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ガッチャマンなら誰?
2018/02/10(Sat)
ぷはははは。
テレビ東京、攻めてますねー。
「バイプレイヤーズ」Season2!

寺島進さんがいないのが、ちょっと寂しい。
でも5人が本当に仲良さそうで、楽しい。
それにこれだけ演技力と個性あふれる人たちが揃ったら、それ見てるだけでおもしろい。

今回、5人の代役に出てきた俳優さんたちも同じく、演技派の個性的な俳優さんたち。
微妙に代役さんの演技が、本来の役をやるべき俳優さんとシンクロしているところがすごい。
こんな俳優さんたくさん出演させて、本当にテレビ東京、えらい!

5人の個性って、特撮ヒーローものだって言った人がいましたが、なるほど。
大杉漣さんがリーダーなので、「ガッチャマン」なら大杉さんが「大鷲の健」?
じゃあ、「コンドルのジョー」は誰だろう?
「裏リーダー」と言われる松重さんだろうか。

「つばくろ」の甚平は、誰?
「みみずくの竜」もいる。
そして「白鳥のジュン」。

彼女は紅一点の女性だけど、5人は全員男性。
うーん、当てはめるの難しい?
ジュンは1話のラストで金髪のツインテールにピンクのリボンの遠藤憲一さんだったりして…。

しかしこのドラマに役所広司さんが出てるのが、すごい。
そして薄情で決してカッコいい役じゃないところが、役所さん、器大きい。
役所さんは「総裁X」?

京極夏彦さんがそういえば、「必殺って全員がコンドルのジョー」って言っていたそうです。
さらに、「必殺好きな人って、コンドルのジョーが好きな人だよね」って。
当たってる!

私もコンドルのジョーが好きでした!
要するに、ひねくれ者?
いやいや…、「バイプレイヤーズ」好きな人、コンドルのジョーはお好き?


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無人島に行く
2018/02/07(Wed)
何と、バイプレイヤーズが今日から放送じゃないですか!
今度は深夜放送ではないんですね~。
金曜日の深夜、もう何もしない。
後は寝るだけ状態で見るのも良かったですが、水曜日も良いかな。

今回は、バイプレイヤーズが無人島に行く?!
週半ばが楽しくなる!
そうか、バイプレイヤーズからもう1年経つんだ…。
去年の今頃、バイプレイヤーズのことを話したっけ。

バイプレイヤーズが終わる頃、明らかな変化があったんだな。
みんな、どうしてるだろう。
1年前と自分のいる環境が変わってるので思い出して、ちょっとしみじみ。
そんなことができるドラマって、良いですね。


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お前のいない生活なんて考えられない 「キアヌ」
2018/02/06(Tue)
先週の日曜日、映画見ました。
その映画は、「キアヌ」。
猫がかわいい!

ギャングのアジトが襲撃され、ボスが飼っていた子猫が逃げ出す。
銃弾飛び交う中、子猫が走るシーンはちょっとヒヤヒヤします。
逃げ出した子猫は、住宅街へ、一軒の家の前へ。
その家にはレルという男性が住んでいた。

レルは彼女にふられたばかりで、落ち込む毎日。
未練たらたらだが、親友で従兄弟のクラレンスは悪い女と別れられたと喜んでいる。
失意のレルが玄関のドアを開けると、そこに座っていたのは子猫だった。

その愛らしさに思わず、家の中に入れたレル。
子猫を「キアヌ」。
ハワイ語で「涼風」と名付ける。

しかし、レルとクラレンスが外出した時、レルの家に強盗が侵入。
キアヌをさらっていってしまう。
どうやらその強盗は、隣の家の薬の売人と間違えたらしい。

今や、キアヌのいない生活など考えられないレルは、ギャングからキアヌを奪還する決意をする。
レルとクラレンスは、ギャングの経営するクラブに向かう。
そこで、最初のギャングの襲撃の実行者・殺し屋兄弟と間違えられる。
キアヌを取り戻すまでは、殺し屋兄弟になりすますことにするが、敵対するギャング襲撃を頼まれてしまう。

ついにはキアヌの元の飼い主であるギャングの兄弟が、キアヌを弟の形見として持って行くなんて展開も。
ギャング同士の抗争に巻き込まれるレルとクラレンス。
しかし、彼らの目的は麻薬でもなければ、お金でもない。
キアヌだけ!

…というコメディー。
舞台になるのがギャングの世界だけに、銃撃戦あり。
コメディーだけど、ギャングの世界ってハッタリも大切…なんて思います。

ただ、ただ、あちこちに連れて行かれて、いろんなコスチュームを着せられるだけの存在に見える子猫のキアヌ。
しかし、猫は猫で、飼い主を選んでいるんです!
最後にピンチのレルを見たキアヌが取った行動に、猫好きは感動。
どんでん返しも心地良く、気楽に見られます。

レルは、アメリカで大人気の黒人コメディアン、キーガン=マイケル・キー。
クラレンスは、彼とコンビのとジョーダン・ピール。
「キー・アンド・ピール」という人気番組に出演しています。
たぶん、その番組の延長みたいな映画なんでしょうね。

レルが見る夢で、キアヌがしゃべりますが、その声をキアヌ・リーヴスがやっているという!
あのスローモーションは、「マトリックス」なのかな?
銃撃戦はキアヌが愛犬のためにマフィアを皆殺しにする「ジョン・ウィック」?

映画が終わり、クレジットが流れる中、映るのはレルがキアヌで作ったカレンダーの写真。
これが映画の名シーンをキアヌで表現した、レル曰く「売り物じゃない!」もの。
キアヌの特長を知らせるために見せたら、婦人警官が気に入って持ってってました。

ぬいぐるみを座らせて、その前のドアに穴を開ける。
そこからのぞく、キアヌ。
「これは世にも怖ろしいシーンなんだ!」

そう、「シャイニング」でジャックが妻子が隠れるバスルームのドアを斧で叩き割る恐怖のシーンです。
でも顔を見せるのは、愛らしいキアヌ。
奥さん役のぬいぐるみがまた、おかしい。
このカレンダー、ほしい…。


2016年公開。
気軽に見られるので、猫好きにはおススメです。
クラレンスが好きで聞きまくるのが、ジョージ・マイケル。
信じられないことに昨年の12月に亡くなりましたが、ジョージ・マイケルが好きな人にもおススメです。



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嵐を呼ぶ雪
2018/02/04(Sun)
雪降ったらもう、会社来ないから!
前日に宣言した人もいましたが、金曜日はお休みの人が多かったです。
私が使用している電車は、謎の頑張りを見せてくれたため、大して遅れもしないで通常運転。
休む理由がないし、1月の三連休後、熱発で結局一週間休んだのでちゃんと通勤。

この寒い中、自分は寒いの大好き!
雪、大好き!
積もると良いなあ!なんて言って、密かにひんしゅく買っていた人がいますが、許してやって。
この雪に、現場の外の仕事に回されたんですから。

そうやって元気出すしかない。
あとは中で雪キラ~イなんて言ってるこちらへの当てつけというか、怒ってんだろうなあと思いました。
何にもしてないのに何で恨まれるのだと思わないでもないけど、何の関係もない人より近くで中にいる人間に怒りを感じるのはわかる。

隣の席の人は雪積もれ発言を聞いて、素直じゃないねえと言いました。
素直じゃないってことが、不幸だってことなんだよと。
あの人が苦境に立っている理由が、あの雪積もれ発言でわかると言う。
うーん、話が重いな。

逆にロシアから帰ってきた人は、このぐらい平気!まだまだぁ!と言ってました。
何でもマイナス21度だったそうで。
そして早朝、残っている自分の家の前の雪を向かい側に移動させている人がいました。

確かに移動させた先は電信柱があるところだけど、一応、人の家の前でもあるし。
駐車場の出入り口にはかかってないけど、電信柱の左側の家はそこ、駐車場の門扉だし。
確かにそこの人はめったに車、出してないけど。

自分の家は北側だから、その南側に雪出したい気持ちはわかる。
わかるけど、移動させた先の家の人とトラブルになる場合もあるなあと思って見てました。
雪はいろんなトラブルを呼びますね…。

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スーパー、ブルー、ブラッド、ムーン
2018/02/03(Sat)
ちょっと遅い話になってしまいますが、1月31日の皆既月食。
皆既月食に、ブルームーン。
さらにブラッドムーン。
スーパームーンも重なった夜。

見られて良かったです。
翌日だったら、雪交じりの雨ですから。
家の最寄り駅に降りた時、進行方向向かって右側に月が見えました

おおっ、大きな月!
スーパームーンですね!
月が地球に最も近づく「近地点」で迎える満月で、通常よりも最大14%大きく、30%明るく見えるとか。

そして満月が月に2回訪れる、ブルームーン。
ブルームーン自体は珍しくはないですが、これに皆既月食が重なるとなると話は違ってくると言う。
さらに地球の影に隠れて赤く染まったブラッドムーンが見られる可能性も。

寒いけど、ちょくちょく外に出て観察しました。
やがて月は三日月に。
そして10時30分前に、月が地球の影に完全に隠れました。

ちょっと左下の部分が黒くて、まん丸というわけではありませんが、茶色っぽい月になりました。
月食の月は、こういう色になるので、何だか神秘的な感じがします。
今回は早い時間に皆既月食になりましたから、近所の子供たちも観察できていたようです。
あちこちで子供の声が聞こえてました。

次回の月食は、7月28日の明け方だそうです。
しかしこの月食は明け方のため、場所によっては月が沈んでしまっていたり、明るかったりであまり条件が良くないとか。
今回は70分以上も月食が続いたけど、次回の月食は20分程度だとか。
いやー、今回、見られて良かったです。

良いデジカメを持っていた人は、くっきり撮影できていました。
私のスマホだと、何が何だか。
天体って不思議ですねえ…。
まさに神秘。


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重い…。 「未解決事件ファイル6」
2018/01/28(Sun)
見ました、NHK「未解決事件ファイル6」。
赤報隊。
朝日新聞阪神支店に、目出し帽をかぶった男が押し入った。

男は散弾銃を発砲。
小尻記者が29歳で命を落とす。
その後、赤報隊は総理大臣や大物政治家にも脅迫状を送った。

警察は124万人の捜査員を動員したが、犯人は逮捕に至らず。
赤報隊事件です。
ドラマ部分で草なぎさんは特命を受けて、独自に仲間を殺した犯人を追う樋田記者を演じます。
当たり前ですが、実際の未解決事件を扱うので、とても重い。

事件から30年が経った樋田記者と辰濃記者の再会から、ドラマは始まりました。
今年も樋田記者は小尻記者の墓参りに行きましたが、辰濃記者はこのところ、ずっと行っていない。
あの時、小尻の墓の前で誓ったのは、必ず犯人を突き止めること。
逮捕に至らしめること。

その約束が、今も果たせない。
この重々しさが、墓参りから遠ざけさせる。
しかし、樋田記者は「行ったよ」と答える。

小尻記者の自宅は、朝日新聞阪神支局からベランダが見える近くにあった。
最近、阪神支局には無言電話が頻繁にかかってくるようになっていた。
テレビが映る。
大河ドラマだった。

1987年5月3日、午後8時15分ごろ。
足音が近づいて来る。
支局のドアが開いた。

誰かが、部屋の中を進んでくる。
ふと、犬飼記者が顔を上げた。
目だけを出した、帽子をすっぽり被った男が立っていた。
男は、銃を向けた。

ためらいなく撃った。
うめき声をあげて、犬飼記者が倒れる。
寝ていた小尻記者が、跳ね起きた。

次に銃口が火を噴いた。
小尻記者が、腹を抑えて倒れる。
仰向けに倒れた犬飼は、歩く犯人の靴を見ていた。

次に犯人は、高山記者に銃を向けた。
息が止まる。
真の恐怖の前には、悲鳴も出ないのだ(「山岸涼子作『負の暗示』)。
だが犯人は、高山記者を撃たずに去って行った。

我に返った高山記者は、ドアに飛びついた。
カギをかける。
そして電話をかける。
「朝日新聞です!」

大島支局長が飛んでくる。
警察官が立ち尽くしている。
8時半少し前。

「何があったんや」。
「猟銃です」。
目出し帽の男に撃たれたと、高山記者は言う。

「なぜ、救急車が来ない!」
大島支局長が叫ぶ。
仰向けに倒れている犬飼記者。
うつぶせになっている小尻記者。

一目で、まずいことがわかる。
救急車が到着。
担架で、小尻記者が運ばれていく。
「ちっきしょう」と、小尻記者が声を出す。

支局を見回した大島支局長の目が見開かれ、口が呆然と開く。
小尻記者が座っていた椅子に、血だまりができていた。
犬飼記者が担架で運ばれていく。

「ワンちゃん、しっかりせい!」
仲間の記者が犬飼記者に向かって「ワンちゃん」と、呼びかける。
「大丈夫や、がんばれ!」
「小尻、小尻は?」と犬飼記者が聞く。

その様子に仲間は「大丈夫か。大丈夫やね!」と言った。
樋田記者は、当時、大阪本部の社会部だった。
小尻記者と、直接の面識はなかった。

妻が、リビングでテレビのニュースを見た。
あわてて、夫を呼ぶ。
樋田記者は支局に電話を入れるが、自宅で待機していてくれと言われる。

しかし、落ち着かない。
やっぱり行くと立ち上がったが、妻は自宅待機と言われたならと制止する。
小尻記者はわき腹を討たれ、200発の散弾が体にはじけ散った。
医師はもう手の施しようがない、家族が到着するのに間に合えば…と言った。


…この辺りの描写は、ものすごく怖いです。
演出を抑え、ドキュメンタリーにしているからでしょうか。
実際の未解決事件ということが、恐怖なのでしょう。


駆けつけ、警察の制止をかいくぐった辰濃記者に大島支局長が言う。
高山記者は、手が震えて記事が書けない。
代わりに書いてくれ。

午前1時。
小尻記者死亡。
告別式が執り行われた日、複数の報道機関に犯行声明が送られてきた。

犯人は、赤報隊と名乗った。
赤報隊とは幕末に存在した官軍の先遣隊として、年貢を半額にするという約束を信じて入った志士集団だ。
しかし約束は守られず、隊長ら8人は偽官軍として処刑されている。

悲劇の志士。
自分たちの正義を否定された、被害者意識。
正当に評価されない不満。
樋田は、そうつぶやく。

阪神支局の入り口は、夜10時からはカギをかけることになった。
ゆくゆくはオートロックにして、カメラもつける。
それでは、開いた支局ではなくなるではないか。
気軽に来られる開かれた支局だから、情報が入ったのに。

それだけではない。
朝日の社旗や看板も、下ろすという決定だった。
犯人の思うつぼじゃないかという声が、ますます上がる。
黙って聞いていた樋田が、口を開く。

「駆け出しのころ、先輩に言われました」。
「言論機関がテロリズムと戦う時、最も有効な戦い方はテロの前後で、絶対に論調を変えないことだって」。
「朝日の看板も、同じじゃないですか」。
「はずしたら、テロに屈することになりませんか」。

目が怒りに満ちている。
しかし支局長は、ここで働いている社員を守るためだと言う。
樋田は、唇を真一文字に食いしばる。
だが反論は、しなかった。

小尻記者の妻が、まだ小学校にもあがっていない娘を連れて支局に来た。
夫の残した遺品を引き取ると、娘がおうちが見えると窓の外を指さした。
誰もが言葉を失う。
妻が涙をこぼす。

そして、樋田、辰濃を含む4人が特命を受けた。
ひたすら、犯人を追え。
記事は書くな。
事件の真相に迫り、犯人を捕まえる、それが使命だ。

仲間を殺された悔しさ。
小尻が何をしたと言うんだ。
たまたま、あのソファに座っていただけだ。

ひょっとしたら、俺だったかもしれないと、辰濃が叫ぶ。
樋田も言う。
「そうだ、俺だったかもしれない」。
「だから、余計に悔しいんだ!」


…ここで実際に当時、阪神支局にかかってきた脅迫電話の音声が流れます。
本物かどうかは、わからない。
だが、不気味です。


犯人は右翼なのか。
右翼を装っているのか。
樋田たちは、右翼団体に取材に行くが「朝日は大嫌いだ」と言って応じてもらえない。

当時、小尻が取材していた記事にはいろいろと「危険な」ものがある。
なかなか進展しない状況に、苛立った樋田と辰濃が対立することもあった。
しかし、思いは同じだ。
2人は新たに、絆を深める。

その中で、怪しい人物が浮かび上がった。
佐藤といって元自衛隊員で、銃の扱いに慣れている人物だ。
アフリカに渡り、武装組織にいたこともあるようだ。

右翼団体の代表に、樋田は頭を下げる。
「だから、本人が朝日嫌だってんだから、しょうがねえじゃねえか」。
大して関心がなさそうな会長に、樋田と辰濃はこれ以上はできない程、頭を下げる。

「手ぶらでは、社に帰れません」。
「会長のお口添えで、何とか!」
「お願いします!」

会長は道端にいる樋田と辰濃に、車から教えた。
「あれが佐藤だ」。
その男は街宣車の上で、演説をしていた。

樋田たちは、佐藤に接触を試みた。
突然、佐藤は車が通る道を突っ切って逃げた。
佐藤は止まった車に逆に、怒号を浴びせた。

樋田と辰濃は追う。
佐藤の足は速く、逃げ方が実に巧みだった。
周りの人が佐藤に怒鳴られ、避ける。
佐藤が、人ごみに紛れる。

見失いかける。
必死で追う。
しかし、何度目かの角を曲がった時、視界に佐藤はいなかった。

名古屋にある朝日の施設が、襲撃された。
社員寮のテレビが銃撃されたが、幸い、誰もいなかった。
大惨事になるところだった。

阪神支局と同じ、散弾が落ちていた。
現場近くで目撃されたのは、目出し帽の男だった。
赤報隊は、またしても犯行声明を送った。

東京本社の建物も、実はこの事件の4カ月前に銃撃されていたことも分かった。
これで犯人の目的が、はっきりした。
犯人は朝日全体が、狙いなのだ。

辰濃が、不謹慎にもホッとしたと言う。
もしかしたら、自分の書いた記事が原因で襲撃されたのではないか。
そう思うと、たまらなかったのだと言う。
樋田は妻に、取材をしていて朝日に対する怒りを肌で感じると言った。


…この事件について、何の雑誌だったか忘れましたが、インタビューを読んだことを覚えています。
インタビューに答えているのは、右翼団体の代表でした。
当時、雑誌で良く見かけた人だったと思います。

右翼というのは、国のためにならないと思うから、殺す。
本人に恨みは、ない。
ただ、国のためにならない。
その理由で殺す。

だから、出所したらちゃんと、殺した相手の墓に参る。
墓参りを欠かさない。
でも、この犯人は違う。
少なくとも、自分が知っている者のやり方とは違う。

…すさまじい話だなと思いました。
同時に、自分の知らない世界と、そこに存在するルール。
信義、心情というものに驚いた覚えがあります。
そういうものなのか、と思いました。


極力、感情を抑えた草なぎさんのナレーション。
小尻記者の娘が、成長していく。
時間の経過。
進まない真相究明。


取材する相手は、朝日新聞に敵意を向けて来る。
危険を、恐怖を感じることもある。
朝日は、特定の国の言い分をそのまま書いていると言い、今回のテロを「是」と肯定する者もいる。
自衛隊に決起を促し、自決した三島由紀夫に心酔している団体だ。

樋田と辰濃は、その団体の取材に向かう。
どうしてここがわかった?と、代表の林は問う。
新聞記者は自分たちだけが、安全圏内にいて取材する。
私は、そんな者は認めない。

樋田と辰濃は、自分たちの住所を書いた。
「赤報隊事件について、どう思いますか」。
「是、だと思っている」。

「言論に対しては、言論で反論するべきじゃないんですか」。
「それはわかる。しかし言論の暴力は?」
例えばあの戦争に関して、朝日新聞はある特定の国の言い分だけを書いている。
それこそ、日本に対する暴力だ。

樋田は、それを否定する。
自分たちは取材に基づいて、書いていると言う。
「暴力に訴えられても、論調は変わりません」。

しかし、相手は譲らない。
樋田が問う。
「あなたは、テロ自体を認めるということですか」。

「国を良くしようと思う者が、その過程でやるものは許される」。
「私利私欲を捨て、国家のためにやることなら許されるのだ」。
「そこには、優しさがある」。
…これを話す、村田雄浩さんが迫力。

「優しい人がやるテロは許されるなら、優しくない人がやるテロは許されないと言うことですか」。
「そういうことだ」。
「だから阪神支局襲撃も、許されるということですか」。

林代表の顔色が変わり、立ち上がった。
「何が言いたいんだ」。
「あれは僕は、やっていない。やれと言うことも、できない」。
「何が聞きたいんだ。ハッキリ言ってくれ」。

「林さんがやったとは言ってません。ただ、どうしてああいう事件が起きたのか。犯人に聞きたいと、思っているんです」。
「そうか。その気持ちは、わかる」。
代表は、座りなおした。

すっと、樋田は小尻の家族の写真を出した。
「先ほどのようなことを、小尻記者の家族の前で言えますか」。
「…」。

まだ、赤ん坊と言える娘を抱いた妻。
そこに並ぶ小尻記者。
林の目が、それを見つめる。

「言えないかもしれない。しかしあなた方は阪神支局のことばかり言うが、朝日新聞は記事に間違いがあっても訂正記事を書かなかった」。
「マスコミは紙面に責任を負うべきだと言う意見は、もっともです。しかしそれでも、暴力は認められない」。
「我々には発言する機会さえ、与えられないじゃないか。だから暴力という…」。
「聞いてください!」

樋田は林の言葉を、遮った。
「この社会には多様な見方、考え方があります。メディアの世界も、同様です」。
「そんなことは、わかっている!」
林代表も、声を荒げる。

「朝日新聞が間違っていることもありますし、激しい議論が起きることもあります」。
「しかし立場の違いを認めず、考えの異なる者を銃で撃ち殺し、それが正義だと主張したのが赤報隊です」。
「そういう意味で、殺された小尻記者に向けられた銃弾は、自由な社会を求める私たち一人一人に向けられたものなんです」。
「だから、ああいう暴力は絶対に!認められない!」

樋田も、一歩も引かなかった。
声は震え、目は充血している。
そして…。

社会部のデスクに、あの事件の犯人を知っているという電話が来る。
樋田が「お名前を」と言う。
「名前は言えません。言ったら、私が命を狙われます」。
時効まで、あと半年だった。

電話の相手は、あの、雑踏で見失った佐藤が犯人だと言う。
佐藤はあの時、東京の右翼団体に所属していた。
しかし翌年、団体を抜け、人里離れた山寺にこもった。
そしてその寺で、練炭による自殺をしていたことがわかった。

この後、右翼団体の関係者を名乗るその男と、樋田は会った。
「佐藤明彦という男を知っているか」と、相手が言う。
「何か、ご存知ですか」。

「佐藤が、オタクの阪神支局を襲ったんや」。
「同じ内容のタレコミが、去年ありました。もっと詳しく聞かせてくれませんか」。
「…ほんまか。タレコミが、あったんか」。

相手は笑った。
そして、「私の創作や。右翼仲間や警察から聞いた、断片的な話を組み合わせたんや」と言った。
「これで一酸化炭素中毒なんかとちごうて、自決やったら犯人のイメージに、ピッタリやったのにな」。

「…」。
「…」。
沈黙が続いた後、樋田が問う。
「本当に、あなたの創作なんですか」。

「…」。
「…」。
何度聞いても、男は自分の創作だと笑っていた。
電話の相手はそれをどこかで偶然、聞いただけなのか。

小尻記者の妻から、樋田に電話が来た。
娘と一緒に、事件のことを聞きたいと言う。
時効ももうすぐだし、ちょうどいいタイミングではないかと思ったらしい。

赤報隊の声明文を、樋田は小尻の妻と娘に見せた。
妻は泣いた。
「お母さん、大丈夫?」と、娘が気遣う。
「体が震えて来る」。

娘が言う。
「一体、何が言いたいの、これ?結局何でお父さんは殺されたんですか。誰に殺されたんですか」。
最後の方は、叫びに近かった。

娘の問いに樋田は「いつか…。美樹ちゃんにきちんと答えられるように、これからも取材を続けるよ」と応えるのが、やっとだった。
妻は、頭を下げた。
時効を迎える日。
樋田の腕時計が、11時59分から0時に変わる。

時効、成立。
先ほど、兵庫県警と電話して、時効が成立したことを確認しました。
樋田の電話の相手は、小尻記者の両親だった。
仏壇の前の妻。

「ありがとうございます」と、小尻の父親は礼を言う。
だが、自分たちに時効は、ない。
「僕も同じ気持ちです」。

小尻記者が撃たれた時間が、来る。
朝日新聞では、黙とうがささげられた。
事件は時効となり、赤報隊は闇に消えた。

あれから30年。
樋田と辰濃が、再会している。
赤報隊は、今も動き出すかもしれない。

「じゃあ」。
2人は右と左に、分かれていく。
「樋田さん」。
辰濃が、呼び止める。

「いつまで取材、続けるつもりですか」。
「僕が取材をやめたら、犯人に負けたことになる」。
辰濃が、薄い笑顔を浮かべる。

樋田も薄く笑みを、浮かべる。
2人は、背中合わせに離れていく。
雑踏の中。

樋田の笑顔が、消えていく。
初老を感じさせる樋田。
だが歩きながら、その目は光を増す。
意思の強い力が、その目にはまだ、みなぎっていた。



草なぎさんの演技する姿、久しぶりに見ました。
やっぱり、良かったですよ。
うまいかどうか、意見はあると思います。

でもこの樋口は、草なぎさんの樋口。
他の人が演じたら、こうならないだろう。
草なぎさんは、そういう味を持っていると思います。

世界を作っている。
そういう俳優さん。
時間の経過も、樋口の積み重ね行く時間も表していました。


ドラマの終盤に、音楽が流れる。
30年。
いつまで取材を続けるんですかという辰濃の問いに、僕が取材をやめたら犯人に負けたことになると言った樋口。

阪神支局は、建て替えられた。
3階には、事件の資料が保存されている。
犬飼記者の命を救った、銃弾を受けて曲がったボールペン。

そして、小尻記者の座っていたソファ。
生きていれば、61歳になる。
樋田毅氏は、記者人生を事件解明にささげてきた。

先月、退社。
現在65歳。
だがまだ、犯人を追い続ける。
赤報隊の目出し帽の写真を、じっと見る。

これは赤報隊との戦いだ。
闇に消えるなんて、卑怯じゃないか。
何故、事件を起こしたのか、正々堂々と我々の前で語ってほしいと言う。
赤ん坊と妻と、小尻記者の写真。


いやー、重い。
この音楽が流れると、ああ、これは未解決なんだ…と思う。
事実は、重い。
その重いドラマを、草なぎさんは演じていました。

やっぱり、草なぎさんは良かった。
これだけ重い演技ができて、それでいてコメディーができる。
良い俳優さんだと思います。
また、草なぎさんの演技が見たい!と思うドキュメントドラマでした。

もちろん、今夜も見ます。
草なぎさんはこういうジャンルのドラマにも、どんどん進出してほしい。
人生経験が糧になって、非常に良い雰囲気を身にまとっていると思います。
こういう重いドラマができる、初老も演じられる俳優になっていますね!

(28日、加筆訂正あり)。


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大人になると
2018/01/27(Sat)
しかし、今週は月曜日から雪が降って、大変な一週間でした。
月曜日は1時間ほど早く帰宅したんですが、時すでに遅し。
通常の2倍の時間が帰宅するのに、かかりました。
もう1時間早く帰るべきだったと思いました。

駅に着いたら、「どこの温泉街ですか!」
見慣れたいつもの街が、雪景色と化して全く違う顔を見せている。
容赦なく吹き付ける強風。
降り続ける雪。

寒い!
手の感覚がなくなっちゃう。
それでも「湯豆腐!」と突然思って、豆腐買って帰る自分がわからない。

自分の家の前の道路は、くるぶしまで雪に埋もれました。
靴の中に雪が入る~。
冷たいぃい~。

家の中に入ると、すぐにヒーターをつける。
猫が来る。
こたつもスイッチオン。

動けない。
こたつから出られない~♪
お風呂のスイッチオン。

あったまる。
それしかない!
お風呂に入って、やっとホッとしました。

夜中、シャカシャカ音がする。
お向かいさんが雪をかいている。
少しでもかいておこうという気持ち。
わかるけど、降り続いてるからどうなんだろう。

そして翌朝。
雪かきせねばなるまい。
玄関から門まで、歩けないです。

雪かきしていると、ご近所さんも出て来てやっている。
腰を痛めないよう、あまり雪を持って移動しない。
道の隅に寄せる。

とりあえず、自分の家の前は何とか終わらせる。
しかし、お年寄りだけの家は…、できないだろうなあ。
お向かいさんと相談して、手が付けられてない家の玄関、前の道路の雪かきにかかる。
お隣さんもやってないから、一応やっておく。

すると、奥さんが顔を出して、「インフルエンザなんです、すみません」。
あー、出ちゃダメですよー。
私も先々週だったら、動けなかったです。
大丈夫ですよー。

お年寄りの御夫婦も顔を出して、玄関やってくださったのはどなたですか?と言う。
私たちでーす!
すみません。
かまいませーん!

凍ると危険なのは、みんなですから。
大丈夫ですよー、と言いながら2時間半経ってしまいました。
おお、会社行くぞ。
会社。

出勤したら、休みの人が多いんです。
私の利用してる電車は、謎の頑張りを見せて通常通りに動いてくれました。
夜は痛くなりそうな腰や、腕を冷やして寝ました。
おかげで、ものすごい筋肉痛とはなりませんでした。

帰宅時、通った家の前の道路は、ご近所さんの頑張りで、これなら凍結は免れる!状態でした。
しかし、別の道路が危なかった。
雪かきしている時、車が通過して行きましたが、雪がプレスされちゃいますもんねー。

大人になると、雪が嫌いになるねえと話しながら雪かきしてました。
雪かきもしないで、雪を楽しめる状態でなかったら嫌いだよー。
年取って雪かきできなかったら、どうする?
その時は雪が大好きな人を呼んで来ましょう。

どうやって?
うーん。
大人になると、雪も暑い夏も嫌いになるねえ。
暑い夏を働かずに遊んでいられる状態じゃないと、夏も楽しめないのよ。

最近の夏は、ちょっと暑すぎだけど。
大人になるって寂しいわねえ、などと言いながら雪かいて、会社に行きました。
今週はみんな、疲れましたね。


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