の標的は、四条綾子と息子だ。
「親子ともども、地獄を見せてやる」。

今回の標的は、衆議院議員の四条綾子とその息子・司。
占い師の言葉に綾子は見事に騙され、5億円を奪われた。
息子は出資法違反で、逮捕。

追い詰められた司は「主犯は九島亨だ。俺はただ、見ていただけだ」と浩一に口走る。
「知っていて何もしないことは、殺したことと同じだ」。
怒りを込めて、告げる浩一。

四条から、六反田が録音したテープがあることを知った二科興三は「六車を呼べ」と言う。
それを聞いた興三の秘書・七尾伸二も、隆も顔色を変える。
「暴力を使わなくても解決するはずです!」
「甘いな」。

「30年前の過ちを、もう一度繰り返すつもりですか」。
六車が動く以上、隆はもう関わらせない。
興三はそう言って、隆に1週間の猶予を与えた。
それですべてが明らかになれば、六車は必要ない。

隆は悩んでいた。
妻がどうしたのかと、心配するほどに。
隆は、USBをパソコンで見た。
USBには、ウイルスが仕込んであった。

綾子から強奪した5億円を、全額寄付したことに百田は納得していなかった。
「俺は納得いってないからな」。
そしてやっと、これが浩一の復讐であることを本気にした。

浩一が出て行った後、百田は「冗談じゃねえ。復讐なんかに協力できっかよ」と言った。
だが二科は金になる。
百田はカズキに、だから浩一に協力するふりをしてどこかで金をとると言う。
カズキは戸惑いながら、うなづく。

その頃、ハルカは楓の前に現れていた。
自分の姉も医師だと話しかけたハルカは、楓に「お幸せに」と言った。
浩一からプレゼントされた指輪を「でも気を付けてくださいね。そんなもので気を引くような男」と言った。

「それ、ネットでも数百円で買える安物ですから」。
そう告げて去っていくハルカ。
歩きながら、「何やってんだろう私」と、当惑したようにつぶやく。
浩一は「九島亨。お前が終われば次は二科興三だ」と言っていた。



おお、今日が第5回、放送。
遅れてしまった。
先週は六平さんとのシーンにジーンとしました。

今週は、再び冷酷なる復讐モードに。
そして微妙なさざ波が起きていました。
四条綾子は、ジュディ・オングさんです。

「知っていて何もしないことは、殺したことと同じだ」。
最初にカズキに「俺の標的だ。汚すな」と言った時と同様の、すごみがありました。
一瞬に鋭さとすごみを込める。
楓に見せる笑顔との裏表の落差。

六車って、「任侠ヘルパー」に出てきたインテリさんと同じ名前ですね。
しかし隆の顔色が変わるほど、怖い人物らしい。
隆が止めに入り、興三が六車が出て来るなら隆はもう関わるなと言うほどに。
妻が隆に、どうかしたのかと聞くほどに。

これを見ると、隆は本当に悪い人じゃないみたいなんですよね。
どんどんわかってくると、どんどんつらくなります。
今回の標的の綾子と司は、あんまり同情できる人物じゃなかったですが。

奪った5億円を、浩一は全額寄付してしまう。
綾子が以前、町の募金活動を「偽善よね。私、こういうの大嫌い」って言っていたから。
しかしそれが、百田との間に亀裂を入れる。

本当に浩一の目的が復讐だと知った百田は、復讐を利用して金を奪うとカズキに言う。
ハルカは嫉妬が抑えられず、ついに楓の前に現れてしまう。
これだから仕事に、恋愛は持ち込んじゃいけないんだと思う一方、ハルカの気持ちもわかってしまう。
浩一が知ったら、怒るぞ~、ハルカ!

自分と浩一は仕事のパートナー。
楓は標的。
わかっていても、抑えられない何かを感じてるのでしょうか。

それから隆が三瓶に会いに行きましたが、三瓶はすぐに追い返した。
追い返したけれど、名刺を見て考え込んでいる。
やっぱり、三瓶は30年前の事件に関係しているのかもしれない。

六車と言う人物。
浩一たちの間で、すれ違う気持ち。
三瓶のことを知った時、浩一がショックを受けるような事態になるのでしょうか…。
それはつらすぎる。


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2017.02.07 / Top↑
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