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こたつねこカフェ

癖のある俳優さん、悪役さんが大好きです。時代劇、ドラマ、映画、俳優さんのことを好きに書いています。
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TOP新・必殺仕置人 ≫ 八丁の、堀に中村主水かな 「新・必殺仕置人」第1話

八丁の、堀に中村主水かな 「新・必殺仕置人」第1話

のさばる悪を何とする
天の裁きは待ってはおれぬ
この世の正義もあてにはならぬ
闇に裁いて仕置する
南無阿弥陀仏


「新・必殺仕置人」第1話。
前にも書きましたが、再見してみました。
やっぱりすごく、良くできてるんですよね。

みんな、若い。
若くて、ギラギラしている。
でも山崎努さんは、藤田さん、中村嘉津(草冠)雄さんは、ギラギラの中に、落ち着いた渋さが出て来ている。
若さと渋さの間の、ちょうどいいバランスの時期の作品じゃないでしょうか。

鮮やかな青い羽織を着たものが10名ほど、その座敷には座っていた。
両側に3人ずつ。
正面に2人、羽織を着ていない男がいる。

向かって右側に、いやに貫録と迫力を感じさせる老人がいる。
その横にいる男と、その男の奥にこちらには横顔を見せて座っている男が一人。
坊主頭の男が、つるん、と頭を撫でている。

彼らと向かい側、こちらから見ると背中しか見えないが羽織を着た男が2人。
左側の男に向かって、羽織を着た男が近づく。
すると、左側の男が口を開いた。

「それでは挙句を頂戴いたしまして、本日の興行を終わりたいと存じます」。
右側に座っている、老人。
彼が元締め、寅だ。

寅が筆を執り、すらすらと句を書く。
出席者に緊張が走る。
皆が正面を向いている中、坊主頭の男は斜め上を見ている。

いかにも「早くしろ」と言わんばかりの顔。
念仏の鉄。
江戸から脱出したはずの仕置人、念仏の鉄だ。
句が読み上げられる。

「八丁の~」。
「堀に中村、主水かな」。
鉄が顔を上げた。
きょとんとした顔をしている。

「八丁の、堀に中村主水かな」。
鉄が眉をひそめる。
何か思案している。

寅は無表情だ。
建物の表には「月例俳諧興行虎拾番会」とある。
戸が、すっと締められる。
野次馬が中をのぞきこもうと、首を伸ばしている。

「虎、万筆」。
奥から横顔だけ見せていた男が、前に進み出て来る。
死神。
寅の用心棒の、得体のしれない男だ。

「150両」という声がかかる。
「140両」。
135、130。
125、120、110。

「80」という声がかかる。
「ございませんか」。
「ございませんね」。
「よろしゅうございますね」。

寅が言う。
「ではこの命、80両で落札」。
「八丁堀、中村主水…」。
鉄がつぶやく。

町奉行所の前に、正八と言う若い男がいる。
正八は表で、鋳掛をやっている男に近づいた。
鋳掛屋は、己代松。

「出てきたよ」と、正八が言う。
「あれか」。
「あれだ」。

「おはようございます」。
挨拶した同心が、中村主水だ。
ちょろちょろと歩く。


奉行所の中から、与力の筑波が現れる。
「これより、市中見回りに出かけます」。
主水が筑波にそう言う。

「例の庄兵衛衛の一軒でございますが」。
「何かわかったか」。
「それが」。

「気にするな。そうだ中村。おぬし、なかなか評判がいいぞ」。
誉められて主水は、うれしそうになった。
「わしも鼻が高い」。

「このうえは筑波様の期待に応えるためにも…」。
主水は、情熱をもやすのだった
そして、主水は市中見回りに出かけた。
おていというすりが、己代松と目配せしている。

「ご苦労様です」と町の者が声をかける。
「うん」。
主水が行くと、さきほどのおていがやってきた。
指をなめ、いそいそと歩くおていに、主水が目を留めた。

おていは正八とすれ違いざま、見事に財布をすった。
すると同時に、おていは足早にかけ去る。
「おい!」
主水が追って来る。

正八に「おめえ!財布やられたぞ!」と叫ぶ。
「ええっ!」
主水は正八の手を引きながら、おていを追って来る。

おていの姿は、絵草紙屋の前で消えた。
主水が入って来る。
女ものの、下駄がある。

主水は座敷に進むと、用心深くふすまに手をかけ、開けた。
押入れの奥には、階段があった。
地下室がある。
主水が降りて来る。

階段の下にはおていと、己代松がいる。
たくさん、下がっている浮世絵をかき分け、主水が進む。
浮世絵が動き、両手で絵をかきわけて男が現れた。

坊主頭の男。
念仏の鉄。
鉄は主水をいたずらっ子のような目で見た

「しばらくだったな、八丁堀」。
にやりと笑った。
主水は視線を落とした。

「まだ生きてたのか」。
「裏の家業は続けてんのか」。
「うん」。

「おめえには会わなかったことにするぜ」。
主水は踵を返すと、その先の視線には己代松とおていがいた。
「ああ、いいんだいいんだ。俺の仲間だ」。

「ちょっとわけがあってな、おめえをここまで連れて来てもらったんだ」。
主水が鉄を見る
そして、目を伏せる。
「仲間、か」。

唇をなめる。
指を顔の前で振ると主水は「俺は、仕事はしねえぞ」と言った。
「おいおい、そうすんなり出てってもらっちゃ困るんだよ」。
「上にも仲間がいるぞ」。

絵草紙屋の店番をしているのは、先ほどの正八だった。
客が帰り、ちらりと正八がこちらを見た。
階段の上から、主水がそれを見ている。
鉄が階段の下に座る。

「イイか。驚くなよ」。
頭を掻き、仰向けに横たわる。
「昨日な。おめえの命がよ。80両で売れたんだよ」。
「なんだっておい?!」

「寅って男がいる。素性も何にもわからねえが、こいつが頼み人を見つけると、裏稼業の人間が集まってセリにかける」。
「最近はそういう仕掛けになってんだ」。
へへへっと主水は笑った
「からかっちゃいけねえぞ」。

鉄は起き上がった
「冗談で、こんな真似ができるかい」。
鉄は頭を掻きながら起き上がる。
「来いよ!」

手招きをして、階段の下の地下室に主水を呼ぶ。
主水の耳元に口を寄せると、鉄はささやく
「おめえに知らせたと寅にわかりゃ、俺たちだってただじゃすまねえんだ」。

「昔馴染みに狙われてることを教えてやろうと、連中に頼んでおめえをここまで連れて来てもらったんだ」。
「俺を狙ってるのはどんな野郎だ」。
「わかんねえ」。

「競り落とした野郎の顔を見たはずだぞ」。
「面ぁ見たってどこの誰だかわからねえ」。
「第一、セリに出て来るのは一人だけっだ」。

「他のことまでわかりゃしねえ」。
おていが言った
「ま、逃げるんだね」。
「それしかないよ」。

己代松も言う。
「一人や二人、叩き殺したところでまたやってくる」。
「いったん、セリに落ちた上は頼み人が死ぬか、取り下げない限り、終わりにやならねえんだよ」。

主水は目を閉じた。
「心当たりねえのか?金摘んでまでおめえを殺してえと、死ぬほど憎んでる奴がいるはずだ」。
主水が探るような目をする。

しかし主水は首を振った。
「いやあ、まるで見当がつかねえな」。
その頃、料理屋の一室に、筑波が女といた。

筑波は言う。
「すべて手は打ってある。中村主水は間もなく死ぬ」。
「約束は果たしたことになる。うれしくはないのか」。
だが、そのお兼という美しい女は無表情だった。

鉄は、主水に言う。
「牢屋同心が定町周りとは、えれえ出世じゃねえか」。
「とんだ、怪我の功名でな」。
「あらあ、めっぽう風の強い晩だった」。

「俺はちょうどその日、泊まり番でな」。
伝馬町の老屋敷。
風の音で雨戸がうるさくて、主水は寝付けなかった。
それでもいつか、ことりと眠りに落ちたらしい。

眠っている主水のの背後で、置いてある刀が持ち上げられた。
誰かが刀を持って、引き込んでいく。
「誰だ」。

主水が気配で目を覚まし、振り向く。
囚人服の男が襲い掛かって来る。
「庄兵衛!」
2人は、もみ合いになる。

「うわああああ」。
庄兵衛は謝って、自分で自分を刺してしまった。
この男は矢切の庄兵衛といって、与力の筑波がお縄にした悪党だった。
島送りになるはずだった。

牢破りを未然に防いだということで、主水は筑波に目をかけられた。
「それで定町周りにご出世か。めでてえ話だ」。
鉄の口調は、皮肉に満ちていた。

主水は黙っていた。
「何考えてんだ」。
鉄は豆を食べていた。

主水が鉄の隣に座る。
「俺は昔な、赤井剣之介って男と組んで、仕事をしていた…」。
「どうしたんだ、その男は」。

主水は答えなかった。
「死んだのか」。
主水はすぐには答えられなかった。

「うん」。
そう言うと、子供のようにうなづいた。
主水は刀を持ち、顎を乗せていた。

脳裏をよぎる剣之介の、無残な最期。
「俺は剣之介のことを忘れていた」。
「剣之介だけじゃねえ」。

「野垂れ死にしてった昔の仲間を」。
「俺の手にかけて死んでった連中のことも」。
「俺はみんな忘れてた」。
主水の声が、悲壮さを増して行く。

「この稼業にいったん手を染めたら、幸せなんてものはつかめっこねえ」。
ぎゅっと、主水の手に力がこもる。
「来るなら来てみやがれ、たたっ殺してやる!」

主水が立ち上がった。
「ま、俺が生き延びられていたら、そのときゃまた仲間に入れてもらうぜ」。
鉄の肩をポンと叩いて、主水は出て行く。
「気をつけろよ」。

鉄は豆を食べ続ける。
足元には、たくさんの豆の皮があった。
その中からまだ、豆が入っているものを拾い、ふっ、ふっと息を吹きかける。
豆を拾い、鉄は食べる。

「ただいま帰りました」。
「おかえりなさいませ、婿殿」。
「あなた、これを見てくださいな」。

せんとりつの機嫌が良い。
「これはまた豪勢な、鯛の活造りですな」。
主水が万引きを捕まえた大店から届けられたのだ。

今度は、着物が欲しいとねだるせんとりつ。
だが主水は、そんなことはできないと言ってしまう。
途端に、せんとりつは機嫌を損ねてしまった。

わんわんわんと声がする。
主水は台所に降りると、戸を開けた。
犬が入って来る。

主水は鯛を手に、犬にやる。
「どうだあ、うまいか」。
奥に引き込もうとすると、犬の悲鳴が響いた。
犬はだらりと舌を出し、絶命していた。

主水は犬の喉に手をやると、鯛の皿を見る。
犬を抱いて、戸の外に出て行く。
キャンキャンキャンと子犬が鳴きながら走ってきた。

落ちている鯛の皿に近寄った子犬を主水は「食うな、食っちゃいかんぞお」と止めた。
そして、動かない母犬を撫でる。
クンクンと鳴いている子犬を抱く。
自分の身代わりだ…。


前半の鉄と主水の再会。
鉄のキャラクターは前のまま、しかし年月が経っていることが伺える。
主水にもいろんなことがあった。

「仕業人」で剣之介とお歌の仇を討って、去って行った主水。
主水は、剣之介の無残な最期に自分を重ねて見ていた。
このまま続けていたら、同じような、いや、もっと悲惨な最期が待っている。
それを、主水は思い知った。

主水が斬った相手は、剣之介とお歌の仇であり、自分たちを追及して来る男であった。
しかし、個人的に恨みがあったわけではない。
殺しの依頼があったわけではない。
だが、2人は殺し合わなければ収まらなかった。

それは殺し屋と、それを探って来るもの。
仲間の仇と、義理の親の仇同士であること。
そのほかに、武士の意地。
死に場所を求めている男を、斬ってやることでもあった。

この時、主水はこの稼業には割り切れないものが付きまとってしまうことも思い知った。
自分が居場所をつかんだと思った、この世界。
そんなものは、どこにもなかった。
絶望した主水は、自分を慕う捨三も顧みなかった。

そうして主水は、自分が捨てたはずの同心の日常に戻って行ったのだ。
牢見回りから、定町まわりに復帰して、すっかり主水は普通の同心になっていた。
そこに、闇の世界はとんでもない形で主水に手を伸ばしてきた。

忘れていた。
そうだ、自分に普通の幸せなんてありっこないんだ。
またしても、思い知らされた主水。

しかし、そんな主水の悲しみと諦めは、上役の陰謀が発覚すると吹き飛んでしまう。
主水は自分を見る筑波の目を手で遮り、嫌そうに目をそむける。
そして、宣言。
「私はこれから徹頭徹尾、手抜きで行きます!」

主水の、表の世界との決別宣言。
「仕事なんか、しやしません」。
…言ってみたいですねー。
「薄ボンヤリの、昼行灯で結構です」。

主水はお兼の下駄の鼻緒の側で、筑波の背中を撫でた。
ものすごい形相で振り返った筑波が、お兼の下駄を振り払う。
下駄が飛んでいく。

「あ、また放っちまったんですか。言ったでしょう、さっきも。大事にしてくださいよ」。
主水は再び、下駄を拾いに行った。
ここの軽快さが、主水の爆発の期待へつながる演出。

主水が下駄を揃えた時、振り向いた筑波が刀を抜いて斬りかかって来た。
筑波の刃から身を交わすと、主水が真横に刀を振る。
筑波を斬る。

その圧倒的な剣技。
中村主水だ。
裏稼業に完全に戻った、中村主水だ。
座り込んだ筑波を、真正面から真上から斬る。

筑波に騙され、愛する男を殺した男の妾にされ、大金を取られたお兼。
この恨み、誰も晴らせない。
そういう者のために、自分はあるのだ。
このために裏稼業は、自分を再び追ってきたのだ。

覚悟を決め、自分の運命を知った主水のすごみ。
庄兵衛の金に、沸き立つおてい、正八、己代松。
主水の顔に、怒りが広がって行く。

このために。
こんなもののために!
鉄だけが、そんな主水の表情に気付いている。

一つだけの残った金の入ったカメを、だから鉄も放り投げる。
「おうよ」。
そう言いながら、手に一枚小判を握っているところが、鉄。
鋭くそれを見つけて、抑えるところが主水。

冷静になった己代松が、そうかもしれねえや。俺みてえに生まれた時から運のない奴は、ほどほどが一番だ」と言う。
次回はこの己代松が、どうしてそんなことを言うのかがわかる話。
あれほどの大金を水に沈めた主水が、筑波の葬儀の香典をくすねる。

ここが中村主水。
だから中村主水。
そして寅の会で、頼み人が死亡したために主水の一件が取り下げられたのをしらっと聞いている鉄。
この2人、本当に良いコンビ。

濃密な展開がこの後の回も続きます。
2話の己代松の生い立ちも泣かせます。
自分が好きなのは、3話ですが。

己代松のピンチに、控えていた主水。
もう、カッコよすぎです。
主水にも己代松にも礼を言う鉄。

ニヤニヤする鉄に「そうだよぅ!」と言う己代松。
己代松は鉄のために、あばら折っててそれで仕事をしくじったんですけどね。
この辺り、何ていうか、ものすごいカッコいいアウトローを描いていると思います。
演出に加えて、俳優の個性がそれを支えている。

だから必殺って、根強くファンがいるんでしょうね。
表に死神がいるのを見た鉄が、主水が見つからないように気を遣う。
この後、ちゃっかり袖の下をくれない商人に「ちゃんと金は戻ってきてるな?」と何度も念を押してしまう。

気付いた旦那が、金を包んで主水に渡す。
渋い顔でみっともねえから、何度も言わすなと言いながら受け取る主水。
あんなにカッコいい主水が。
このギャップの自然さが、中村主水の魅力なんですよねえ。

さて、筑波の葬儀。
自分が斬った男に神妙な顔で、手を合わせる主水。
筑波の陰謀も、悪事も、主水しか知らない…。
…うーん、やっぱりこれ、見始めると止まらないおもしろさです。


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Comment

この第1回あってこその全41回ですよね。
編集
お兼の下駄を揃えるとき「可哀想じゃないですか・・・」とシラっと言える主水。感情を抑えながらも殺意がにじみ出ている筑波様。その後主題歌がバックに被りながら、セリフのトーンが変わる主水。すげえカッコイイ!藤田まことさんも岸田森さんも最高です。他の役者さんたちも旬だったんでしょうね(中尾ミエさんも未だに五時夢で必殺の話出しますからね)
2017年10月10日(Tue) 00:34
編集
こんばんは!
必殺シリーズの最高傑作と謳われる新・必殺仕置人、歴史に残る第一話ですね。
主水さんが是非もなく裏の世界に戻っていく、そこにいるのはかつての相棒、鉄。緊迫感に満ちた筋書き。
他の人なら絶対にやらないことを、主水さんだからとあえてやってしまう鉄から話が動き出す。あんなに寅と死神を怖れ、一目置いてる鉄なのに、主水さんのことはほっとけないんですね。
主水さんのクライマックスの仕置シーンもまた、かっこいいんだけど哀しい。
本当に薄ボンヤリなら、本当に昼行灯なら、こんなことになっていないはず。
結局のところ、汚い上司の犠牲になる気はないし、許せない。
強い主水さんと愉快な仲間たちを堪能できる、最強のシリーズ幕開けですね。
「おめえとは会わなかったことにしとくぜ」最終回の別れのシーンを見ると、いつも、一話目の主水さんの言葉が聞こえてくる気がします。
2017年10月10日(Tue) 22:08
復活の鉄、主水の回帰。
編集
こんばんは…お邪魔します。
『問答無用』新たな物語の開幕を描く印象的なエピソード。
念仏の鉄復活!
仕置人世界に現れた新組織“寅の会”
ですが、この『問答無用』で最も深く描かれたのは、中村主水の闇の世界への回帰でしたね。
失意と裏切りと絶望の果て…もはや、自ら断ち切ることなど出来ない“腐れ根っこ”を引きずって、闇の世界へと戻っていく主水…。
そして回帰した主水の傍には、無頼なる自由人“念仏の鉄”がいた…!
それは必然の再会だったのか?
それとも会わない方が良かったのか?
ただ、鉄っつぁんたちとの関わりの中、時に心揺らがせながら、でも何処か居心地の良さそうな『新仕置人』の主水には他のシリーズでは観られない余裕と安心感を感じるのは確かです。

上司の筑波を演じた岸田森さん…大好きな俳優さんです。
眼の演技が実に印象的だし、主水に斬られた後の絞り出すような声もまた良い。
「来い!斬れぇ!」

そうそう、主水の仕置を競り落とした市郎太チーム。
劇中、彼らに手続き上の不備は見られない…なのに「面(ツラ)見られた!生かして帰すな!」と鉄っつぁんたちに返り討ち。
殺(や)られ要員は分かるけど、何だか可哀想。
まぁ、鉄っつぁんにもあの状況で事情説明の余裕は無かったから仕方ないか(笑)。

それでは、また…。










2017年10月14日(Sat) 00:37
地味JAM尊さん
編集
>地味JAM尊さん

こんばんは。
コメントありがとうございます。

>お兼の下駄を揃えるとき「可哀想じゃないですか・・・」とシラっと言える主水。感情を抑えながらも殺意がにじみ出ている筑波様。

ここのやり取りも、芸達者にしかできない緊張感と味わいがあります。

>その後主題歌がバックに被りながら、セリフのトーンが変わる主水。すげえカッコイイ!

徹頭徹尾、手抜き宣言をした後に壮絶な腕を見せてますから。
主水は本当にこの差がすごく、魅力的です。

>藤田まことさんも岸田森さんも最高です。他の役者さんたちも旬だったんでしょうね(中尾ミエさんも未だに五時夢で必殺の話出しますからね)

もう最高ですね。
一気に人を惹きつける、第1話だと思います。
みなさん、若さだけでは出せない、落ち着くにはまだ早い、そういう時期にこういう役を演じていてピッタリです。
中尾さん、いまだに必殺の話をしてくれるんですか。
中村敦夫さんが中尾さんのことを、音楽をやっていた人の鋭いセンスで演じているとおっしゃってました。
草笛光子さんも必殺が忘れられないようですし、女性は特に美しく撮ってもらってますもんね。

コメントありがとうございました。
2017年10月15日(Sun) 01:17
のりさん
編集
>地味JAM尊さん

こんばんは。
コメントありがとうございます。

>必殺シリーズの最高傑作と謳われる新・必殺仕置人、歴史に残る第一話ですね。

鉄と主水の関係を覚えている人はうれしい。
そうでない人もすんなり入れる。
うまい作りです。

>主水さんが是非もなく裏の世界に戻っていく、そこにいるのはかつての相棒、鉄。緊迫感に満ちた筋書き。
>他の人なら絶対にやらないことを、主水さんだからとあえてやってしまう鉄から話が動き出す。あんなに寅と死神を怖れ、一目置いてる鉄なのに、主水さんのことはほっとけないんですね。

江戸にいたのに、主水にコンタクト取ってなかったということですよね。
なのに、主水が狙われたとなると呼び寄せてしまう。
寅の会の怖ろしさを知ってると言うのに。
いかに主水のことは、大切に思っているか。

>主水さんのクライマックスの仕置シーンもまた、かっこいいんだけど哀しい。

こうして主水は、いつも正義感を発揮すると踏みにじられてきたんだなと思います。

>本当に薄ボンヤリなら、本当に昼行灯なら、こんなことになっていないはず。
>結局のところ、汚い上司の犠牲になる気はないし、許せない。

筑波は主水は犠牲にしても構わなかった。
主水は筑波に恩を感じて、精一杯頑張ろうと思っていたのに。
現代に置き換えても、ひどい話です。

でも、主水はそれを跳ね返す。
跳ね返す力がある。
だから、快感です。

>強い主水さんと愉快な仲間たちを堪能できる、最強のシリーズ幕開けですね。

仕置人たちのやり取りだけでも見ていられる作品です。
とにかく、楽しい。

>「おめえとは会わなかったことにしとくぜ」
>最終回の別れのシーンを見ると、いつも、一話目の主水さんの言葉が聞こえてくる気がします。

全編見た後だと、この言葉が沁みますねえ…。
その後、主水が鉄の名を安易に口にしないところでも。
本当に鉄との出会いは主水の心の中に、沈めてしまっているのだと。
「商売人」で正八と一緒にいる主水から、寂しさと虚しさが漂ってしまってますし。
本当に充実した、主水の人生の一番楽しかった時なのかもしれません…。

コメントありがとうございました。
2017年10月15日(Sun) 01:32
キラさん
編集
>キラさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。

>『問答無用』新たな物語の開幕を描く印象的なエピソード。
>念仏の鉄復活!

仕置人を見ていた人は、感動しましたよね。

>仕置人世界に現れた新組織“寅の会”

この設定には驚きます。
仕置人集まって、セリ!

>ですが、この『問答無用』で最も深く描かれたのは、中村主水の闇の世界への回帰でしたね。

これはその後の作品でも何度か描かれますが、この時にその後の主水が決まった気がします。
昼行燈で結構です!

>失意と裏切りと絶望の果て…もはや、自ら断ち切ることなど出来ない“腐れ根っこ”を引きずって、闇の世界へと戻っていく主水…。

完全に、表の世界では自分の正義を発揮する場はないとあきらめた。
裏の世界からは逃れられないのだと覚悟した。

>そして回帰した主水の傍には、無頼なる自由人“念仏の鉄”がいた…!

主水とはまともに生活していたら、役人と犯罪者、監視と囚人。
それ以外で関わることは、ほとんどなかったような相手です。

>それは必然の再会だったのか?
>それとも会わない方が良かったのか?

これは…、もう運命だったんでしょうね。
二度と会わなければ、傷つかずには済んだ。
でも、こんな濃密な時間はなかった。

>ただ、鉄っつぁんたちとの関わりの中、時に心揺らがせながら、でも何処か居心地の良さそうな『新仕置人』の主水には他のシリーズでは観られない余裕と安心感を感じるのは確かです。

そう、居心地良さそうです。
イキイキしてますね。
ものすごく溶け込んでます。

>上司の筑波を演じた岸田森さん…大好きな俳優さんです。

良いですよねえ。
良い俳優さんです。
あの当時の子供には、忘れられない俳優さんかも。

>眼の演技が実に印象的だし、主水に斬られた後の絞り出すような声もまた良い。
>「来い!斬れぇ!」

あの切れ長の目が冷酷で、プライドの高さが出ていて。
スラーっとしていて、本当にエリート与力って感じです。
この方も今も活躍されていたら、良い演技見せてくれたでしょうね…。

>そうそう、主水の仕置を競り落とした市郎太チーム。
>劇中、彼らに手続き上の不備は見られない…なのに「面(ツラ)見られた!生かして帰すな!」と鉄っつぁんたちに返り討ち。
>殺(や)られ要員は分かるけど、何だか可哀想。

阿藤さんは寅の会の掟を破って、主水に取引を持ち掛けてしまったから死神にやられてしまうのはまあ、しかたない。
あのやり方だと、主水以外の人を巻き込んでも平気なのかもしれない。
しかし考えてみると、この人たちは寅の会で競り落としたからやってるだけ。
さらには怖ろしい寅の会を、最初から鉄は欺いている。
なかなか、すごい第1話。

>まぁ、鉄っつぁんにもあの状況で事情説明の余裕は無かったから仕方ないか(笑)。

裏稼業だから、所詮はちょっとしたきっかけで殺し合うってことなんでしょうか。
怖ろしい世界ではあります。
鉄たちが魅力的だから、あまり気にしないけど、やっぱり怖い世界なんですね。

コメントありがとうございました。
2017年10月15日(Sun) 01:53












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