50オーバーの修学旅行 「バイプレイヤーズ」

テレビ東京の金曜日24時12分から放送されていた「バイプレイヤーズ」。
この番組を作るきっかけは雑誌の「日本映画を支える俳優6人」だそうです。
2002年頃、下北沢で名バイプレイヤー6人の作品を、週替わりでオールナイト上映する企画がありました。
その時から「いつかこのメンバーでやれたらいいね」って話していたそうです。

この「バイプレイヤーズ」放送に際して、「an・an」に6人のインタビューが出ていました。
大杉漣さんはずっとその企画を暖めていたそうで、実現に向けて動いていたとか。
だからこの番組の企画を聞いた松重さんは「深夜の連ドラ。しかもテレビ東京!」
「テレビ東京、挑戦してきたな」と語っていました。

ほんとにテレビ東京は、攻めてますよね。
何でも鑑定団もおもしろかったですけど、おもしろい番組が多い。
「空から日本を見てみよう」も好きでした。

今だったら「YOUは何しに日本へ!」も好きです。
「家ついてっていいですか?」もすごい「攻め」の番組だなあって思います。
実録ものも、テレビ東京がやるのがおもしろい。

さてこの番組に出演する遠藤憲一さん「ごまんといる俳優の中で、選んでいただいて光栄です」。
この番組に出ない人にも納得してもらえるように、と考えていたそうです。
田口トモロヲさんは意外にも人見知りだそうで、とにかくこの5人と話せるのが楽しいと。
残りの人生に良い思い出ができました、生きてて良かった、ってまだまだですよ、田口さん。

最後に6人が飲んで話してるコーナーがあります。
あれは撮影現場をのぞき見しているみたいで、おもしろいでしょ、と寺島さん。
「バイブレトーク」ですが、自然と役割ができていたとか。
松重さんが理路整然とした知性担当だったそうです。

実はこれまで一番冷静と思われていた光石研さんの知られざる面が見られたと言うのは、大杉漣さん。
みなさん、温度差を感じることなく、熟知した信じられる者同士で撮影はスムーズに楽しかったようです。
他の若い俳優さんたちもとても良くて、ジャスミン役の北香那さんは「僕らの介護女優」と呼ばれていました。
31歳の松居大悟監督も、ベテラン6人の意見を聞いてがんばってくれたとか。

大人の男性が見られる素敵な番組でしたが、松重さんは「男の子スピリットも感じてもらえる」と発言。
「もうみんな、それぞれ家庭もあって、俳優としてのポジションもある」。
「でもそこからこの作品は離れて、映画小僧、演劇少年だった頃に戻っているところを見てもらえるんじゃないか」。

そう言ってます。
まさに!
大杉さんが「おじさんたちの修学旅行みたいな撮影」。
これもまた、まさに!

はい、いくつになってもそういうことができると楽しいなと思います。
そういう仲間がいるのって、良いなあと思いますし。
寺島さんが「30代なんて、自分のことしか考えられなかったよ。これからは50オーバーの時代だよ!」と発言。
これにもうなづけます。

そして「かみさん、家庭を大切にしている男が集まったってところも素晴らしいんだよ」。
すると大杉さん「家庭は原点で『行ってらっしゃい』『お帰りなさい』という普通のことが大切」。
下積みが長く、悪役も多く演じ、今は渋い魅力で輝いているみなさんの言葉。
きっと家族が支えていたんだろうなあ、と思えます。

蟹江敬三さんや、石橋蓮司さんだって70年代は強烈な悪役を演じていましたが、渋くて良い味を出す俳優さんですもんね。
こういう話になると、ほんと、岸田森さんや成田三樹夫さん、管貫太郎さんにいてほしかったです。
「バイプレイヤーズ」のみなさんは、末永く活躍してください!

しかし大杉漣さん、小学校の時の通信簿に「とにかく落ち着きましょう」って書かれていたそう。
自分も思いますが、小学校の時の通信簿に書かれていたことって、結構、自分の性格を表していると思います。
大杉さんは「落ち着こう」ですか、そうですか。
すると大杉さん「今でも最年長の自分の落ち着きが…」。

そこで松重さん「俳優として安定に走らず、これだけはっちゃけた姿を見せてくれる大杉さんはやはり、僕らのリーダー」。
「精神的な支えです」。
さすが知性派。
インタビュー、決まりました。


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俳優さん、ドラマ、映画、CMその他、懐かしいもの、気になるものについて、長々と語っております。

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