このところ、70年代に放送されていたアニメを見るチャンスがあります。
「デビルマン」もですが、今度見たのは「ルパン三世」の第1シリーズ。
私が見たのは夕方の再放送ですが、今見てもすごいオシャレ。
そしてアダルトなアニメです。

まるで洋画に出て来るような、センスの良い画面。
当時の洋画からかっこいいエッセンスを抽出したんだと思いますが、それにしてもかっこいい。
音楽まで、かっこいい。

オープニングの、弾丸の雨をかいくぐるルパン。
西部劇のように、相手を倒して銃を収める次元。
剣をふるう五右衛門。
色っぽい不二子。

第2シーズンの不二子はこれはこれで魅力的なんですが、宝石好きの女性泥棒でした。
ルパンが処刑されたと思い込んだ不二子は、誰もいない海でルパンへの思いを吐露する。
この「脱獄のチャンスは一度」の不二子は、とても魅力的です。
「ほんとにあなたが好きになったみたい」と言った不二子が、頭から離れないルパン。

その不二子が忘れられないルパンは、不二子のために獲物もあきらめて救出に向かう。
不二子はプーンという男と組んで、殺し屋をやっていたよう。
組織から仕事に失敗した不二子を殺せと言われたプーンは、不二子を撃った。

だがプーンの撃った弾丸は致命傷には、ならなかった。
それどころか、プーンは不二子に海に飛び込めとささやいていた。
プーンは不二子を、逃がしたのだ。
その思いに涙する不二子。

こんな過去があったら、それはおいそれとルパンの口説きには乗らなかった。
不二子を助けに来たルパン。
ルパンを撃とうとしたプーンを、不二子は撃つ。

「惚れたか、不二子」。
そう言って、プーンは倒れる。
ケガが治った不二子。
次元がやって来ると、ルパンは縛られていた。

「女は」。
「逃げちゃった」。
「こりゃあいい」と次元は笑う。
不二子は埠頭に立ち、泣いていた。

自分を助けた男を、不二子は撃ってしまった。
愛する男のために。
それほどまでに、今はルパンが好きだ。
罪深さに、不二子は泣いている。

もしかしたらルパンは、わざと不二子を逃がしたのかもしれません。
この時の不二子には、1人で泣く時間が必要だった。
ものすごい大人のアニメですね。

不二子の一番魅力的なのは「脱獄のチャンスは一度」と、「殺し屋はブルースを歌う」ではないか。
この不二子は、それほど魅力的です。
自分が不二子を好きなのは、この第1シーズンの不二子が良かったからだと思います。
この不二子を見ると、不二子が時にルパンを致命傷にならない程度に裏切るのも、ルパンがそれを許すのもわかる気がします。


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2017.02.25 / Top↑
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