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「クソ野郎と美しき世界」。


通勤路の途中や、家から結構近いところに上映館がありましてね。
会社終わってから間に合う上映時間あり。
しかし、休日にも行けるということで見てきましたよ。
だって2週間しか上映しないって、聞いたから。

気になるじゃないですか。
今の彼らが。
その彼らの映画ですから、これは見ておこうと。
4部のオムニバス構成。

まず「ピアニストを撃つな」。
稲垣吾郎さん主演。
役は、稲垣さん自身です。
園子温監督なんですね、前衛的にチャレンジしたのかな。

「慎吾ちゃんと歌食いの巻」。
香取慎吾さん主演。
こちらも役は、香取さん自身です。

歌食いに持ち歌が食われ、歌えなくなってしまう。
何だか、すごく心に迫る設定。
歌えない…。

忘れてしまった歌の歌い始めが「あ」。
「あれから僕たちは…」、「夜空ノムコウ」?
「き」は、何だろう。

「せ」は、これは「世界に一つだけの花」でしょう?
かなり、メッセージ性、強い。
ファンへの気持ちがこもっている話。

「光へ、航る」。
草なぎ剛さん主演。
役は、元ヤクザ。

病気で亡くなった子の手を移植された子供に、破綻しかかっている夫婦で会いに行く話。
妻は尾野真千子さん。
言葉だけ書けば、とても乱暴だが、彼の口から出ればそれは違う。
愛情が込められているのが、わかる。

これを見て思ったんですが、草なぎさんの演技は抜けてます。
吾郎ちゃん、慎吾ちゃんを落とすわけじゃないんです。
ただ、草なぎさんは別格だと再認識。
別格の演技をする。

この人、良い役者だ。
演技、見たい。
太田光さんは良く、こらこら話の腰を折るなと思ったりしてまして。
監督としてどうなんだろうと思いましたが、うまかったです。

こんな映画撮れる感性をお持ちなんですね。
笑いのシーンは、やっぱりさすが。
この話だけで、映画1本できると思います。


どの話でも、彼らは大切なもの、世界を失っている。
それを取り戻そうとする過程で、自分たちにとって何が大切か気づく。
最後は豪華なショー。

しかしこれでそれぞれ別の話と思えた話が、つながる。
彼らは最後に再生するのだと思える。
おお、良い構成ですね。

見ていて思ったのは、この映画は彼らが通らなくてはならない道だということ。
なくして、大切さ、大きさに気付いて。
そしてこの映画は、解散報道がされてからずっと、傷ついた思いでいたファンへのメッセージだと思いました。
私はSMAPファンというわけじゃないですが、心を痛め、心配していたファンはこれを見て「良かった」と思えたのでは。

もっと宣伝しても良かったと思えるんですけどね。
どうしてこんなにも扱いが少ないんだろう。
歌食いに食われた香取さんが、歌っているのを見て、ああ、良かったなと本当に思えました。
稲垣さん、香取さん、草なぎさんの3人、私はやっぱり、絶対、応援したい。


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2018.04.08 / Top↑
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