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最強の殺し屋は恐妻家
2017/08/05(Sat)
通勤電車の中で見ている広告に、「最強の殺し屋は恐妻家だった」というものを見つけました。
伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ「AX」(アックス) 。
この広告で私が思い出すのは、もちろんというか、例によって「中村主水」です。

つくづく、中村主水って言うのは良くできたキャラクターです。
緒形拳さんが梅安のことを、「裏の顔と表の顔が明確に分かれているキャラクターは演じてておもしろい」って言いました。
さらに緒形さんは、自分が「必殺」で演じた殺し屋は武士じゃないけど、中村さんは武士だからねと言ってました。
だから同じ殺し屋で、表と裏の顔があっても違うって言っていたような気がします。

中村主水って、本当に良くできているキャラクター。
あの落差、実に魅力的。
俳優だったら、演じてみたいキャラクター。
作家だったら、描いてみたいキャラクターなんでしょうねえ。


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コメント
- 原作が無い中で生み出され… -
舞台上で明るく司会をしていたのに、舞台の袖では全く逆の暗い顔をしていた藤田まことさんあってのキャラクターですからね。役が合ってたから演じたのか、役者が在ったから役が出来たのか…どちらにしろ名作が出来るのは必然だったのでしょうね。

ただ我が家のように、ただの恐妻家なだけでは殺し屋になれないのは言うに及びませんが…。
2017/08/06 22:13  | URL | 地味JAM尊 #-[ 編集] ▲ top
- 主水、独りぼっち…。 -
こんばんは…お邪魔します。
安倍政権の新改造内閣“仕事人内閣”のネーミングに微妙な感情を拭えない(笑)キラです。
まぁ、“仕置人内閣”じゃなかったから良しとしますか(笑)。

表の顔は、職場じゃ“昼行灯”家に帰れば妻と姑に頭の上がらぬ冴えない中年男。
しかし裏の顔は、晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ人でなしを斬る凄腕の殺し屋。
中村主水のキャラクター設定は本当に良く出来ていますよね。
そして、個性的なメンツと交わることによって、より多面的で深みのある内面の魅力が増していく。
主水というキャラクターは、強い個性とのぶつかり合いの中でこそ活きるのではないか?なんて個人的には考えています。
そう考えれば、対(つい)をなし、競いあい、時に自身の内面を揺さぶってくれる存在を失なってしまった『仕事人』以降の主水はとても切なく淋しい…。

それでは、また…。





2017/08/11 17:36  | URL | キラ #-[ 編集] ▲ top
- 地味JAM尊 さん -
?>地味JAM尊さん

こんばんは。
コメントありがとうございます!

>舞台上で明るく司会をしていたのに、舞台の袖では全く逆の暗い顔をしていた藤田まことさんあってのキャラクターですからね。

光と影。
こんなにもそれを感じさせる人もいなかったのでしょうね。

>役が合ってたから演じたのか、役者が在ったから役が出来たのか…どちらにしろ名作が出来るのは必然だったのでしょうね。

藤田さんが先か、主水が先か…。

>ただ我が家のように、ただの恐妻家なだけでは殺し屋になれないのは言うに及びませんが…。

いやいや、平和で良いじゃないですかー!
あれだけ長いシリーズで、主水の実家の描写がほとんどない。
婿に出されるんだから、兄がいたことでしょう。

兄も剣の腕が立ったのか。
父親、母親はどういう人だったのか。
この辺りが描かれなかったのが、不思議と言えば不思議です。
想像するのがまた、楽しいんですが…。

コメントありがとうございました!
2017/08/12 01:19  | URL | ちゃーすけ #a2H6GHBU[ 編集] ▲ top
- キラさん -
>キラさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。

>安倍政権の新改造内閣“仕事人内閣”のネーミングに微妙な感情を拭えない(笑)キラです。

私は「仕事人」が別の意味、必殺シリーズの仕事人になってしまった困った奴です。

>まぁ、“仕置人内閣”じゃなかったから良しとしますか(笑)。

仕業人、からくり人、商売人…、やっぱり仕事人かとかそんなことも考えたダメな奴です。

>表の顔は、職場じゃ“昼行灯”家に帰れば妻と姑に頭の上がらぬ冴えない中年男。
>しかし裏の顔は、晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ人でなしを斬る凄腕の殺し屋。
>中村主水のキャラクター設定は本当に良く出来ていますよね。

これは本当に良く考えたものです。
同心ですからね。
しかも、ダメ同心。
だけど、剣の達人。
それを生かす場所がない。

>そして、個性的なメンツと交わることによって、より多面的で深みのある内面の魅力が増していく。

これも重要ですね。
やっぱり、最初の「仕置人」で鉄という、主水と正反対の人生を生きる男を持ってきたのは大きいと思います。
本来なら全く関わることがない2人が、「仕置き」という一点で一蓮托生の人生を送る。
次で貢というキャラクターと関わったことも大きい。
さらに、市松、印玄。
捨三も主水には欠かせないですね。
正八もです。

>主水というキャラクターは、強い個性とのぶつかり合いの中でこそ活きるのではないか?なんて個人的には考えています。

自分もこうやって考えると、やっぱり主水は周りとの関わり合いで強烈に生きてきたキャラクターだなと思いました。
特に同心としての人生だけなら、犯罪者、取り締まるだけの相手であるはずの人間と仲間になるということが大きく影響していると思います。

>そう考えれば、対(つい)をなし、競いあい、時に自身の内面を揺さぶってくれる存在を失なってしまった『仕事人』以降の主水はとても切なく淋しい…。

鉄はもちろん、貢、剣之介も、主水の合わせ鏡のような存在。
立場は大きく隔たっているけど、もしかしたら自分だったかもしれないような存在。
だから主水の仲間への思いは、深かったと思うんです。
仲間を失うたび、深く傷つき、その思いを沈めて日常を生きてきた。
中村主水に深い哀愁が漂う理由だったと思います。

コメントありがとうございました。
2017/08/12 01:33  | URL | ちゃーすけ #a2H6GHBU[ 編集] ▲ top
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